真夏の太陽の下、プロアマが生見に大集合!

生見ビーチにそびえるペンション遊海
あまりの日差しの強さにビーチではタープやパラソルが必需品だった
パラソルの下に肩を寄せ合って
選手たちは波チェックや他の選手のライディングを見るためにパラソルの下で海を見つめる

2006年8月5日(土)~6日(日)にJPBA第2戦「マリンジャックカップ」が高知県東洋町・生見サーフィンビーチにて開催された。ここは徳島県にほど近い場所にあり、サーフィンの世界大会も行われる日本有数のサーフスポットなのである。

5日(土)の朝一の波はヒザ、たまのセットでモモ~腰とちょっと大会としては物足りないサイズであったが、ロータイドの時間を越えて夕方のハイタイドにかけては少しずつサイズアップをしてきた。初日はメンズプロアマのラウンド1&2、ウィメンズプロアマのラウンド1&2&3、ドロップニー(DK)プロアマのラウンド2がヒート時間15分、2ポイントで行われた。
6日(日)は前日よりも波がサイズアップし、腰~腹、たまのセットで胸となった。2日目の試合は1ポイントで、メンズのクォーターファイナルから15分ヒートでスタート。続いてウィメンズのクォーターファイナルが行われ、セミファイナルへと進むに従い、波のサイズもアップしていった。セミファイナルは1ヒート20分、ファイナルは25分と時間が長くなった。時間が長くなると、どれだけいい波を選べるかがその勝敗にかかわってくる。見ている方も選手たちの波の取り合いの駆け引きが面白くなる。ぜひ大会ならではの緊張感、それをみんなにも間近で味わってみてほしい。


メンズファイナリストはなんと第1戦と同じメンツ

榎戸輝
深くスピードのあるボトムターン〔榎戸輝〕
榎戸輝
ボトムターンからリップを突き抜ける高さのあるエルロロを決めた〔榎戸輝〕


メンズのセミファイナルに残ったのは前回の第1戦でも残っていたアマチュアの榎戸輝、榎戸崇人、遠山純の3名、それに同じく第1戦で残っていたプロの近藤義忠、京谷雄策に加えて山口幸平、八子顕一、相原法央の5名と総勢8名。ここで勝ち上がってファイナルへと駒を進めたのが、前回とまったく同じメンツの近藤義忠、京谷雄策、榎戸輝、榎戸崇人の4名だった。今年になってから行われたJPBAは2戦あり、その2戦でファイナリストが一緒という前代未聞の出来事が起こったのである。京谷雄策、榎戸輝、榎戸崇人の3人は7月末に行われたフリッパーカップにもファイナリストになっている(あと1名はアマチュアの嶋田綱吉)。この4人だけが他と比べて格段に強いというわけではなく、勝ち抜いていく運と力を強く持っていて、それを遺憾なく発揮できるということなのだと思う。優勝者はJPBA第1戦は近藤義忠プロ、フリッパーカップは榎戸崇人となっている。今回はどんな戦いを見せてくれるのだろうか?

一番左側の少しインサイド寄りに近藤プロ、中央のアウトに榎戸輝、右側のアウトに京谷プロと榎戸崇人というラインナップになった。メンズファイナルの直前に行われたウィメンズファイナルで、近藤プロと同じ場所で波待ちをしていた渡辺萌がいい波をつかんでいいライディングをしていたので、近藤プロもそれにかけたのだと思う。右側のふたりは激しく波の取り合いをしていて、京谷プロが最初にいいライディングをして7ポイントを出した。その間、ひとりで中央のポイントで波待ちをしていた榎戸輝がサイズのあるいいセットをつかみ、しっかりとライディングを決めてハイポイント9.5ポイントを出した。さらにARSを決めて、7ポイントとポイントを重ねた。近藤プロは最後まで波が来ると信じて同じポイントで待っていたが、ウィメンズの時とはうってかわって波が入ってこなくなり、満足のいくライディングが出来なかったようだ。結局、今回の栄冠はひとりセンターでいい波をつかんだ榎戸輝の頭上に輝いた。

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