脳トレゲーム どれを選んだらいいんだろう?

色んな人がDSをする図
子供から大人まで、本当に幅広い人たちがゲームを遊ぶようになりました。ゲーム業界としては実に喜ばしいことです
ゲームで脳を鍛える、ほんの数年前には、そんなことを言ったら笑われたかもしれませんね。しかし時代は変わりました。ゲーム売り場には脳のトレーニングというコーナーがあるほど、脳を鍛えるゲームというのは実に充実した1つのジャンルとして存在しています。そして、ゲームは子供だけのものではなく、大人が趣味として、ツールとして、使えるものになっています。

でも、たくさん充実してくると、今度はどれを選んでいいのか分からなくなってきますよね? どのソフトが使いやすいのか、面白いのか、脳が鍛えられるのか、パッケージを見ただけではまるで判断がつきません。そこで今回は、ニンテンドーDSでできる人気の、そしてオススメの脳を鍛えるゲームベスト5をご紹介してみたいと思います。

第5位 定番に飽きた方でも楽しく遊べる タシテン

タシテンの図
並んだ数字がタシテンになっているか、瞬時に判断します。2つなら簡単ですが、これが5つも並ぶと、脳がフル回転しますよ
頭を鍛えます、脳の機能を回復させます、といったガッツリトレーニングなゲームをご紹介する前に、最初は気軽に楽しいこちらのタイトルから。ちょっと変わり種のこのソフトは、これから脳を鍛えるぞ、という方よりも、定番の脳トレゲームに飽きてきた方にオススメかもしれません。

【関連サイト】
タシテン +たして10にする物語+(公式サイト)

子供の頃、電車の切符の端っこに印刷されている4桁の数字や、車のナンバープレートの数字を、たしたりひいたりして、10にするという遊び、しませんでしたか? タシテンはこの遊びをテーマにしたゲームです。

タシテンとは、たして10の倍数になる、という意味で、色んな数字を色んな方法でタシテンにしていくのがこのゲームの目的。ただ数字をあわせるだけかと、侮るなかれ。数字を10の倍数にするというひとつの切り口から、見事30種類以上ものゲームを作り出しているのがこのタシテンの面白いところ。

マス目に並んだ数字を入れ替えて隣同士をタシテンにしたり、たくさん並んだ数字を瞬時にタシテンかどうか判断したり、クルミの中に入っている実の数を、音で聞き分けてタシテンかどうか当てるゲームなど、ただの計算だけではない、柔軟な脳みそが要求される作りになっています。愛嬌のあるキャラクターとのんびりした音楽で、楽しみながら脳に刺激を与えてみてはいかがでしょうか。

次は、第4位、そして第3位をご紹介しましょう。

第4位 仕事で脳が疲れている方に是非! アタマスキャン

第4位は、脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン(以下アタマスキャン)。このゲームは、毎日仕事などで頭を使って疲れている、という方にオススメです。というのも、アタマスキャンが他の脳トレ系ゲームと違うところは、脳のストレスを計測できるところなのです。

【関連サイト】
脳年齢 脳ストレス計 アタマスキャン(公式サイト)

脳ストレスチェックというモードを選択すると、脳の総合的な作業量を数値化したもの、つまり頭がどれくらい回転しているかという、回転度のほかに、脳の疲労度を測ってくれます。これは、監修をしている総合医学研究所の梶本修身博士が開発したもので、既にリハビリ施設や病院などでの医療機関で導入されているんだとか。なかなか信頼性が高そうですね。

アタマスキャンが素晴らしいのはそれだけではありません。脳の回転度や、ストレスをチェックすると、その結果に応じて、オススメのトレーニングを指定してくれるのです。脳が疲れているのに、闇雲に酷使するようなトレーニングをしても逆効果、ということもありますよね。そういう時はリラックスできるようなトレーニングがいいわけです。脳が疲れ気味で、仕事の能率があがらないという方は、試してみてはいかがでしょう。

