定年・退職のお金/老後にもらえるお金

自分のもらえる年金を前提に老後の資金計画を考える

「30代からの将来設計」入門シリーズです。今回は職業やライフスタイルによって老後の資金計画がずいぶん変わってくるという話をします。ポイントは「職業(働き方)」と「ライフスタイル」です。

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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自分のもらえる年金は仕事によってかなり違う!

「30代からの将来設計」入門シリーズです。今回は職業やライフスタイルによって老後の資金計画が変化するという話をします。

ここで押さえておきたいのは「自分はどうか」という点です。専門家でない限り、すべての制度について把握しておく必要はありません。とにかく把握してほしいのは「自分のケース」です。
そして、自分のケースを把握するため、今回キーワードになるのは大きく2つの視点です。

1つは、「職業」です。職業(働き方)の違いは、受け取ることのできる公的年金の違いになります。正確に言えば「職業(働き方の違い)」が「加入する公的年金制度の違い」につながり、「受け取る年金制度の違い」になるのですが、次のページで説明をしてみたいと思います。
金額差でいえば、簡単に数千万円の違いが出ることになりますので、自分のケースを確認してみてください。

2つは「ライフスタイル」です。転職や結婚対象などの人生の変化が、受けられる年金の変化になることがあります。これも「自分のケース」だけ把握しておけばいいのですが、知らないと将来驚くことになりかねません。ぜひ確認してみてください。

それではまず、職業の違いと老後資金準備の関係を考えてみます。

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