黄色い茶器で茶を淹れる画像

おいしく綺麗に茶を淹れるために


中国茶を好きになると、あちこちの茶館をはしごしたくなりますね。いろんな茶館を巡るといろんなお茶とも出会います。だれでも、そんなお茶をどうせならしっかりとおいしく、格好良くいれてみたいと思うもの。そこで、今回は、茶館でおいしくお茶を飲むためのコツ、を考えてみました。

茶を淹れるときの基本ポイント

お茶を淹れるための大原則は、以前All About[中国茶]サイトでも記事にしたことがありました。ちょっと復習してみると、簡単に言ってしまえば、茶葉の量、湯の温度、蒸らし時間、この3つの要素の組み合わせで、どういう具合にもお茶は淹れることができます。これは茶館にいっても変わりません。

与えられた条件の中で、自分の好きなワンポイントを引き出すために、適量の茶葉と適温の湯、そして適切な蒸らし時間を設定してあげれば、どこででもおいしい、自分好みのお茶は淹れることができるのです。

暖めた茶器に茶葉を入れる画像

適量の茶葉を暖めた茶器に投入


他の条件が同じならば、茶は、茶葉が多ければ濃く、少なければ薄く、湯の温度が高ければ濃く、低ければ薄く、また、蒸らし時間が長ければ濃く、短ければ薄く入ります。つまりこれを組み合わせることで、適度な味わいの茶を淹れることができるわけです。

たとえば、茶葉の量が多く、湯の温度が高く、蒸らし時間が長ければ、茶葉の成分がたくさん湯に溶けますから、非常に渋みのある濃いお茶が入ります。逆に茶葉が少なく、湯の温度が低く蒸らし時間を短くすれば、成分が溶けにくく、薄いお茶になります。

黄色い茶器に湯を注ぐ画像

湯の温度は?確認して湯を注ぎましょう


応用として、茶葉が少なく、湯の温度は自由にできる場合、皆さんはどうやって茶を入れますか?

茶葉が少ないということは、そのままでは薄くなる可能性がありますから、他の条件を濃く出せるように調整するのが普通だと思います。多くの人は蒸らし時間を長くすることと思います。ちょっとお茶講座などで中国茶を習った人は、湯の温度を高くして調整することでしょう。あるいは、その中間を模索する場合もあります。

こうすることで、適度な味わいのお茶を出すことができるようになります(茶葉の種類によって淹れ方のポイントが違う場合もありますが、それは次回考えて見ましょう。)。

茶器から茶を茶海に注ぐ画像

適度な蒸らし時間を経た後、茶海に注ぎます


繰り返しになりますが、お茶の入れ方のポイントは、茶葉の量、湯の温度、蒸らし時間の長さの組み合わせで決まるということが重要なのです。

どのポイントがおいしいお茶かは、それぞれの人によって違うので、こういう方法で調整ができるということを覚えて置いてください。