ビーズ/ビーズの知識とテクニック

【ビーズ基礎知識】ビーズ用語集……道具や技術の用語を解説!

今回紹介するのはビーズアクセサリー作りの基礎知識。ビーズアクセサリーを作る際によく登場する道具や技術の用語をやさしく解説いたします。分からない用語があったときには、ここでチェック! ぜひ参考にしてみてくださいね。

岡野 陽子

執筆者:岡野 陽子

ビーズアクセサリーガイド

ビーズ用語集【ビーズ基礎知識】

ビーズ用語集

ビーズ用語集

ビーズアクセサリーを作るうえで覚えておきたい用語を集めました。分からない用語が出てきたら、ここでチェックしてみてください。
※→ は関連用語を表します。
※内容は必要に応じ、追加・修正する可能性があります。
ビーズリング
淡水パールをメインにしたブローチ。一つの作品に様々な材料とテクニックが登場します
<目次>
 

あ行

  • 【アクリルビーズ】
    アクリル製のビーズの総称。輝きや透明度はガラスビーズに劣るが、軽く安価なので、モチーフやバッグなどの大きな作品づくりに向いている。
  • 【アジャスター】
    ネックレスやブレスレットの長さを調整する、チェーンに似た留め具。輪の大きなチェーンで代用することも可能。
  • 【アルミばら】
    ばらの花をかたどったアルミ製のパーツ。様々な色とサイズがあり、穴のあるもの・ないものがある。
  • 【アンティークビーズ】
    原則として100年以上前に作られたビーズを指す。場合によってはヴィンテージビーズの一部を含むこともある。→ヴィンテーズビーズ
  • 【板カン(いた―)】
    引き輪やカニカンなどと一緒に使う、穴の開いた板状の基礎金具。楕円形のものを特に板ダルマカンと呼ぶこともある。
  • 【イヤーアクセサリーパーツ】
    イヤリングやピアスの金具。バネ式・フック式・ポスト式などの他、イヤーカーフやイヤーフックなどタイプは様々。金属アレルギーに対応したものもある。
  • 【インドビーズ】
    インド製のガラスビーズ。形はやや不規則で中間色のものが多く、エスニックな雰囲気や“味”のある作品づくりに向く。
  • 【インライン】
    ビーズの穴の内側に塗料を塗った状態。またはそのビーズ。
  • 【ヴィンテージビーズ】
    30~99年前に作られたビーズ。100年以上前に作られたものはアンティークビーズという。→アンティークビーズ
  • 【ウッドビーズ】
    木製のビーズ。木の質感を生かしたナチュラルカラーのほか、着色したものや様々な形にカットしたものがある。黒檀・白檀・柘植・樫などは高級ウッドビーズとして数珠などの材料などにもなる。
  • 【Aカン(えー―)】
    ビーズを挟むようにして付ける基礎金具。ハート型のスワロフスキービーズなど、穴が正面を向いた扁平な素材に向く。似た使い方をする「三角カン」がシンプルなのに対し、Aカンは装飾性のあるものが多い。→三角カン
  • 【AB(えーびー)】
    →オーロラ
  • 【エポキシ系接着剤(えぽきしけいせっちゃくざい】
    2液(主剤と硬化剤)を同量混ぜて、その化学反応で固まる接着剤。接着部分が透明なのでビーズに向く。固まるまでやや時間がかかるものが多いが、水や油、熱に強く、接着力も強い。
  • 【オーロラ】
    ビーズの表面加工の一種。虹色の光彩がある。別名「AB」。
  • 【鬼パール(おに―)】いびつな形をしたパール。「バロックパール」と呼ぶこともあるが、メーカーによってこの呼び方をすることもある。
  • 【オフルーム】
    織り機を使わずに手で針を持って編むビーズ編みの技法。様々なステッチ(編み方)があり、小さな作品や立体的なデザインに向く。
  • 【織り機(お―き)】
    ビーズ織り用の道具。タペストリーやバッグなど幅が広く平らなものを作るのに使う。大きな作品ほど幅の広いものが必要。市販品は木製が一般的で、初心者用のキットなどもある。
 

