九節板
すべて違った味に仕上げた食材を小麦粉の皮に包んでいただく「九節板」。
料理は、“家庭料理”とうたっているだけに、派手さはないが、あいかわらず盛りつけは美しく、家庭料理の域を超えている。(手間がかかる「九節板」なども出しているしね。)

正直、どの料理も一瞬作れそうな気がするのだが、味わうごとに、“この滋味深い味を出すのは難しいかも・・・”と思えてくるのは、長年一定の味を提供し続けている底力の表れなのだろう。

ナスのヂョン
カリッと焼き上げた表面にほんのり甘いタレが程よくからんだ「ナスの煎」。
5,500円という価格設定が高いか、妥当だと思えるのかは、人によって違うと思うが、なによりも食事を楽しいとおもえた私にとっては、十分満足できた。
ただ、店内は音が反響するので、その場に居合わせた客しだいで、印象はずいぶん変わるということだけはひと言添えておきたい。

というのも、私はとある日の食事で、同席したひととの会話が聞きづらく、また時折声を張りあげながら話をして、食事が終わったころには、どっと疲れてしまったことがあったので・・・。
本来寛いでゆっくりと食事がいただける店なだけに、惜しいなぁとちょっぴり思ってしまった。

参鶏湯
骨まで食べられるくらいじっくり煮込まれた「参鶏湯」。鶏のエキスが堪能できて、これは旨い。
でも、店を出るころには少し下がったテンションは回復し、ほんわかした気持ちで店をあとにできたのですけれどね。
これはなによりもオーナーシェフのおかげ。このオーナーシェフ、物腰がとても柔らかで、話をしていると肩の力がすっとぬけて、実に心地よい気持ちにさせてくれるんです。
店内のほんわかとした雰囲気とオーナーシェフのお人柄が、まさにぴったりという感じ。

体に優しくしみこんでくるような料理の数々をいただける「松の実」
席数が倍に増え、利用しやすくなったのは嬉しいかぎりである。

■韓国薬膳・家庭料理「松の実」
所在地:東京都新宿区神楽坂4-2
TEL:03-3267-1519
営業時間:月~金 17:30~22:30
      土・祝 17:30~22:00
定休日:日曜
交通・アクセス:東京メトロ飯田橋駅より徒歩6分または牛込神楽坂駅より徒歩5分
地図:YAHOO!地図情報
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