マメ(肉刺)は、刺激が繰り返し加わり続けることで摩擦した結果できる水泡のことをいいます。手や足の皮が硬くなっていない部分によくでき、破れ皮膚がめくれてしまうと結構な痛みを伴います。マメになる(水がたまる)前に赤くなりますが、その状態でも痛みがでることがあります。

できないようにするには、あるいはできてしまったらどうすればいいか、今回説明していきましょう。
 

手にマメ(肉刺)ができる原因

手のマメ
皮膚がやわらかければマメはできやすい。初心者限定というわけではない
■なぜできる?
グリップが手のひらの中で動いた際、皮膚におきる摩擦で皮膚に負担がかかり、できやすくなります。

■初心者はマメができやすい?
ボールを打つ数が少ない、あまり激しくラケットを振らない初心者ならあまり心配する必要はありません。ただ、テニスが好きになりだして、ボールを打つ回数が増えたときこそ注意が必要。技術の問題以上に皮膚がまだ柔らかく、マメができやすくなります。仮に上級者でも、しばらくテニスをしていないために皮膚がうすくなってしまったり、グリップの持ち方を変更しグリップにあたる部分が変わると、マメができやすくなります。

■よくできる場所
手のひら側の指の付け根、グリップをはさむ親指や人さし指の内側、あるいはラケットを支える小指側の下のほう(ヒールと呼ばれる手首の付け根付近の盛り上がった部分)によくできます。
 

手のマメを防ぐ方法は?

手のマメ
グリップを変更する際にも要注意
■少しずつグリップのあたる部分の皮膚を厚くする
この考え方の基本。皮膚に対して急激に負担がかかると、水ぶくれになったり赤くなったりして痛みを引き起こします。ゆっくりであれば回復力が上回り皮膚が厚くなってくれます。

皮膚に赤みが出たらやめるが基本です。そうすることによって、痛みを伴わずにグリップがこすれる部分を少しずつ厚くすることができます。

■オーバーグリップテープを利用
滑りにくく、クッションの役割もしてくれるオーバーグリップテープを巻くというのも大変有効です。オーバーグリップテープには、大別するとドライタイプとウェットタイプの2種類あります。ウェットタイプは乾燥した冬の時期でも手にしっかりと馴染み、グリップが滑りにくくなります。ドライタイプは吸汗性に優れるので、夏の暑い時期には汗を吸い取って滑りにくくする効果が期待できます。

■グリップの形に慣れる
グリップの形はメーカーによって異なります。形を変えるとグリップと皮膚が擦れる部分が少し変わり、硬くなっていない皮膚が擦れることも。そういう時は、よく手の様子を見て、赤みが出たら早めにやめることです。数度繰り返せば、新しく擦れるようになった部分も皮膚が強くなります。

■適切なグリップサイズにする
グリップサイズが合わないと、それが手のひらの中でグリップが回ってしまう原因になります。グリップの適性サイズは、軽く握って中指の先端と親指の間に左手の人さし指1本分の隙間がある程度が目安。これを基準に選んでください。隙間が少ないようだと細すぎ、支え切れずにグリップが回りやすくなるので気をつけてください。グリップが細すぎる場合は、オーバーグリップテープを2重に巻くなどして対応を。
 
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