久々に受けたインパクト

年に数回ですが、そのアイデアのインパクトに圧倒され「うおっー、なんじゃこりゃ!」と唸ってしまうようなゲームに出会います。以前ですと、『森の影』というゲーム、そして最近のタイトルでは、『カブラモ』というゲームがまさにそれでした。



  タイトル:カブラモ
  プレイ人数:2~5人
  プレイ時間:20分位






あの死のゲームをまさか自分でやるとは!

カブラモ
ゲームの蓋を開けた瞬間目に飛び込んで来たものは!
このカブラモの何に圧倒されたかとといえば、それは箱を開けた瞬間にでした。収まっていたリボルバーを模したゲームボード!!

ああ、一目見てわかったよ、このゲーム、アレだろアレ。忘れもしません。それは双六屋が小学生の頃でした。


近所の兄貴分(中学生)に「この前、映画で見たんだけどさ、拳銃があるだろ? アレに一発だけ弾を入れて弾倉をテキトーにまわしてさ、お互いの頭に突きつけて、交互に撃っていくゲームがあるんだぜ」

低年齢ゆえ、その手のバイオレンスな話には免疫がほとんどありませんでしたので、「世の中には、なんておっかないゲームがあるんだ!」とかなりショックを受けたことを憶えています。


カブラモのゲームボード
カブラモのゲームボードは回転式。これの意味するところは・・・
数年後、その映画こそロバート・デ・ニーロが主演した『ディア・ハンター』であり、劇中に登場するそのゲームこそ、ベトナム軍の捕虜となった米兵が、やらされていたロシアンルーレットであることが分かりました。

そのさらに数年後、まさかそのロシアンルーレットを自分がやる羽目になるとは!

もっとも、まあカブラモはボードゲームですので、命を脅かすようなものではありませんが。まずこのゲームの特徴はなんといってもボード中央の、回転する弾倉でしょう。なるほど、これに弾丸を装填するって訳ね。

ロシアンルーレットやってやろうじゃないの!→

カブラモ引いたらさようなら

弾丸は円形のチップになっています。このチップは弾薬袋の中にたっぷりと詰まっていますので、プレイヤーはゴソゴソとこの袋から8発の弾丸チップを引いてきます。このうち6発を、各人に渡されているリボルバーに裏向にして装填します。あまった2発はそのプレイヤーのスペア弾となります。


プレイは簡単。毎ラウンドに全プレイヤー一斉に、弾倉を弾一発分だけ回転させます!(ルールにはありませんが、このとき。双六屋は毎回「ガチャリ」と擬音を発することにしています)

そして12時の位置に来た弾丸チップをオープン! これで自分の頭に弾丸がぶっ放されたことになります。



自分の脳天に打ち込まれたのは一体なんだったのだ? オープンした弾丸チップに「KABLAMO(カブラモ)」とあったらそれは銃声です。もうお分かりと思いますが、この場合は即刻死亡! そのプレイヤーは一瞬にしてゲームオーバーです。

一方、弾丸チップに「CLICK(クリック)」とあったらそれは空砲。大丈夫、セーフです。あなたは生き長らえました。

1ラウンドが終わったら、弾薬袋から弾丸チップを補充して、弾倉に詰め直し、NEXTラウンドということで、また全員で一斉発砲していきます。こうして、最後の一人になるまで生き残ったプレイヤーが勝者!


狡賢く、運の太いヤツが生き残る!

ゲームデザイナーの企みとは思いますが、このKABLAMOCLICKというのが同じ黄色地で、オープンした瞬間は、一瞬紛らわしいという小憎らしい演出!

ただし、弾丸チップはKABLAMOCLICKだけではありません。アクション弾・高速弾といった特殊な弾丸も大量に含まれています。



これらの特殊な弾丸には「プレイヤーを2名選んで、彼らの弾倉にある弾を1発づつ選んで入れ替える」といったものや「リボルバーを1丁選んで、その弾倉を好きなだけ回転させる」といった、プレイヤーたちのリボルバーの弾の位置や、プレイヤーのアクションをそのものをコントロールできる様々な効能があります。


これらの効果を上手に使って、他のプレイヤーを自滅に追い込み、自分はなんとしても最後まで生き残りましょう。


ゲームスタート時に装填する弾丸チップと、自分のスペアの弾丸チップだけは、弾倉に装填前に中身を確認することができます。というわけで、どの弾丸が弾倉のどの位置にあったかを記憶しておくことが、サバイバルの必須条件なります。

必ずしも勝者がいるとは限らない

が、しかし・・・ 弾丸の効果のせいで、弾丸チップの位置はしばし変わりますので(時にはリボルバーごとプレイヤー同士で交換しろといったムチャな効果もある!) いくら記憶力が優れていても、裏向きの弾丸をすべて把握しきることは不可能! 

弾丸チップ
ロシアンルーレットに絶対はない! 時には運を天に任さねばならぬときも・・・
時には、中身がまったくわからない弾丸チップを発砲する破目に陥ることもあります。こんなときの発砲は怖ぇのなんのって!


記憶力と、戦術的思考、そして何よりも太い運。この3つのすべてをもっているプレイヤーが、ラストマンスタンディングになれるのです。もっともヒドイときには複数のプレイヤーが同時に死亡して、勝者ナシという場合も・・・ ブラックでパンチの効いたゲームです、遊ぶのであればシャレのわかる仲間とですよ!



本日の関連・参考サイト

カブラモ Gigantoskop社のオフィシャルページ(英語)
【楽天市場】カブラモ:ハイパーファクトリー オンラインショップ「ジョイフルハイパー」
ロシアンルーレット串揚げ 料理のABCガイド・大石さんの記事 このルーレットならいつでも大歓迎!
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