ムーアの詩で8頭のトナカイとなってからおよそ100年後の1939年に誕生した「真っ赤なお鼻のルドルフ」物語を、要約してご紹介します。(現在までにディテールの違う様々なバージョンがあります)


「真っ赤なお鼻のルドルフ」のストーリー

ルドルフ 40周年記念DVD(2004年発売) :1964年、米NBCテレビで「RUDOLPH THE RED-NOSED REINDEER」が制作され、歴史的なヒットとなりました。今でもアメリカの子供たちは、クリスマスになるとこのアニメを楽しんでいるそうです。
生まれつき真っ赤な鼻をしていたルドルフは、その鼻の所為でいつもみんなに馬鹿にされ、悲しくて自信の無い日々を送っていました。

ところがあるクリスマス・イブのこと、8頭のトナカイ(既にトナカイの英雄として毎年世界中を駆け巡っていました)がサンタクロースを乗せて出発しようとしたところ、突然深い霧が立ち込めてきました。
「こんなに暗くては煙突を探すこともできない……」
サンタクロースは暗闇の中で出発することもできず、困り果ててしまいます。

その時、8頭のトナカイを一目見ようと集まっていたギャラリーが、なにやら騒いでいるのに気付きます。注目の的はギャラリーの中に居たルドルフ。その赤い鼻がピカピカ光っていたからです。これだ!と思ったサンタクロースがルドルフに近づいていくと、赤鼻を笑われていると思ったルドルフは泣いていたそうです。

そこでサンタはルドルフにお願いします。 
「君はみんなとは違う。でも、だからすごいんだ。君のピカピカの赤鼻はみんなとは違うけれど、暗い夜道を照らすことができる。だから役に立つんだよ!」

その夜、先頭を走るルドルフの活躍によって無事にプレゼントが届けられ、一躍みんなが一番憧れるトナカイになりました。あんなに嫌だった赤い鼻、コンプレックスでしかなかった赤い鼻のお陰で、世界中の人気者になったルドルフ。この年以来9頭でソリをひくようになり、その先頭で世界中に夢を運ぶお手伝いをしています。


……いかがですか、いいお話ですね。この内容を知ると、あのクリスマスソングが違ったものに聴こえてくるでしょう。でもこれだけではありません。

この赤鼻のトナカイが誕生した背景にも、素敵なストーリーがあったのです  >>>