第3位 みんなでワイワイ楽しみたい方は やわらかあたま塾

やわらかあたま塾の図
やわらかあたま塾では、5つの分野に対するあたまのやわらかさを円グラフで表示してくれます。人によって、平均的だったり、大きくとんがった形になったり、見比べるのも楽しいのです
脳トレ系ゲームでも、楽しいのは何? 人気があるのは何? と言われれば、このやわらかあたま塾でしょう。言語、記憶、分析、数字、知覚の5つの分野で、子供でも答えられるぐらいシンプルであり、かつ大人でも悩むくらい難しくもある、奥の深い問題が楽しく遊べます。大切なのは、あたまがやわらかいかどうか。

【関連サイト】
やわらかあたま塾(公式サイト)

このゲームで特にオススメなのは、たいせんあたま塾。最大8人までが同時に、やわらかあたま塾に収録されている問題を上手に解けるか競争することができます。面白いのは、賢い人が勝つのではなく、本当にあたまがやわらかい人が勝つところ。例えば、真ん中で区切られた左右の画面に、1円玉から500円玉までの硬貨がいくつも表示され、どちらの合計金額が高いか当てるゲーム。計算に自信がある人が勝つとは限りません。実際ガイドは、暗算がほとんどできない嫁と勝負して負けてしまいました……。計算が早い人より、ぱっと見た印象で金額の多寡をなんとなく判断しちゃう人の方が強いんです。まさに、やわらかいあたまの勝利ですね。

たいせんあたま塾をするには、人数分のDSがあれば、ソフトは1本でいいのも、とても嬉しい。大人も子供も、みんなで楽しく盛り上がってあたまをやわらかくしたい人には、最高の1本です。

さあ、いよいよ1位と2位の発表です。

第1位、第2位 初めてやるならまずはこれ 脳トレ&もっと脳トレ

脳年齢の図
脳トレが脳年齢を計測できると初めて知った時は、衝撃でした。まさかそんなゲーム見たことも聞いたこともありませんからね
1位と2位は2つ一緒にご紹介。脳トレ系ゲームのパイオニアであり、エポックメイキングであり、ベストセラーであるこの2本。脳を鍛える大人のDSトレーニング(以下脳トレ)と、もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(以下もっと脳トレ)。はじめて、脳トレ系ゲームをする、という方は是非ともここからはじめていただきたい。

【関連サイト】
東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング(公式サイト)
東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(公式サイト)

脳トレ系ゲームを選ぶ時に、一番大切な要素はなんでしょうか? ガイドは毎日続ける気になるもの、だと思います。脳を鍛えると銘打ったほとんどのゲームで提供されるものは、紙と鉛筆があればできてしまうものです。実際に書籍のものも発売されています。音声認識などを使ったものでも、人間が2人で協力してやれば、簡単に再現できます。では、ゲームならではの価値はどこかと言えば、やる気にさせることではないでしょうか。ゲーム業界という世界は、子供たちにゲームで遊んでもらう為に、10年も、20年も、そのことばかりを追求してきた業界なのですから。

脳トレやもっと脳トレは、毎日はじめるたびに、昨日おかずがなんだったか聞いてきたり、ちょっとした絵をかかされたり、さぼると怒られたり、必ず変化があります。毎日の脳年齢やトレーニングの記録が棒グラフになったり、自分のトレーニングの結果とともに、歴代ベスト3を表示したりといった、継続と向上の結果を分かりやすく提示されます。あるいは、脳に関わる面白い話をトレーニングの合間に教えてくれたりと、毎日やる気になるあらゆる工夫がなされています。

オススメなのはそれだけではありません。タッチペンを使って数字を書いたり、DSに内臓されているマイクで答えたり、DSを縦に使って、本のように持たせたり、DSの機能をフルに活用、さらにシンプルで見やすいグラフィック、気持ちよいタイミングで鳴る正解音と、最初に登場した時点で他の追随を許さない完成度で作られています。シリーズ2作で800万本以上のウルトラヒットは伊達ではありませんね。これから、と言う方には、脳を鍛えるゲームの金字塔、脳トレともっと脳トレの2本からはじめることを、強くオススメさせていただきます。

さて、大人の為の脳トレゲームベスト5、ご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。自分にあったソフトを探すお手伝いができていれば、嬉しい限りです。是非、楽しく脳を鍛えてみてください。

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