野らぼーという不思議な名前のうどん店、いわれを聞けば「野原でボーとした気分の意味で仕事を忘れてのんびりと味わって欲しい」というお店からのメッセージが込められているとの返事。なるほどなるほどあまり面倒なことは考えないようにしよう。一度聞けばなかなか忘れないユニークな名前だ。
2000年の開店だが早くも鎌倉橋と神保町に支店ができた。それも歩いていける距離。店主の氏家さんの目の届く範囲での店舗展開だ。
昼は讃岐うどんと丼などをセットにした定食が人気で近くのサラリーマンやOL、学生でにぎわう。ボリュームの有る組み合わせが多い。各店舗で別々に打つ自家製麺のうどんはいつも茹でたて。10分程度待たされるがむしろ美味いうどんが出てくると思えばウキウキした気分で待てるだろう。気楽に選べる天ぷらの価格も香川並の嬉しい価格。


麺が生きている ざるうどん530円


本物の讃岐の味を伝えたいという願いからうどん作りにはこだわりが有る。まず小麦粉は香川の製粉会社から取り寄せる。小麦粉も鮮度が大切ということで挽きたてに近いものを頻繁に仕入れる。なめらかなコシと伸びるのあるうどんは香川で一番愛されるタイプだ。熱っあつ、ひゃ冷、ひゃあつはビミョウに表記を変えているが氏家さんの好きな宮武うどんの有名なうどんメニュー。その名に恥じない美味しいうどんとなっている。ちなみにうどん1玉300グラムのボリュームが有る。大盛は2玉なので十分に楽しめる。


一番人気 のらぼーうどん大(720円+大盛150円)


あの麺通団の田尾団長もお気に入りなのがのらぼーうどん720円。あつあつのうどんに煮干の天ぷらと生卵が載っている。この煮干天が美味いの何の。小さめのイリコが香ばしい。なんだがめちゃくちゃ元気が出そうなうどんなのだ。
東大助教授でラーメンチャンピオンの佐々木先生のお気に入りは釜玉生正油うどん580円。ガッとかき混ぜてあつあつのところを吸い込むように食べるのがお得意のようだ。

たまたま来店中の知り合いのうどんマニアの方にインタビューすると「冷あつカレーが絶品です!!」という。・・・が冷あつカレーってメニューにない。冷たく締めたうどんにアツアツにしたカレーをぶっ掛けてもらうらしい。これが都内うどん店多しと言えどもナンバーワンのカレーうどんだそうだ。正式メニューを熱望中。(笑)ちなみに正式メニューにあるのはうどんも熱い辛口カレーうどん。680円

だしはイリコはもちろんたっぷり、昆布も鰹節もたっぷり、旨味を増やす干し椎茸と素材は贅沢。スッキリした透明なかけだしは本当に美味しい。つけだしも旨味が凝縮したインパクトの有るものでうどんに負けない。ざるうどん、釜揚げうどんも楽しみたい。

神保町店 釜揚げ+天ぷら(ゲソ天・玉子天)


夜はうどんを締めにすえた居酒屋さんモードで人気沸騰中。行列する居酒屋さんも珍しいかも。四国の地酒でつまむ四国特産のじゃこ天や醤油豆など贅沢な料理ではないが楽しめるメニューが満載。手軽な居酒屋として閉店までにぎわう。お店の人の元気さも気持ちが良い。

讃岐うどんの美味しさと楽しさをこれからどんどん広げていきそうな野らぼーパワーである。
神田界隈仕事を忘れてのんびりうどんをすすってみよう。


【野らぼーデータ】
野らぼー錦町本店
東京都千代田区神田錦町1-8-11バシフィック錦ビルB1
電話03-3295-5121
営業時間 11:30~14:00 17:00~22:00
土曜日  11:30~14:00 夜はお休み
定休日  日曜祭日

鎌倉橋店 千代田区内神田2-2-1鎌倉河岸ビル1F 
電話:03-3257-0622
営業時間 同じ 定休日 土曜日曜祭日

神保町店 千代田区神田神保町2-12-3 1F 
電話:03-3221-5070
営業時間:定休日 錦町店と同じ 
2002年12月開業
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