まずゴルフ道具の選び方を知ろう!

まず3種類のゴルフクラブを使い分けましょう!
「仕事付き合いで必要となった」「家族や友達と一緒にプレーしたい」など、ゴルフを始めるきっかけは人それぞれ様々だと思います。

とはいっても、「道具がたくさん必要みたいだけど、何から買えばいかわからない……。そもそもどれくらい費用がかかるのか……」など、実際に始めるには色々と不安な点もあるのではないでしょうか?

ゴルフ雑誌には、レッスン記事や最新クラブ情報ばかりで、初心者向けの記事はほとんどないのが現状です。

そこで「何事もはじめが肝心!」ということで、ゴルフライフのスタートに役立つゴルフ道具の選び方から始めていきます。

クラブの基本は「ウッド」「アイアン」「パター」

ゴルフはボールを打って、カップと呼ばれる穴(ルールではホールと呼ばれています)に入れるまでの打数(スコア)の少なさを競うスポーツです。そこで最初に必要なものは、ボールとそれを打つための道具であるクラブを用意する必要があります。

クラブは14本まで持つことが許されていて、大きく分け「ウッド」「アイアン」「パター」の3種類になります。それぞれに用途が異なり、実際のプレーでは、これらを状況に応じて使い分けます。

飛距離を出すためのクラブであるウッド
■ウッドとは、もともと木で作られていたためにつけられた呼び名です。独特の風合いや打感などの特性をもつパーシモン(柿材)ウッドを愛好するゴルファーも存在しますが、現在はほとんどすべてのウッドクラブが金属製(チタン・ステンレスなど)です。

ウッドクラブには、全長が最も長く、最長飛距離を出すことができる1番ウッド(通称ドライバー。1Wなどと略称される)。それから少しずつ短くなり、FW(フェアウェイウッド)と呼ばれる3番、4番、5番、7番ウッドなどがあります。

アイアンは初心者の練習用に最適なクラブです
■アイアンとはアイアンは、距離を打ち分けるためのクラブです。多くのモデルは3番アイアンからラインナップされており、4番、5番、6番と数字が増えるにしたがって、長さが短くなり打ったときの飛距離も短くなります。9番アイアンよりさらに短いクラブとしてPW(ピッチングウェッジ)、AW(アプローチウェッジ)、SW(サンドウェッジ)などのウェッジがあります。ウェッジは近距離を打つためのクラブです。

人気の大型ヘッドパター。ミスヒットに強いのが特徴
■パターとはクラブの中で最も特殊な役割を担います。パターはグリーン(ピン周辺に作られた特に芝が整備された地帯)で使用するためのクラブで、ボールを転がしてカップインするときに使用します。

パターには他のクラブとは比較にならないほどの多くの形状があり、自分のパッティングスタイルや構えやすさや方向性・距離感が出しやすいかなどを基準に選びます。最近は、ミスヒットに強い大型のヘッドのものが人気となっています。

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セッティングには約束事があります

ゴルフクラブは、一番距離を出すことのできるドライバーから少しずつ長さが短くなり、それに応じて飛距離も短くなります。ゴルファーは、それぞれのクラブを打ったときの飛距離を把握しておき、それらを駆使しながらプレーを行います。

ゴルフクラブをセッティングするときは、それぞれのクラブの役割をはっきりさせるため、しっかりとした飛距離差が出るようにしなくてはいけません。

セッティングの中身

最近はウッドクラブの種類も豊富になった。初心者も最低2本は欲しい
ルール上、14本までを使用することが出来ますが、初心者にはそこまでの本数は必要ないです。男性の初心者なら、扱うのが難しいロングアイアンを抜いた11本で十分。

その内訳は、まずドライバー。そして二打目以降に飛距離を出すクラブとして、4Wか5Wを入れましょう。3Wには初心者には難しいため避けるべきです。アイアンは5番アイアンからで、できればPW、AW、SWの3本のウェッジをそろえたほうが、スコアメイクに直結する短い距離を狙いやすくなります。

女性のセッティング

熟練した女性ゴルファーのセッティング例。男性に比べてウッドクラブの比率が高い
女性ゴルファーは、男性ほど飛距離が出ないのが普通です。特に初心者の場合は、それぞれのクラブごとの飛距離差がきちんと出ない場合がほとんどなので、男性と同じ本数は必要ありません。

ゴルフショップでは女性向けに奇数番手のみのハーフセットを販売している場合が多いので、最初はそれらを使用するとスムーズです。上達し飛距離が伸びてくるに従い、セットをグレードアップすることをオススメします。

女性ゴルファーは、アイアンに比べて飛距離の出るウッドクラブを多用する傾向があるので、男性と異なり、初心者のうちからウッドを多めにセッティングしましょう。ドライバーに加え、4Wと7Wなど飛距離差の大きいウッドを入れ、3本とします。アイアンは、5番、7番、9番、SWの4本(ハーフセット)で十分。それにパターを加えた8本セットが、女性初心者の基本的なセッティングになります。

>>次のページは、購入費用についてです>>

ゴルフクラブの価格はどれくらい?

テーラーメイドのR360XD。初心者を中心に人気
ゴルフがお金持ちのスポーツといわれる理由の一つに、道具が高額なことがあげられます。1本10万円近いチタンドライバーや20万円を超えるアイアンセットなどはスポーツの道具として、とても高価なものでしょう。 

しかし、テーラーメイドの「R360XD」やブリヂストンスポーツの「BEAM」のように、初心者向けにラインナップされた比較的安価なゴルフクラブもあります。これらはキャリアの長いゴルファーも十分使用できるしっかりしたつくりで長く愛用することができるため、腰を据えてゴルフに取り組みたいビギナーにオススメです。

必要なウッドとアイアンの本数をそろえると、「R360XD」で約10万円、「BEAM」では約16万円の費用がかかります(2005年12月現在。各ショップの割引率によって変わります。)

フルセットのススメ

男性用フルセットの例。最近はやさしい大型ヘッドのものも増えてきた
「そんなにお金をかけられない!」「そんなにお金をかけたくない!」という方もいらっしゃると思います。そのような方には、初心者向けのフルセットがオススメ。

市販されているフルセットは、ウッド3本程度、アイアンも7~9本あり、パターやキャディバッグが付属している場合も多く、手軽に必要なクラブが入手でき便利です。値段も4万円程度からあり、初心者にはうってつけといえるでしょう。

女性のためのフルセット

FILAレディースハーフセット。キャディバッグ・ヘッドカバーが付属し29800円(税込)
女性ビギナー向けには、多くの種類のフルセットがラインナップされています。アイアンが奇数番手のみのハーフセットになっているものがほとんどで、本数が少ない分、価格も抑えられています。3万円くらいの予算から探すことができます。

次回「初心者ゴルファーのための道具選び その2」では、さらに細かい選び方のポイントをご紹介します。

<関連リンク>
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