都営新宿線一之江駅をスタート

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大きくきれいな一之江駅出口
散歩の途中でよく見かける「ラーメン二郎」。いまやあちらこちらにあり、たいていは行列を作っている。この「ラーメン二郎」をこよなく愛する人々をジロリアンというらしい。前回の散歩「麺屋吉左右でつけ麺を食べ、木場界隈を歩く」では、人気の高い木場にある「麺屋吉左右」を訪問した。ナビゲートをしてくれたのがフリーペーパー編集者の鈴木良くんだった。が、彼が好きなラーメンは「ラーメン二郎」だということがわかり、ジロリアン散歩をどこか企画してとお願いしておいたのだ。
ただ、鈴木くんが好きなのは、二郎系なのだが、現在は「ラーメン二郎」という名前はつけていないらしい。そして、どういうわけか鈴木くんがよく行くというお店は夕方からでないと開かないところばかり。
できれば昼間がいいという要望を伝えたら、彼が選んでくれたのが、「ラーメン二郎 環七一之江店」である。
というわけで、我々は都営新宿線の九段下駅ホームで落ち合い、ここ一之江駅までやってきた。

さっそく「ラーメン二郎」へ

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地図を確認する鈴木くん
「広くてきれいな駅ですねぇ」
地上に出たところで鈴木くんがそう言った。
聞けば、彼もここの「ラーメン二郎」に行くのは初めてだそうだ。
時刻は11時を少しまわったところ。
彼はプリントアウトしてきた地図を広げ、歩き始めた。
ほどなく「あれぇ、あそこにあるのがそうじゃないですか」と鈴木くん。
歩道橋の向こう側に黄色い看板が見えている。
どうやら、プリントアウトしてきた地図と場所が違うようだ。
ここ一之江の「ラーメン二郎」は移転したのか、ネット上には2つの住所が存在した。
こういうことはよくある。ネットに出ていた住所をたよりに行ってみたが、お店がないというのはよくあることだ。

さすがに「ラーメン二郎」。すでに行列が…

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歩道橋を渡ってすぐの場所に「ラーメン二郎」があった。
歩道橋を渡ると黄色い看板をめざして歩く。さすがに「ラーメン二郎」、すでに行列ができているではないか。
すごいなぁ。10人ほどの行列。並んでいる人たちは少し年齢層が高いような気がする。
「これだけは、記事に書いておいて欲しいんですけど」と鈴木くん。
「二郎のお客さんはね、みなさんマナーがいいんですよ」
と言う。なるほど。それは言えている。みなさん、どこか修行僧を思わせる面持ちで、じっと自分の順番が来るのを待っている。
はしゃぐこともなく、どこか求道的な感じがする。
さて、いよいよ、順番がまわってきた。
食券を購入。ここは汁なしラーメンがあることで有名だと鈴木くんが教えてくれた。しかし、2人とも初訪問であるし、「小ラーメン」600円にした。

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都営新宿線、一之江駅から「ラーメン二郎 環七一之江店」を経て、東京メトロ東西線、葛西駅までの2.9kmのコース


これが「ラーメン二郎 環七一之江店」小ラーメン

運よく、鈴木くんと並んで着席することができた。ラーメン二郎にしてはかなり清潔な店内ではないかと感じた。待つことしばし。ラーメン二郎独特の「ニンニク入れますか」という質問がお店の人からある。ここで野菜増しだとか、油増しといったことをお客さんが答える。鈴木くんはニンニクなしの油増し。僕は普通でニンニクあり。そして、丼が目の前に置かれた。ああ、これは好きかもしれない。ラーメン二郎にしてはあまり脂っこくないスープ。麺はモチモチ。
ラーメン二郎環七一之江店
これが小ラーメン。600円。

ちなみに小ラーメンといえども麺の量は普通の店の二倍くらいはある。そして、ここのチャーシューは肉厚だが、脂身がほとんどなかった。これも僕の好みだなぁ。チャーシューが実に旨い。

ズルズルと完食してしまった

野菜増しにしてもよかったと少し後悔。ここの野菜は実においしい。
ラーメン二郎環七一之江店
麺がモチモチしておいしい!

麺を少なめにしてもらえばよかったかなとも思うほど、量は多かった。小ラーメンといえどもラーメン二郎の麺の量は多い。が、あっさりと完食してしまった。鈴木くんは少し残しているが、「先に出ています」と出ていった。スープもほとんど飲み干し、店の外へ。鈴木くんはもう少し濃い味のほうがいいと言う。僕はちょうどいい味加減。さほどラーメン二郎を食べているわけではないが、僕はここのがいままででいちばんおいしかったように思える。二郎にしては薄味で上品だからだろうか。そういえば鈴木くんは29歳、僕は50歳だ。年長者が多かったのもそういった理由からかもしれない。

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古川親水公園

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環七を挟む形で広がる古川親水公園
さて、「ラーメン二郎」で食事をしたあとどっちに歩こうかということになった。結局、鈴木くんも仕事があるわけで会社に戻らねばならない。環七を南へ、東京メトロ東西線の葛西駅をめざすことにした。
環七を南下しはじめてすぐに古川親水公園という公園があった。公園といっても、細長い遊歩道のような公園である。時間があればゆっくり歩いてみたかったが、今回は少しだけ歩き、再び環七脇の道を南下し始めた。


広い道、歩きやすい住宅街を抜ける

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広くて歩きやすい道が続く葛西界隈
環七通りは幹線道路で車の通りが多いが、一本脇の道に入るとそこは静かな住宅街である。ちょうど新川という川を渡ったところで、左側の道を進む。
「いい街ですねぇ。住みたいなぁ」
と鈴木くん。たしかにのどかで、道も広く歩きやすい。ちょうどこの日は秋晴れで、外を歩くだけで気持ちのいい季候である。
あれこれ話ながら歩いていると、商店などが多くなってきた。葛西駅はもうすぐだろう。

葛西駅に到着!

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駅前にある風車のモニュメント
ラーメン二郎の初心者は下痢になるという。実は僕も歩きながら、なんだか危ない雰囲気になってきた。
そんなことを鈴木くんに話すと
「ああ、自分も最初のころはよく下痢をしてましたね」
とのこと。どこか喫茶店にでもと言っているうちに葛西駅までやってきた。
もう、限界である。鈴木くんに別れを告げ、僕はトイレに駆け込んだ。

【関連サイト】
ラーメン二郎 環七一之江店 | ラーメンデータベース
古川親水公園
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