世界のお茶を知ろう



『世界・お茶の基本』


2007年9月に一冊のお茶の本が出版されました。『世界・お茶の基本—The Basic knowledge of tea around the world』と題されたその本は、紅茶、日本茶、中国茶、世界のお茶と、お茶全般にわたって、その基礎を取りまとめたテキストで、ホテルで働くスタッフを育成するための専門学校向け教材として編集されたものです。

執筆は、ティープロフェッショナル協会のスタッフ。

ティープロフェッショナル協会とは、「日本茶や紅茶のインストラクターなどの資格制度は日本にもあるけれど、ソムリエのようなに茶をサーブして生計が立てられるような資格やスタッフが日本にはない」という、現状をどうにかしたいと思ったそれぞれの分野の人間が集まり結成された任意組織です。

代表は、この本の総合監修もしている山上昌弘さん。

山上さんはご自身でも紅茶協会の公認ティーインストラクターであり、さらに日本茶インストラクター、ソムリエ、江戸ソバリエであり、しかも中国茶にも造詣が深いというオールマイティーなマスターで、日本茶インストラクションコンクール東日本大会で優勝したり、テレビチャンピオンお茶通選手権で準優勝したという実績の持ち主。

そもそも、紅茶の本、とか日本茶の本、そして中国茶の本はそれぞれ単独であちこちで出版されています。しかし、お茶全体を取り上げて、その基本知識をきちんと取りまとめた本はあまり出版されていませんでした。

そこで、ティープロフェッショナル協会の代表をしてる山上さんがメンバーを中心に声がけをして、この本は作られたのです。