窓から差し込む光、静かに流れるビル・エバンズのジャズピアノ。

薫り高い台湾のお茶を楽しみながら、ぼんやりと過ごす休日の午後。

そんな空間を提供ししてくれるBUND CAFEをご紹介。

 
古い雑居ビル。普段ならきっと足を踏み込むこともないだろう、そんなビルの2階に、とても落ち着ける大人向けのカフェがあります。

その名はBUND CAFE

「札幌にも本格的な台湾茶を飲める素敵なCAFEがオープンします」と、札幌にいる知人に教えてもらったのは2000年3月の終わりごろのこと。

前回札幌へ行った際にお店が早仕舞いで訪問できなかったリベンジで、今回再度そのビルの階段を登ったのでした。


 
ガラスのはめ込まれた扉を開けると、白を基調にした明るいスペースが目に飛び込んできます。入り口付近にいくつかのテーブル席。買い物帰りの主婦が静かにお茶を飲んでいました。

お店のしつらえは、モダン。良い感じに家具が配置され、品の良い小物がさりげなく置かれています。

奥のカウンターで楚々とした女性がお茶を淹れていた。この女性が、オーナーの高阪さん。

「先週末、台湾から戻ってきたばかりなのです。ちょうどおいしいお茶があるんですよ。」と高阪さんはにこやかに迎えてくれました。


 

 

 
茶譜には、凍頂烏龍から木柵鉄観音、茉莉花茶、桂花烏龍などの花茶やプ-アールまで、オーソドックスな台湾茶や中国茶が並びます。「焙煎した高山茶」という名称の濃香の高山烏龍などもそろっていています。

もちろん、CAFEというからには、紅茶、雲南珈琲などのお茶もさりげなくメニューに並んでいるので、今日はお茶の気分じゃないなあというときに、選ぶことが可能というのがうれしいのです。手作りケーキもおすすめ。

今回の台湾行きは、過去にもなんども台湾でお茶作りを体験した高阪さんが、「通しでちゃんと体験したかった」と、阿里山の茶農家に泊り込んで2日間びっちりとお茶作りを体験してきたのだそうです。


 
そんな高阪さんのえらんだ蓋碗で出される台湾茶は、とても香りの良いお茶でした。

「ジョアン・ジルベルトが見たかったので、東京に2日も滞在しちゃったんです。もっと台湾にいたかったんですけど。」とお茶目な一面も。

そんな高阪さんの趣味がお店のBGMに反映されています。時には静かなボサノバが、時には、心地よいJAZZが流された、ちょっと大人の素敵なCAFE。

ふと静かにお茶が飲みたくなったとき、ふらりと訪問したいCAFEです。


 


 BUND CAFE
  住所:札幌市中央区南1西6 第2三谷ビル2F
  電話:011-232-0880
  時間:0:00~22:00、(日)(祝)~19:00
  休日:水曜


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