か行

  • 【貝パール(かい―)】
    養殖真珠と同じ核に塗料などを塗って人工的に作られたパール。人工の模造パールだがプラスチックやガラスパールに比べ高級感のあるものが多い。
  • 【貝ビーズ(かい―)】
    貝殻で作られたビーズの総称。別名「シェルビーズ」。「マザーオブパール」も貝ビーズの一種。
  • 【かしめ玉(かしめだま)】
    →つぶし玉
  • 【片穴ビーズ(かたあな―)】
    ビーズの穴が貫通せず、途中までしか開いていないビーズ。「ヒートン」などを付けて使用する。→「ヒートン」
  • 【カットビーズ】
    表面をカットして形を整えたビーズ。代表的なものに、「スワロフスキービーズ」やチェコのカットビーズがある。→プレスビーズ
  • 【カニカン】
    板カンやアジャスターと共に使う留め具。カニの爪のような形をしているのでこう呼ばれる。別名「ナスカン」。引き輪より大きく目立つが、開き幅が広く付けやすい。→引き輪
  • 【カラーテグス】
    色つきのテグス。ビーズの色と同系色のテグスを使うことでより一体感を出したり、テグスそのものを見せる作品づくりに用いる。
  • 【ガラスパール】
    ガラスに塗料を塗って作られたパール。プラスチックパールよりも光沢が強めで、重みがある。
  • 【カルトラパール】
    ややクリーム色のパール。別名「キスカパール」
  • 【キスカパール】
    →カルトラパール
  • 【キャル】
    ビーズの表面加工の一種。シルバーメッキを反面だけほどこしたもの。
  • 【キュービックジルコニア】
    ダイヤモンドによく似た人造宝石。サファイヤやルビー並みの高度があり、強い輝きを持つ。豪華な雰囲気の作品に最適。
  • 【9ピン(きゅう―)】
    ビーズに通し、ビーズ同士やパーツとつなぐための基礎金具。先端の一方があらかじめ丸められている。太さは0.5mm~0.8mmくらい、長さは20mm~50mmくらいが一般的。色もゴールド系・シルバー系など豊富で、用途に応じて太さ、長さ、色を使い分ける。→Tピン
  • 【クラスプ】
    ネックレスやブレスレットなどの留め具。引き輪やカニカンよりも装飾的なものが多いので、留め具にもこだわりたいときに効果的。差し込み式・フック式・マンテル式・マグネット式・ニューホック式などがある。
  • 【クラックル】
    ヒビのこと。温度変化によってヒビを入れたガラスビーズをクラックルビーズという。光を細かく反射し独特の風合いがあるが、割れやすいので取り扱いには注意が必要。
  • 【極小ビーズ(ごくしょう―・きょくしょう―)】
    直径0.6~1.5mm程度のシードビーズ。特小よりもさらに小さいものを指すことが多い。
 
 

さ行

  • 【座金(ざがね)】
    半球状または椀状の金属製の飾りパーツ。主に土台としたり、ビーズにかぶせて使う。→透かしパーツ
  • 【さざれ】
    小石(さざれ)状のビーズ。天然石やガラスで作られ、一般的に薄く不定形。
  • 【三角カン(さんかく―)】
    ビーズやパーツをつなぐための三角形の基礎金具。正三角形の底辺にあたる部分が開き、ビーズの穴を挟むようにして付ける。丸カンやCカンよりも底辺が広いので、厚みのある素材(例:ハート型のスワロフスキー)に向く。→Aカン(えーかん)
  • 【Cカン(しー―)】
    パーツをつなぐ基礎金具の一種。楕円形のカン。様々な素材・太さ・直径・色がある。→丸カン
  • 【シードビーズ】
    種(シード)のように小さなガラスビーズの総称。豊富な色とサイズがある。厳密な直径や穴の大きさ、色のバリエーションはメーカーによって異なる。→丸小/丸大/特小/極小
  • 【シャワー台(―だい)】
    シャワーのようにたくさんの穴が開いた金属の台。穴にビーズを通したテグスや糸をくぐらせたり、ピンを留めつけたりして使う。たくさんのビーズを固定できるので、大きな作品やブローチによく用いられる。
  • 【スキ】
    無色または有色の透明なビーズ。
  • 【スパングル】
    プラスチックや金属でできた薄い板状の飾り。星や貝殻などをかたどったものや、プレスして凹凸を出したものもある。日本ではスパンコールともいう。
  • 【透かしパーツ(す―)】
    透かし細工をほどこした金属製の飾りパーツ。→座金
  • 【スリーカットビーズ】
    シードビーズの3面をカットしたビーズ。光をよく反射する。カットした分、直径はやや小さい。
  • 【スワロフスキービーズ】
    スワロフスキー社(オーストリア)製のビーズの総称。透明度が高く、強い輝きを持つ。形によって番号がつけられており、ビーズアクセサリーでは特にそろばん型の5301、球状の5000、パール状の5801などがよく使われる。
 

