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ウイスキー&バー/この店の、この一杯

この店のこの一杯 第3回 『グレーンファークラス1980』

東京・銀座一丁目『オーパ!』の年末は『グレンファークラス1980』がおすすめだ。1980年12月24日蒸溜のクリスマスボトル。オーナーの大槻健二氏が職人的な美しいサービスでグラスを満たす。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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銀座一丁目の人気店『オーパ!』にこの年末に行くのなら、是非とも『グレンファークラス1980』を飲んでみて欲しい。
クリスマスシーズンにふさわしいモルトウイスキーだ。
1980年12月24日蒸溜という、まさにクリスマスボトル。21年熟成もののカスクストレングス(樽出し原酒)だけあって、限定627本のうちの1本というわけだ。



5、6年前まではシェリー樽熟成のものを好んで飲んでいて、この『グレンファークラス』や『マッカラン』をよく口にしていた。シェリー樽で寝かされた濃厚な熟成感のフルボディ・タイプでなければモルトウイスキーを飲んだ気がしなかったものだ。


最近は嗜好が変わって、シェリー仕上げを忘れてしまったかのような感があるが、『グレンファークラス1980』はそれでも試してみたい。おそらくピート香、スモーキーフレーバーがしっかりと備わり、トロリとした舌ざわり、リッチでデリケートな味わいを愉しめるのではなかろうか。


ただその前に、オーナーバーテンダー大槻健二氏がいつもすすめてくれる、スコットランドはキャンベルタウンのモルトウイスキー『スプリングバンク21年』でおそらく気持ちを高めておくことだろう。
『グレンファークラス』のいかにもスペイサイドのフルボディといった香味とは異なり、『スプリングバンク』はキャンベルタウンの華やかでドライな感覚がある。21年のバランスが良く、複雑な香味と心地よいピート香を満喫してから『グレンファークラス1980』を試してみたいと思っている。
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