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ウイスキー&バー/ウイスキー雑学・業界情報

祝、白州蒸溜所30周年 紅葉狩りに森林公園工場へ行こう(2ページ目)

天然水南アルプスを仕込み水としている白州蒸溜所へ行こう。いま紅葉が美しい。広大な森林公園工場の中にバードサンクチュアリもあって、自然にたっぷりと浸れる。そしてウイスキー博物館をのぞくとさらに愉しい。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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白州蒸溜所内には世界でも珍しいウイスキー博物館がある。
ユニークな外観で、日本初のウイスキー工場、山崎蒸溜所の初期に使用されたキルン(麦芽乾燥塔)をかたどっている。その展望台からは八ヶ岳連峰をはじめ360度の雄大な眺望を愉しめる。
ウイスキーの歴史、ウイスキーの神秘と科学、時代を拓いたウイスキー、酒場と歴史の大衆文化など世界のウイスキーに関する展示がされ、なかなかのものだが、いま1階の展示室では日本のウイスキーづくり80年の歩みを紹介している。

10月20日発信の『祝、日本のウイスキー80年』の記事でも紹介したが、山崎蒸溜所のウイスキー館と同様の企画で来年9月まで展示されている。白州のウイスキー博物館の方がやや充実していて、非常にわかりやすく、しかも愉しめる内容だ。
これは是非見て欲しいと願う。

実はこの白州蒸溜所は30周年を迎えた。1973年に蒸溜がはじまったのだが、1980年代はじめには年間生産量世界一を誇ったことのある工場でもある。山崎蒸溜所の80年に比べればまだ若い工場だが、南アルプスのふもとで、未来の麗しいジャパニーズ・ウイスキーの姿を追求しつづけている。

ウイスキーなんか知らん、という人もこの森林公園工場を訪ねてみると、人が見守り、自然が育む酒だということを体感できるはずだ。バードサンクチュアリの林間を歩きながら木々を見上げると、地元の子供たちが設置した鳥の巣箱がかけてあったりして、なんだか優しい心を伝えてくる工場でもある。

JR中央本線なら小淵沢駅、中央自動車道でも小淵沢インター、拠点は小淵沢だ。
訪ねる人に教えておく、駅弁の“元気甲斐”はおすすめ。2段2色のくるみご飯と栗としめじのおこわにおかずもたくさんの弁当。これは秀逸だ。

もうひとつ小淵沢駅は、そばが旨い。駅の立ち食いそばにしてはかなりいい。ただ今回は失敗した。野沢菜天ぷらそば(写真)に挑戦して後悔。野沢菜だから、しょっぱいのだ。そばじゃなくて、この場合はうどんがベストだろう。次は単純にかけそばにしようと思う。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
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