パンが焼きあがるのを待つあいだ

カフェとパン屋は並んで、向かい合わせ

構想10年、オーナーシェフの明石さん自ら図面を引き始めてから4年。
この7月、ベッカライブロートハイムの隣についにカフェができました。
「自分の店だから自分で選ばないと。」粉を厳選するように店舗の素材もひとつひとつ見本を取り寄せては選び、ドイツのホームセンターに足を運んだりもした明石さん。

店の名前であるSEEBACH(ゼーバッハ)は「家族で過ごすのに一番いい村」といわれているドイツの美しい村。かつて訪れたゼーバッハで、明石さんは人々の素朴な温かさ、食べものの美味しさ、壮大な自然のとりこになってしまったのだそうです。

カフェ ゼーバッハのメニュー

それでは早速メニューをご紹介しましょう。

手前がカフェ、奥がパン屋アイスのカフェミルヒ
本日のスープとパンのセット
厨房の明石さん

料理と一緒に食べる食事パンを作る人は、料理を知る人。
明石さんの料理はパンを美味しく食べるための料理。
たとえば特製のスープはとろけるような野菜がたっぷり。何日もかけて作られています。
「職人たちは皆、カフェのメニューを知っています。まかないで出しているから。パンを美味しく食べてもらう術を研究するためにも、彼らは交替でここに立つことになると思います。」

シンプルなサンドウィッチウィーンの老舗マインル社のコーヒー
パンペイザンのパニーニペッパーシンケンのカイザーサンド
現在のメニューはスープのセットの他、トーストとサンドウィッチ数種類。パンはその時によって種類が違います。先にベーカリーありき。焼き上がりの都合でいろいろなパンを楽しめるところが他所のカフェと違うところではないでしょうか。

明石さんが一番望んでいることは、ここでお客さんに寛いでもらうこと。ゆっくり座れるベンチシートやパンに関する蔵書も公開されていて、まるで居間のようです。

ところで、スイス製のマシーンで淹れたコクのあるコーヒーは、かなりおすすめです。

ゆっくりできるベンチシートパンに関する蔵書は閲覧可能

まだスタートしたばかりのゼーバッハ。少しずつスタイルが確立していくことと思います。

パンが焼けるのを待つあいだ、隣のカフェで過ごすひとときは、慌しい日常を忘れさせてくれるしあわせな時間となるに違いありません。

■KAFFEE SEEBACH
( カフェ ゼーバッハ)


東京都世田谷区弦巻4-1-17
TEL 03-3439-9983

9:00~20:00
月、第一火定休

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