た行

  • 【ダイヤレーン】
    ラインストーンやパールを連なるように留めつけたチェーン。別名「ダイヤチェーン」「ラインストーンチェーン」
  • 【竹ビーズ】
    竹のように長くカットしたビーズ。一般的に「一分竹」「二分竹」といった呼び方で長さを表す。
  • 【ダルマチップ】
    糸やテグス、ナイロンコートワイヤーなどの端を始末する基礎金具。別名「ボールチップ」
  • 【淡水パール(たんすい―)】
    湖や河など、淡水で生息するイケチョウ貝・ヒレ貝・カラス貝などから採れる真珠。大きさや形が不規則で個性に富む。白色のほか、染色したものもある。
  • 【チェーン】
    真鍮・アルミニウム・ステンレスなどの金属でできた鎖。太さ・色・デザインが豊富にあり、ネックレスなどのほか飾りとしても使われる。
  • 【チェーンエンド】
    ダイヤレーンやボールチェーンなど、端が輪になっていないチェーンの端を始末するための金具。
  • 【チェコビーズ】
    チェコで生産されたビーズの総称。カットビーズ・プレスビーズ共にたくさんのデザインと色があり、メーカーも様々。
  • 【チャーム】
    チェーンなどにつける小さな飾り。もとは「お守り」の意味。動物・植物・日用品など様々なモチーフがある。
  • 【つぶし玉】
    環状の小さな金具。テグスやナイロンコートワイヤーなどに通し、ビーズを止めたい位置でペンチでつぶし、ストッパーにする。
  • 【Tピン(てぃー―)】
    ビーズに通し、パーツとつなぐための基礎金具。先端の一方に薄い小さな円盤状の「底」がついており、ストッパーの役割となる。太さは0.5mm~0.8mmくらい、長さは20mm~50mmくらいが一般的。色もゴールド系・シルバー系など豊富で、用途に応じて使い分ける。→9ピン
  • 【テグス】
    ビーズを通して使う透明な糸。ビーズアクセサリーによく用いられるのは透明なナイロン製の2号サイズ。号数が大きくなるほど太くなるが、厳密な太さはメーカーにより異なる。フロロカーボンやポリエチレン製の張りのあるもの、ビニール素材やウレタンで作られた伸縮性のあるもの、色の付いたものもある。→カラーテグス
  • 【転写ビーズ(てんしゃ―)】
    転写シールを貼って模様を付けたビーズ。手描きではないので、複雑な絵柄を安価に表現できる。エスニックな作品に適したデザインが多い。
  • 【天然石(てんねんせき)】
    自然の中で作られた石。色や形、透明度などの差が大きく、グレードによる価格の幅も広い。透明度を高めたり、色を鮮やかにする加工や処理をされたものも多くある。
  • 【特小ビーズ】
    丸小よりも小さい、直径1.5mm程度のシードビーズ。繊細な作品作りに向いている。厳密な大きさはメーカーにより異なる。
  • 【特大ビーズ】
    丸大よりも大きい、直径4~5.5mmのシードビーズ。厳密な大きさはメーカーにより異なる。
  • 【トライアングルビーズ】
    穴を上にして見たとき、三角形をしているビーズ。別名「三角ビーズ」
  • 【ドロップビーズ】
    しずく型のビーズ。横穴式と縦穴式があり、特に横穴の小さなサイズのものは同じパックの中でも形や大きさに多少ばらつきがある。また、横穴式の類似品に「まが玉ビーズ」がある。→まが玉ビーズ
  • 【とんぼ玉】
    表面に色文様のある、紐などを通す穴の開いたガラス製の玉。日本では江戸時代中期からこの名称で呼ばれ、類似したものはアジア、アフリカ、ヨーロッパなど世界各地に見られる。
  
 

な行

  • 【ナイロンコートワイヤー】
    ナイロンでコーティングされた、しなやかで滑りのよいワイヤー。張りがあるので、編みこまないタイプのネックレスなどによく用いられる。様々な色や太さがある。
  • 【ニッパー】
    ワーヤーやピン類を切る道具。刃の片側が平らなので、断面をまっすぐにカットできる。
  • 【ニューホック】
    ネックレスやブレスレットなどによく用いられる金具。ホックのように止められるため付け外しが簡単だが、アジャスターが付けられないので長さの調節はできない。
 

