PR
ウイスキー&バー/この店の、この一杯

この店の、この一杯 第26回 備長炭料理でウイスキーを飲む

キタ新地のバー『ベッソ』は備長炭料理もある面白い店。オーナーバーテンダー、佐藤章喜氏の故郷、奄美大島から直送のフレッシュフルーツを使ったカクテルには定評がある。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

PR
大阪はキタ新地のダイニング&バー『ベッソ』はちょっと面白い。いたってスタンダードなバーなのだが、カウンター右端上部に換気の大きなダクトがあるのだ。
なんと備長炭による炭火焼きの料理を出している。さすがに煙がモウモウと立ちのぼる焼き鳥はないのだが、旬の魚介類がここで焼かれる。

30代半ばの佐藤章喜氏はオーナーバーテンダーでありながら、備長炭料理の焼き方にもなる。バーマンのベストを着て焼くのだから、これは見ていて飽きることがない。通常、バーでは目にすることのない光景だから愉快だ。
バーテンダーとしては一昨年のサントリーカクテルコンペティションで『アル・カポネ』という作品でカクテル・オブ・ザ・イヤーに輝いている。その時の競技ぶりを見たが、ステージ上での安定感には目を見張るものがあった。
その佐藤氏が熱に打たれながら焼いているのだ。

佐藤氏は神戸で生まれ育ったが、小学校の途中から奄美大島に移った。だから『ベッソ』は奄美から直送のフレッシュフルーツの宝庫でもある。マンゴ、バナナ、ゴールデンパイナップル、ピンクグァバ、スターフルーツなどの旬の果実が揃っていて、それらを巧みにカクテルに仕上げる。

お気に入りは『美ら』。「きょら」と読むが、沖縄では「ちゅら」となる。さて、これは何のフルーツを使うか。パッションフルーツである。だが詳しいレシピは教えない。情報ばかりに頼らないで、とりあえず出かけて、飲んでみること。
  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

All About注目リンク

PR

ウイスキー&バー 人気記事ランキング

2024/03/29 更新
ランキング一覧
  1. 1ウイスキー・ソーダとハイボールの違い
  2. 2角瓶とともにおすすめの美味しいウイスキー
  3. 3ウイスキー「碧Ao」&「知多」ハーフボトル発売
  4. 4山崎LIMITED EDITION 2021評価
  5. 5山崎蒸溜所100周年10/1937―1950までのサントリーウイスキー
協力:サントリー

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます