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天気図を読んでみよう(3) 真冬の波を当てよう!(4ページ目)

寒い時こそ効率よく波乗りしたいですよね。そこで冬によくある天気図の解説と波予想のコツをお届けしす。週末は天気予報とニラメッコしてから海へ出かけましょう!

執筆者:恒松 澄子

冬型が緩んだ時がチャンス!

このように、冬型の気圧配置の時には基本的に風が強く吹き海は荒れ
模様となります。しかし、風が強く吹く=沖合のウネリがサイズアッ
プして届くので、風が止んですぐ、つまり冬型の気圧配置が緩んだ直
後がボディボードに最も適したタイミング
なのです!

移動性高気圧
読んで字のごとく、すぐに移動してしまう高気圧に一時的に覆われた
状態です。波が整いコンディションが良くなりますが移動してしまう
ので長くは持ちません。先ほどの等圧線が横のパターンで天気が荒れ
た直後
にこのパターンに変わる事が多いので要チェックです。
idousei.jpg ・日本海側
山陰地方や北九州~西側にかけ
て風が弱まりコンディションが
よくなります。気温は下がりま
すが雪にはならないのでオススメです。しかし波は長続きしないので早めに動きましょう。

太平洋側
茨城や千葉、四国の一部などの外洋に面した北ウネリに反応す
るポイント
でサイズが上がりま
す。南西から北よりに風が変わ
ったタイミングを逃さないよう
にしましょう。


南岸低気圧
nangan.jpg

太平洋側
普通は春や秋に現れる低気圧で
すが、まれに冬にも通過する事
があります。冬場には珍しく
ウネリ
を運ぶのでゆっくり進め
湾内のポイントでもサイズが
上がります。逆に通過のスピー
ドが早すぎるとウネリは届きま
せん。また、この低気圧が東海
上に抜けたあとの東ウネリのポ
イント
で一時的ですがサイズが
上がります。
冬場の太平洋岸にはうれしいプ
レゼントのような低気圧です。




いかがでしたか?

冬型の気圧配置についてちょっと詳しく解説してみましたが、冬の波を
当てるコツはつかめたでしょうか?ただでさえ寒くてツライ冬の波待ちです。かしこく情報収集して少しでもラクしちゃいましょう!

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logo.jpg 関連リンク:天気図を読んでみよう
風と低気圧 そもそも低気圧ってどうやって出来るの?
風と高気圧 波を生み出す源「風」を知れば波予想の確率もグン
とアップします!



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冬型の気圧配置って?

冬型のバリエーション

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