本当に買い換えた方が得なのか?

エコ家電に買い換えるのはいつ?

エコ家電に買い換えるのはいつ?

近年家電の省エネ化は進み、古い製品と比較すると消費電力半分以下!というような製品が多くなってきました。

そうは言っても家電品は安い買い物ではないですし、いくら電気代が安いと言ってもまだ使える物を処分してまで買い換えるのはもったいない!と思われることの方が多いのではないでしょうか。

ところが、こうして勿体無いと思って使い続けている方が、逆に無駄なお金を使っていることもけっこうあるのです。

では、どのような家電をどのタイミングで買い換えるのがお得になるのでしょうか。

現在の消費電力を知る

「年間何万も電気代が安くなる!」と言われても、今現在使用している機種が実際にどのくらい電気代がかかっているのかピンとこないと、新しいものとの比較ができないですよね。

そこで、現在使用している機種の電気代を調べると良いのですが、照明器具などのように同じ電力を安定して消費するものに関しては「消費電力(kw)×時間×電気代(約22円で計算)」すれば簡単に算出できます。

ですが、消費電力が運転によって変動するものであれば、「エコワット」や「ワットチェッカー」などの簡易測定器を利用して消費電力を調べるのが手軽ですが、このようなものをわざわざ購入するのはちょっと…という場合は、公表されているデータを参照しましょう。

財団法人省エネルギーセンターのサイトにある、省エネ性能カタログをみると、過去約11年分ほどの家電品のデータが掲載されています。現在お使いの機種のメーカー、年式、型番がわかればすぐに調べることができます。

参考までに省エネ性能カタログによると…
例えば冷房能力2.8kwタイプのエアコンの場合、D社製最新の省エネ性が高いエアコンの年間電気代は19,000円。同じくD社製1998年製の年間電気代は37,419円でした。

このように現在使用している家電の電気代を知ることで、買い替えをした時のメリットがどのくらいあるのかが分かれば、どのタイミングで買い替えすればいいのか参考になるでしょう。

参考:省エネ性能カタログ(財団法人省エネルギーセンター)


トクする家電とそうでもない家電

近年の家電は軒並み省エネ化が進んでいますが、これは絶対買い替えた方がお得!というものと、たしかに省エネだけど時期が来たらで良いだろう、というものがあります。

例えば、電子レンジの場合。
最近の製品はドアを開けないと電源が入らない仕様になっている製品が多く、使用していない時には自動的に電源が落ちるようになっています。そのため従来品のように常に時計が表示されてるような物と比較すると、待機電力が大幅にカットできるようになっています。

ですが実際使用する時には、例えば「600Wで1分加熱」をしたら最新だろうと旧式だろうと消費電力は全く同じ。運転自体が省電力になっているわけではありませんので、節約できる金額はごく微々たるものといえるでしょう。

家庭の中の消費電力

家庭の中の消費電力

省エネ家電に買い替えた方がお得!というものは、主に家庭の中の消費電力割合が高いものです。右の表のように、家庭の消費電力は「エアコン」「冷蔵庫」「照明器具」「テレビ」だけでも約7割を占めています。故に、これらを見直すとより大きな省エネ効果が得られると考えられるでしょう。


エコポイントに注目

ならば我が家の古い冷蔵庫を今すぐ買い替えよう!!と思われた方。ちょっと待って下さい。せっかく買い替えるならば少しでもお得に買い替えたいですよね。ならば今話題の「エコポイント」に注目です。

平成21年5月15日から、省エネ性能の高い家電製品の購入に際し、様々な商品やサービスと交換できるエコポイントが付与されるという事業が始まります。このエコポイントは製品のリサイクル費用も対象になります。(注:平成21年度補正予算が国会で成立することが条件)

統一省エネラベル

統一省エネラベル

対象は「エアコン」「冷蔵庫」「地上デジタル放送対応テレビ」のうち、統一省エネラベルの☆マークが4以上の製品で、エアコンと冷蔵庫は価格の5%分程度、地デジ対応テレビは価格の10%分程度のポイントが付与されます。

このエコポイントを貰うには、保証書(購入日、購入店が分かること)領収書(購入日、購入店、購入製品、購入者名が分かること)の書類が必須。同種の古い家電をリサイクルした場合には、家電リサイクル券の排出者控えも必要です。

ですので、購入するならば5月15日以降で書類をきちんと取って置くようにしましょう。

参考:エコポイントの活用によるグリーン家電普及事業(仮称)の実施について

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。