テニスボールのリサイクル方法!


使い古したテニスボール
皆さん、使い古したテニスボールの処理はどうしていますか?ゴミとして処分している人が大半ではないでしょうか。実はテニスボールを上手に再利用する方法があるのをご存知だろうか?

テニスボールは、騒音を緩和する秘密兵器として主に全国の小学校で再利用されています。机と椅子の足にテニスボールを取り付けることで、床との摩擦で発生する「ギギギーッ」という、あの不快な騒音をある程度抑えることができるのです。

今では日本各地の学校から申し込みが殺到しています。そのため、テニスボールの供給が追いつかないという状況に陥り、全国の学校に配給するには、あと3万個のテニスボールが不足しています。

今回は、各メディアにも取り上げられ全国的な広がりをみせる「ボールリサイクル運動」にスポットを当ててみます。

◆テニスボールリサイクル運動がどんな団体が運営しているの?(2頁目)
◆テニスボボールリサイクル運動はどうやって生まれたの?(2頁目)
◆ボールはどのように送るの?(2頁目)
◆現在の活動状況は?(3頁目)
◆あと3万個のテニスボールが必要です!(3頁目)

テニスボールリサイクル運動はどんな団体が運営しているの?


テニスリサイクル運動は、 NPO法人「グローバル・スポーツ・アライアンス(以下:GSA)」が推し進めています。
GSAは地球環境と共存するスポーツ文化の創造と循環型社会の構築に貢献することを目的にテニスボールリサイクル運動以外にも幅広く活動を行っている団体です。

テニスボールリサイクル運動はどうやって生まれたの?

テニスボールを付けた机と椅子
もともとは補聴器をつけた子供たちのために始まりました。補聴器をしていると、自分の意図していない音まで拾ってしまうため、机や椅子を動かす摩擦音からくる衝撃的な騒音が、難聴児の強いストレスになっていたからです。そこで、机と椅子の足にテニスボールを取り付けたところ騒音が大幅に緩和されたため、難聴学級で先ず取組みが始りました。

テニスボールはどのように送るの?

テニスボールの発送は、提供者からボール希望校に直送となります。GSA事務局で双方の申込をマッチングします。テニスボールの提供者には1箱(300個)あたり300円の送料負担に協力してもらうとともに、学校からはボールが到着した時点で、300個相当で1000円の募金を任意ですがお願いしています。

現在の活動状況は?

テニスボールを取り付ける作業をする生徒
国内のテニスボールの年間使用量は約3000万個(GSA調べ)。ほとんど廃棄処分されていたボールの再利用と消音のW効果を狙った活動が、今までは難聴児童のいるクラスだけでなく、教室全体の学習環境の向上につながるとともに、物を大切にすることを学ぶ機会にもなると全校で取り付ける学校も増えました。

現在では全国で779校が参加し、提供個数も140万個に達しています。提供個数100万個を達成したときには提供先の学校でセレモニーが開かれ、プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが参列しています。

あと3万個のテニスボールが必要です!

冒頭でも触れていますが、全国の学校から申込みが殺到し、現在3万個のテニスボールが不足しています。もし、皆さんのお手元に不要なテニスボールがあれば、もう一度、テニスボールに活躍の場を与えてあげてください。


●ボールリサイクル運動に興味のある方は専用のホームページが設けられているので、こちらをご覧下さい。  
sports-eco.net


●取材協力
 NPO法人グローバル・スポーツ・アライアンス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。