おサルさんと南国気分


夏といえばサルです。
とりあえず言い切ってみました。「なんじゃそりゃ」と思われるとこの記事が成り立たなくなってしまうのでそういうことにしておいてください。「夏=サル」です。むしろ「サル=夏」といっても差し支えないでしょう。

PS2の新作ゲーム『サルゲッチュ2』に出てくるサルと言えば、なぜか夏の日差しが良く似合うナイスガイです。暑く降り注ぐ太陽の光の中でバナナを食べる姿! 海辺のライフセーバーよりサーファーたちよりも夏が良く似合う! いや、実際には雪のステージとかもあるんですけどね。

とにかく、特集の締めくくりに『サルゲッチュ2』を大紹介!


『サルゲッチュ2』はこんなゲームだ


頭が良くなるヘルメット「ピポヘル」を被ったモンキーパークのサルたちが、モンキーパークを脱走! 主人公ヒカルは「ガチャメカ」と呼ばれる数々のメカを使いこなしてピポサル(ピポヘルをかぶったサル)を捕まえます。

このゲームは前作『サルゲッチュ』に引き続き、アナログスティック二つを使って遊びます。プレイ感などは引き継ぎつつも操作性は格段にアップ。キャラクターを動かしたりガチャメカを使うだけでも操作の楽しさを味わえる良作アクションゲームに仕上がっています。

ステージが進むごとにピポサルのバリエーションが増え、徐々に使用できるガチャメカが増えていくなど、アクションゲームとして基本的な面白さをしっかり押さえつつ、300匹を超えるピポサルたちそれぞれに名前や性格などが設定されていて愛着が持てます。

さらにステージ上に落ちている「ガチャチップ」を10枚集めると、「ガチャボックス」からカプセルを貰うことができます。このカプセルの中にはミニゲームなどさまざまなオマケ要素が入っていて、これを集めるのもかなり楽しい!

実物のサルってゲッチュできるの?


さて。ゲーム中ヒカルは網を振るだけでサルを捕まえてしまいます。アナログスティック特有のコツが必要なので慣れるまでは大変ですが、実物のサルもこんな感じで捕獲することが可能なのでしょうか?

それを調べるために検索エンジンで軽く調べてみたのですが…こう…結構殺伐とした感じなんですね。電気柵とか…。実際、サルという生き物は大変頭がよく、農作物を荒らされたりなどの被害が大変なんだそうです。と言うわけで網一本で捕獲するのは難しそう。

そこで思い出すのが、前作『サルゲッチュ』発売(99年6月24日)の前に話題になった麻布サル。

これは、東京都西麻布に突然サルが現れたという事件で、このサルは2ヶ月ほど逃げ回った後にようやく捕獲されたのでした。時期が時期だけに「『サルゲッチュ』のプロモーションなのでは?」と言う冗談だか本気だか良くわからない声も聞こえたのですが、開発に携わった宮木暁氏のインタビューによると関係ないそうです。

と言うことで、実際にはサル一匹捕まえるのは大騒動らしいという事です。


サルの種類は?


『サルゲッチュ2』には10種類以上のサルがいて、パンツの色などでその種類がわかります。水色パンツは臆病、など。それでは実際のサルの種類ってどれくらいあるんでしょう?

サルとは、霊長類に属するヒト以外の生き物を指すそうです。その中で原猿類と呼ばれる原始的なサル(キツネザルなど)と、真猿類(ニホンザルなど)に分かれるそうです。さらに真猿類のうち、ゴリラ、チンパンジーなどは類人猿と呼ばれます。一言にサルと言っても、その種類は膨大なんですね。

ピポサルたちの抜けた顔を見るとあまり利口そうではありませんが、体が大きいので類人猿なのかもしれませんね。日本では各地のモンキーパークや地獄谷野猿公苑などでサルと会えますが、ちなみに最近兵庫県の船越山モンキーパークで全身金色のサルが誕生して話題になったようです。

サルに襲われたら!


ゲーム中のピポサルたちも、不用意に近づくと手痛い反撃を喰らいます。「伏せ」や「ハイハイ」などでコッソリ近づいて一気に捕獲するのがコツです。

実物のサルも凶暴で、サルの生息する地域では食べ物を奪われたり、噛まれたり引っ掻かれたりといった被害が後を絶ちません。これは観光客が面白半分にお菓子などを与えて人間に対する警戒心を薄れさせてしまったためだそうです。

ニホンザルはもともと季節にあった食物を求めて移動する習性があるのですが、観光客の餌付けのために移動しなくなってしまったそうです。そこで、日光市では「日光市サル餌付け禁止条例」が制定されました。

その上サルに食物を与えず、唐辛子スプレーや電気柵などで人里への出没を防ぐなど様々な方法がとられているそうですが、サルによる被害はなかなか減りません。最終的には捕殺(読んで字のごとく、の意味です)せざるを得なくなると言うのですから尋常ではありません。

観光客としても、餌付けをしない、食べ物をこれ見よがしに持ち歩かないなどの注意が必要ですね。


可愛くも憎たらしいピポサルたち


もちろんゲーム中に登場するピポサルたちはそんなに凶暴ではありません。愛嬌もあり、敵キャラクターというより愛すべき仲間という印象すらあります。

ピポサルたちをゲットアミと言うガチャメカで捕獲していくと、アルバムで自由に彼らの姿を見ることができます。しかもガチャボックスで手に入るミニゲームのひとつ、フットサルは捕まえたピポサルたちを選手として使えると言う凝りよう! 他にもピポサルで踊るミニゲームなどサービスも盛り沢山。

このゲームをしばらく遊ぶうちに、いつの間にかピポサルに対して愛着を感じてしまうことでしょう。2本のアナログスティックの操作は馴れが必要ですが、ゲーム初心者の人にも挑戦する価値は大いにある! と思います。

今回は面白半分でピポサルと実物のサルと比較してみましたが、こうして見てみるとピポサルたちもそれなりに集団生活をしているのだろうか、とかいろいろ想像してしまいます。

愛嬌があり、驚くほど利口で、集団で生活し、時にとても凶暴なサルたち。ペットにしたいと思ってもなかなかなつかず、人の言うことを聞かないサル。そんな自分勝手で自由なサルとの追いかけっこはとても楽しいですよ!


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