遊びたいゲームがないとゲーム機は買わない


国内でのPS3の普及台数は220万台。
『メタルギアソリッド4』が牽引して本体の売り上げがかなり伸びたのは確かだ。だが、本格的な普及期に入ったとは考えにくい。
そもそも220万台しか普及していないゲーム機で50万本を突破していること自体が恐ろしい事実だ。

このままPS3はマニア向けのハードになってしまうのか?

ゲーム機を購入する時の決め手は何と言ってもゲームだ。

PS3未所有の皆さんは、どんなゲームが発売されたら購入に踏み切れるだろうか?

今回アンケートも用意してみたので、是非感想を聞かせて欲しい。
また、具体的なゲーム名を教えてくれるという人はコチラまで。

これが出たらPS3本体ごと買う!というゲームはありますか?

PS3のみのオンリータイトル

『AFRIKA』は非常に気になるタイトルだ。というか、正直、他に気になる独占タイトルがあまりない。

最近は様々な機種で販売される、いわゆるマルチタイトルが多い。
ユーザーの視点に立ってみればゲーム機を複数購入しなくてすむし、ゲーム機の個性に合わせた形で追加要素などがあれば選択の幅も出来る。

しかし、ゲーム機メーカーの立場に立ってみれば、ライバル機種より優位に立つためには自分のハードだけで供給される独占タイトルは不可欠だ。

今年も『龍が如く 見参!』『戦場のヴァルキュリア』『メタルギアソリッド4』などの独占タイトルが発売されている。

そのほか『SIREN:New Translation』『グランツーリスモ5』『ファイナルファンタジー13』『白騎士物語』など、発売が待たれる独占タイトルは多い。が、明確に発売日が見えているタイトルはほとんどない。
これは難しい状態だ。

しかし、海外に目を向けてみると『RESISTANCE2』『MotorStorm2』『God Of War3』『LittleBigPlanet』など、期待される作品が多く存在する。
今後はこれら海外の良作独占タイトルをうまく国内で紹介する広報展開も求められることだろう。

また、個人的には8月発売の『AFRIKA』に大きな期待を抱いている。
カメラマンとしてアフリカで動物を撮影するというゲームだが、こういった新機軸ゲームが非常に「プレイステーションらしい」と感じる。

他に、魅力的な他機種のタイトル、従来機種の続編も気になるところだ。

他機種版のゲームを遊びたい!


独占タイトルとは逆だが、Xbox360、Wii、PCなどで発売されているタイトルがPS3で遊べれば、と思うことも多いのではないだろうか。

今月行われた“Xbox 360 RPG Premiere 2008”で『スターオーシャン4』がXbox360の独占タイトルであること、マルチタイトルである『ラストレムナント』がXbox360の先行販売であることが発表された。

すでに欧米でXbox360が普及していること、開発が容易なことなどから「まずはXbox360で」という流れが強いようだ。
PS2も決して開発しやすいゲーム機ではなかったと聞くが、圧倒的な普及率が多くのパブリッシャーの関心を集めた。
その時とは何もかもが違う、ということだろう。

『トラスティベル ショパンの夢』など、他機種発売後にPS3へと移植される例もある。あまり所有ゲーム機を増やしたくないというユーザーも多いことだろう。Xbox360やWii独占タイトルを、いかにPS3に誘致するかもソニー・コンピュータエンタテインメントの手腕が問われるところかもしれない。

どちらにせよ、PS3での開発を容易にするライブラリの提供は急務だろう。

名作・良作の続編は間違いがない?

『SIREN:New Translation』のように、元の作品を発展的にリメイクするという手法もある。

「あのタイトルの続編が出るなら本体ごと買ってもいいかなー」と思うタイトルは多い。
筆者は『街』というサウンドノベルが非常に気に入っているのだが、この作品は当初続編も構想に入っていたそうだ。
ちなみにコンセプトを引き継いだようなタイトル『428』がWiiで発売される。

『ファイナルファンタジー』最新作はPS3の独占タイトルとなっているが、『ドラゴンクエスト』はDSとなる。個人的にはPS2で発売された『ドラゴンクエストVIII』の正統進化的な新作をPS3で遊びたい。

次世代ゲーム機以降、続編に関しては派手にシャッフルされている印象がある。中でも目立つのはPS2で発売されていた作品の続編が他機種(またはマルチ)で発売される例だ。
特に『バイオハザード4』はWiiリモコンを有効に活用する形でWii版が発売されているほか、『デビルメイクライ4』はPCでも発売される。Xbox360の開発にはDirectXが採用されているため、Windowsへの移植が容易いと言う利点がある。

現状確実なのはソニー・コンピュータエンタテインメントのタイトル。何せ他機種で発売される心配はない。
だが、本数不足の感は否めない。

そして個人的に大いに興味があるのが「有名作品のPS3でのリメイク」だ。

PS3のグラフィックでアレが遊びたい!

『ゼノギアス』はかなりのエポックメイキングだった。PLAYSTATION Storeのゲームアーカイブスでもダウンロードできる。キャラクターの顔グラフィックがかなり美しく補正されるのは必見。

やはり同様の要求が多いのか、インターネット上で「これがリメイクされたらPS3、買う」という声も多く聞く。
以下は電撃オンラインでのアンケート結果だ。

【アンケート結果発表】リメイクしてほしいゲームランキング

1位の『ファイナルファンタジーVII』は定番だが、現在ではリメイクのプロジェクトは否定されている。
2位の『ゼノギアス』はまったくもって同感だ。ただ、忠実にリメイクしたらDisc2は映像オンリーのBlu-rayDiscになってしまいそうだが。

ここには出てこないが、『クロノトリガー』などのスーパーファミコン時代のRPGなどの人気も根強い(PS版は存在する)。
実際カプコンから『ヒトラーの復活』のリメイク作が『バイオニックコマンドー』という名前で製作されている。過去の名作を現代の技術力で、という要望は多いようだ。

筆者も、リメイク希望となると本当に枚挙に暇がないほど要望がある。

『ファイナルファンタジーVII』はもちろん、『メタルギアソリッド』が『メタルギアソリッド4』の映像で蘇ったらすばらしい作品になるだろう。
『シェンムー』がリメイクされて、さらに完結編まで発売されたら。
メガCDで発売された『LUNER』なんかは名作だった。
初代『グランディア』を丁寧にリメイクしたら『グランディア3』なんかは目じゃないのに。

ファミコン時代の『ワルキューレの冒険』『たけしの挑戦状』『メタルスレーダーグローリー』…今でこそ真価が発揮できる気がする。

アーケードゲームなら高画質残酷描写で『スプラッターハウス』、高画質バカ描写で『トリオ・ザ・パンチ』、高画質『ゼビウス』などが遊んでみたい。バキュラで5,000ポリゴン使用!とか。

…暴走してしまった。
もし「自分もコレがリメイクされたらPS3欲しい!」というタイトルがあったら(PS3をすでに所持していても)コチラで教えて欲しい。


妄想交えて色々書いたが、リメイクや続編、他機種のタイトルに期待してしまう時点で発展性がない気もする。

しかし、まぁ逆に考えればWiiのバーチャルコンソールも盛り上がっていることだし、今30代前後の「昔ゲーマーだった大人」たちにもう一度ゲームの楽しさをアピールするのに、リメイクというのは非常に有効だと思うのだが。
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