ISCの審査員を紹介しよう

顔ぶれを見て胸が躍った。日本の蒸溜所に世界的なブレンダーたちが一堂に会するのは史上初のことであり、また今後もそうは度々あることではない。
つい先日、12月5日(火)、サントリー山崎蒸溜所にISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)の審査員が集まり、ウイスキーミーティングが開かれた。
審査員一堂
ISC審査員たち。日本の蒸溜所に世界的なブレンダーたちが一堂に会するのは史上初。

集まった審査員の紹介をしよう。
イアン・グリーブ●ISC代表/元ディアジオ・マスターブレンダー
ジョン・ラムゼイ●ISCウイスキー部門審査委員長/エドリントン・マスターブレンダー
ロバート・ヒックス●前アライド・マスターブレンダー
コリン・スコット●ペルノ・マスターブレンダー
デビッド・スチュワート●ウイリアムグラント・マスターディスティラー
バリー・ウォルシュ●アイリッシュディスティラー・前マスターブレンダー
ビリー・ライトン●アイリッシュディスティラー・チーフブレンダー
ジミー・ラッセル●ワイルドターキー・マスターディスティラー
佐藤茂生●ニッカ・前マスターブレンダー
輿水精一●サントリー・チーフブレンダー

以上の10名だが、残念ながら来日できなかった審査員も紹介しておく。
ジム・ビバリッジ●ディアジオ・マスターブレンダー、リチャード・パターソン●ホワイトマッカイ・マスターブレンダー、ジム・マッキュアン●ブルイックラディック・生産担当役員の3名である。

誇り高きジャパニーズ

さて、何故山崎に彼らが集まったか。ISCでは毎年4月にロンドンでおこなわれるコンペティションの審査会だけでなく、反省や今後のことについて検討するミーティングが開かれる。今年のミーティングの幹事をサントリーが務めることになり、皆が来日したという訳だ。
会場
ISCの審査員の話を熱心に聞くバーテンダーなどで、会場は大いに盛り上がる。
そこでミーティングだけでなく、せっかくだからとバーテンダーやプレス関係者に向けて『ISC審査員来日記念プレミアムウイスキーセミナー』が開かれた。私は“世界のマスターブレンダーがジャパニーズウイスキーを語る”というトークセッションがあると聞いて、どんなコメントが出るか期待して出席した。

山崎蒸溜所の宮本博義工場長の司会でトークセションがはじまったのだが、期待していたとおりのコメントが次から次へと出る。次ページでコメントについて触れるが、日本のウイスキー愛飲家よ、ジャパニーズウイスキーをもっと誇りに思いなさい、と私は叫びたい。(次ページへつづく)