は行

  • 【パール】
    ビーズアクセサリーの世界では主に、「プラスチックパール」「ガラスパール」「貝パール」などの人工真珠のことを言う。豊富な色とサイズがある。
  • 【バチカン】
    ペンダントヘッド(ペンダントトップ)をチェーンに吊り下げる金具。洗濯ばさみのように開閉して使うものを特に「Åカン」という。
  • 【バリ】
    本来は金属やプラスチックの加工過程で、製品の縁(へり)などにはみ出したりしてできる余分な部分。ビーズの場合は、ビーズの表面に出っ張ったり、穴の部分にはみ出して(被って)いる塗料などのことを指す。特にパールに多く発生する。テグスなどの通りをさまたげるので、作業前に針や目打ちなどで取り除くとよい。
  • 【バロック】
    「歪んだ」という意味。「バロックパール」「バロックビーズ」など、不定形なビーズにつけられる。
  • 【ビーズ針(―ばり)】
    ビーズ織りに使う針。裁縫用の針よりも全体的に細く、長い。複数の長さ・太さのものと糸通しなどがセットで販売されることが多い。
  • 【ビーズボード】
    ビーズワーク用の台。スエードやフェルト張り(またはそれに似た加工)がほどこされており、ビーズが転がらずに作業できる。ネックレスなどの長さが分かる目盛りが付いたものもある。別名「デザインボード」
  • 【ヒートン】
    接着剤を付け、「片穴ビーズ」に差し込んで使う金具。→片穴ビーズ
  • 【引き輪(ひ―わ)】
    ネックレスやブレスレットなどを留める基礎金具。板カンやアジャスターなどと共に使う。
  • 【ピューター】
    スズを主成分とし、アンチモン・銅を加えて調整した合金。銀白色の美しい光沢があり、さびに強く変色しない。ビーズ素材としてはチャームなどに用いられる。
  • 【ピン類(―るい)】
    9ピン、Tピンのこと。
  • 【ピンバイス】
    工作用の細いドリル。ビーズの穴を削って広げたり、「バリ」を取るのに用いる。
  • 【ファイアポリッシュビーズ】
    カットしたビーズの表面を熱し、とかして丸みを帯びた形にしたもの。チェコ製のビーズに多い。略称は「FP」。
  • 【フック】
    留め具(クラスプ)の一種。雄型と雌型が対になっており、ひっかけて使用する。付け外しが簡単で、カジュアルな作品に向く。
  • 【フナカン】
    留め具(クラスプ)の一種。紡錘型で舟のような形をしているのでこう呼ばれる。
  • 【古美(ふるび)】
    金属パーツのうち、いぶしたような、沈んだマットな色のもの。アンティークな風合いを出すのに効果的。金古美(古美金)、銀古美(古美銀)、銅古美(古美銅)など、ベースになる色と組み合わせて使われる。
  • 【プラスチックパール】
    樹脂などのプラスチックに真珠様の光沢をほどこした模造真珠。軽く、比較的安価なので、多量に使用するのに向いている。
  • 【フリーメタリコ】
    糸状の金属を編んだメッシュリボン。好みの長さにカットでき、手でねじったり広げたりして使う。筒状なので、中にビーズを包んで使うこともある。
  • 【プレスビーズ】
    型に入れて形を作ったビーズ。→カットビーズ
  • 【フロスト】
    ビーズの表面加工の一種。すりガラスのような風合い。別名「マット」「つや消し」「梨地」。
  • 【ペンチ】
    ワイヤーやピン類を曲げたり、ねじったりする工具。先端の下についた刃の部分でワイヤーなどを切ることもできる。
    • 平ペンチ……先端のかみ合わせ部分が両方とも平ら。ワイヤーやピン類を直角に曲げたり、ダルマチップを閉じるのに向く。
    • 丸ペンチ……先端が丸い(円錐状)。ワイヤーやピン類を丸めるときに使用する。
    • 片丸(片平)ペンチ……先端の一方が平らで、もう一方が丸い。平ペンチと丸ペンチの特徴を兼ねる。
  • 溝付きペンチ……先端の片方が丸く、もう一方がそれに沿った形に凹んでいる。ワイヤーやピン類を丸めやすいが、あまり細かい部分の作業には使いづらかったり、ピン類に傷がつきやすいという特徴もある。
  • 【ボールチップ】
    →ダルマチップ
  • 【ボーンビーズ】
    動物の骨を加工して作ったビーズ。
  • 【本金メッキビーズ(ほんきん―】
    表面に18金や24金をメッキしたビーズ。重く高価だが、特有の輝きと高級感がある。
  
