北朝鮮に敗れた日本代表は一夜明けた8月1日、控えメンバーを中心に練習を行った。現地の元川悦子さんから練習レポート、ジーコ監督、選手コメントをどうぞ。また、女子の大会も開幕。日本代表・なでしこジャパンも北朝鮮に1-0で敗北した。(写真は大田ワールドカップスタジアム)

<男子順位表>
1位 北朝鮮 勝ち点3(1勝)得失点差+1
2位 韓国  勝ち点1(1分)得失点差 0
2位 中国  勝ち点1(1分)得失点差 0
4位 日本  勝ち点0(1敗)得失点差-1

<女子順位表>
1位 韓国  勝ち点3(1勝)得失点差+2
2位 北朝鮮 勝ち点3(1勝)得失点差+1
2位 日本  勝ち点0(1敗)得失点差-1
4位 中国  勝ち点0(1敗)得失点差-2

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ジーコ監督

「(今日は練習が長かったのでは?の質問に)普通通りですね。昨日動いていないメンバーだし、リカバリーが必要。(シュート練習が多かったのでは?の質問に)昨日も言ったとおり、こつこつとやっていかないといけない。今日やれれば明日はいいというものでもない。実際に試合に出た選手と同じような負荷をかける形で練習させる必要もあったから。

(メンバーを変えるかどうか?の質問に)明日考える。中国戦は見ていた。韓国も中国もそうだが、どこも楽な試合はないし、負けたからといってこれで終わりというわけでもない。(今日のメンバーでも十分戦えそうだが?の質問に)同じポジションに2人ずついるのは、そういう意味だ。つねに2チームできるように選んでいるから。明日の前日練習はいつもと同じ内容です」

本山雅志選手

「まず切り替えることが大事。(今日の指示は何かありましたか?の質問に)具体的には昨日のことというより練習の内容を話し合った。守備からのフォーメーションとかミドルシュートへのつなぎとか。次からはとにかく勝たなきゃいけない。勝つことを最優先で考えたい。僕自身もコンディションをもっと上げないといけない。今日はかなりきつかったけど、徐々に上がると思うし、2戦目勝てば優勝の可能性もある。いい形で進めていきたい」

今野泰幸選手

「練習の指示は特には出てないけど、シュート練習が多いです。ミドルシュートもやったけど、あのくらいの距離から入るか入らないかが日本と世界との差。海外の選手ならシュートの範囲なんだろうけど、自分はそうじゃない。帰ってからシュート練習をもっとしようと思った。(今日のメンバーでも十分やれるのでは?の質問に)かもしれない(笑)。

昨日負けて落ち込んだけど、みんな経験豊富だから切り替えるのがうまい。俺ならすごく落ち込んでると思うけど。昨日の試合をベンチから見てたけど、特にフクさんや遠藤さんのプレーに注目した。2人は人と人の間でボールをもらうのがうまいし、前半もうまく崩した場面もあった。プレーが正確だしね。

(昨日の修正点は?の質問に)相手の決定機もあのシュート1本だけだったし、守備を安定化させるというのもどうか。チャンスがあれば、思い切りのいい飛び出しを見せたい。自分もチャンスがあれば出たい。特に韓国は知っている選手も多いし、刺激になる。負けたくないし、負けられないと思う」

田中達也選手

「出られてうれしかったけど、負けて悔しい。もっとチャンスを作りたかったし、ゴールを決めたかった。ドリブルからの切り替えしをもっと出したい。もし今後も試合に出られたら、チャンスを作って勝利に貢献したい。もっと気迫を持って戦いたい。そのあたりが課題。

(昨日は3人のFWが入ったが?の質問に)僕は足元でもらったらドリブルで仕掛けて、巻さんの競った後のこぼれ球を狙っていた。(昨日の手ごたえはどうでした?の質問に)自信はある。もっと練習してコミュニケーションを図っていきたい。コンビプレーをもっと多く出したいと思う」

巻誠一郎選手

「0-1で負けてる状態で出た。チャンスをもらって結果を残せず悔しかった。うまく自分のいいところを出せなかったけど、チャンスをもらえたことはうれしかった。(手ごたえはどうでした?の質問に)時間が短くて手ごたえはない。昨日も決定的チャンスが何本かあったけど、決められなかった。もっと貪欲に意識を持っていこうと思う。

(試合後に反省会を開いたのか?の質問に)まとまっていうのは特にない。自分としてはゴールできるチャンスがあったから、いろいろ考えてしまった。本山さんからのパスが来た場面とか。(ジーコからの指示は?)ポジション的な指示だけ。配置というか、満男さんを下げてとかそういう話だった。自分としてはゴールを取ってやろうという気持ちだったけど。

(1対1で負けない意識が強かったのでは?の質問に)それが自分のスタイルだから。チームがちょっとでも盛り上がるといいと思って。次はスタメンのチャンスがある? 自分としては分からないけど、普段からいい準備をして試合に入れるようにしたい。スタメンでもサブでも準備はしている。中国はフィジカルも強いし、粘り強いチーム。そういう部分では善戦でもう1つ何か変えていかないといけないと思う」

(取材・文/元川悦子)

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