 

ま行

  • 【まが玉ビーズ(―たま―)】
    穴が中心よりずれたところにあり、垂れ下がったように見えるビーズ。ドロップビーズに似ているが、穴を横に向けて見たときの幅がやや広い。
  • 【丸カン(まる―)】
    パーツをつなぐ基礎金具の一種。円形のカン。様々な素材、太さ、直径、色がある。→Cカン
  • 【丸小ビーズ(まるしょう―)】
    最も一般的なシードビーズのサイズ。直径約2mmの丸みを帯びたビーズで、豊富な色がある。穴の大きさや厳密なサイズはメーカーによって異なる。
  • 【丸大ビーズ(まるだい―)】
    直径3mm程度の丸みを帯びたビーズで、豊富な色がある。穴の大きさや厳密なサイズはメーカーによって異なる。
  • 【マンテル】
    留め具(クラスプ)の一種。棒状と輪状の金具が対になっており、棒を輪に入れて留める。
  • 【めがねどめ】
    ビーズに通したワイヤーの両端を輪状に丸め、9ピンを使うのと同じようにつなぐ方法。9ピンでは支えられない大きな素材も留められるほか、デザイン的な要素もある。
  • 【メタルビーズ】
    金属製または金属メッキをほどこしたビーズの総称。
 

や行

  • 【ヤットコ】
    ワイヤーやピンを曲げたりねじったりする工具。ペンチと違って切る機能はなく、持ち手の部分にバネが付いていない。※ビーズ用に作られたものの中には、バネつきのヤットコもある。
    • 平ヤットコ……先端のかみ合わせ部分が両方とも平ら。ワイヤーやピン類を直角に曲げたり、ダルマチップを閉じるのに向く。
    • 丸ヤットコ……先端が丸い(円錐状)。ワイヤーやピン類を丸めるときに使用する。
    • 片丸(片平)ヤットコ……先端の一方が平らで、もう一方が丸い。平ペンチと丸ペンチの特徴を兼ねる。
  • 溝付きヤットコ……先端の片方が丸く、もう一方がそれに沿った形に凹んでいる。ワイヤーやピン類を丸めやすいが、あまり細かい部分の作業には使いづらかったり、ピン類に傷がつきやすいという特徴もある。
  • 【指カン(ゆび―)】
    溝の付いた指輪のような道具。溝に丸カンやCカンの一部を引っ掛けて固定し、カンをひねって綴じ目を開け閉めする。片手でカンの開閉ができ、硬い金具を使用するときにも便利。
 

ら行

  • 【ラインストーン】
    カットガラスでできた模造ダイヤ。以外にも様々な色とサイズがあり、底が立体的なもの、平らなもの、爪(台座)つき、爪なしなどのバリエーションも豊富。
  • 【ラスター】
    ビーズの表面加工の一種。無色または有色の光彩加工をしたもので、通常よりつややかに仕上がる。有色の光彩加工をしたものは色名+ラスターで呼ばれることもある。例)ゴールドラスター、パープルラスター

  • 【ランプワークビーズ】ガラス棒の先をとかして作る、手作りのビーズ。とんぼ玉もランプワークビーズの一種である。
  • 【リング金具(―かなぐ)】
    金属製の指輪の台。輪が付いたもの。
  • 【六角ビーズ(ろっかく―)】穴を上にして見た時に、六角形をしたビーズ。普通のビーズより光を反射するため、装飾的。角が鋭角なので、かたい印象がある。
  • 【ロンデル】
    円盤状のビーズの総称。最近は周囲をラインストーンで取り巻いたものを指すことが多い。
 

わ行

  • 【ワイヤー】
    アルミニウム、真鍮、銅などでできた金属線。ビーズアクセサリーの芯材にしたり、ビーズをつなぐパーツとして使う。着色したものや表面にコーティングをほどこしたものがあり、太さ・硬さ・耐久性は様々。li>
  • 【ワックスコード】
    綿製の紐の表面にロウを塗布したもの。滑りがよい。麻製のものはワックスリネンコードという。


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