「日本を改革してくれる新時代の旗手」として政財界からの期待も大きかっただけに今回の事件は、日本中否世界をも騒がす大スキャンダルの様相を呈している今日この頃。
堀江さん、なぜこんな結果になってしまったのでしょうか?
そして、彼は一体どこへ行ってしまうのでしょうか?
そこで、陰陽五行論を使って堀江さんの宿命を観てみました。そこには、わたしたちが幸せに生きるために知っておきたいたくさんのヒントが隠されていそうです。
中国算命学(陰陽五行論)によるホリエモンさんのプロファイリング!
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堀江さんの宿命はまじめに伝統を重んじて生きること?! |
中国占星術「算命学」では、わたしたちは持って生まれた宿命に沿って生きることで人生の幸せをつかむことが出来ると教えてくれています。
【中心星からみた本来の性質】
牽牛星という星を胸に持つ堀江さん。「まじめに責任感を強く持ちながら常識的な生き方をしなさい」と、宿命に書かれていました。
牽牛星は、プライドが高く、本来であればお金よりも名誉が大切と思うタイプ。大きな組織や集団の利益を優先するので、はたから見るとドライな性格に見られたり周囲にふりまわされたりすることが多いのが特徴です。
【星の流れからみた堀江さんの人生の目的】
堀江さんのエネルギーの流れを見ると、彼の人生の目的は「家庭や仲間を守ることで幸せになる」ことと読めます。また、若いうちから上昇志向が強く出世を急ぎすぎる傾向も見てとれます。
【エネルギーの強さからみた生き方】
堀江さんのエネルギーレベルはかなり高く、合計202という高数値。因みに、普通の社会生活に最も適したエネルギーの数値は150前後といわれています。エネルギーが高い人は、厳しい環境で育つと後で運勢が伸びます。
一方、エネルギーの配分をみると、人間関係のエネルギーが67、幸福度のエネルギーが0、財のエネルギーが38、名誉のエネルギーが38、そして知性のエネルギーが59という配分になっています。
これを言い換えると、彼の場合、「まずは良い人間関係を築いてから知恵を使って財と名誉を求めなさい。その結果幸せになれますよと。」いうこと。
そう宿命には書かれています。ただ幸福感のエネルギーが0なので、元来物事に満足して幸せを感じるにはだいぶ時間がかかる様です。
また、性格は本当は穏やかな面も。本来であれば、平和で安定した社会の方が実力を発揮しやすいとも出ています。
【エネルギーの配置からみた可能性】
五行で見た宿命エネルギーの配置から、性格は外剛内柔。表面はしっかりしていても実は内面にもろさがあるようです。周囲からはしっかり見られるので頼られやすいのですが、頼られれば頼られるほど、本人はつらくなってゆくようです。
更に、運勢上幸運をつかんだ時に「人生の横道にそれやすい」という暗示が出ていました。
また、ある種の霊感のような力も出せると読めます。これが、カリスマ性につながり、マスコミでIT寵児としてもてはやされたのではないでしょうか?
【宿命の星からみた適職】
堀江さんの生年月日からは、現実的には、何かを「守る」仕事で一番力を発揮し、宿命を消化することが出来ると読み取れます。
これには、人間の命、社会生活、個人の生活、文化などを守るための仕事が入るので、例えば、医療関連、警備、銀行・保険、文化保護団体などの業種が含まれます。
一方、精神的に満足を得ることが出来る職業は、頭脳を使う知的労働。新たなビジネスモデルの立案は彼にとって満足出来るものだったことでしょう。
しかし、一方で伝統的な古いものを守らなくてはいけないと宿命には書かれていました。
堀江さんにとって大切だったこと?
堀江さんの生年月日からみた宿命と比べると、実際の堀江さんがかなり宿命とは離れた生き方を選択して来た事がわかります。この理由はどこにあるのでしょうか?人は皆、自分自身の人生のプログラムを自分自身で決めてこの世の中に生まれてきます。そして、このプログラムに沿って人生を生きることによって、私達は無事にプログラムを終えて幸福感を感じることが出来ます。
そして、プログラムをまっとう出来るかどうかの多くの部分が、幼少期における家庭環境により決まってしまうと算命学では教えます。
堀江さんの宿命の中では両親が非常に重要な役割を与えられていることが見てとれます。
特に母親は、堀江さんの守護神(守ってくれるエネルギー)でもあり、母親との関係が彼の人生にとって重要であることが読み取れます。
かつて、堀江さんがマスコミのインタビューで「世の中に温かい家庭って本当にあるんですか?」と話した事があったと書かれた記事(夕刊フジ平成18年1月26日)を発見しました。
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大きな事を始めるにはタイミングを良く考えて!
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私達の人生にとって大きな事を始めるタイミングは非常に大切です |
【23才 1996(丙子)、H8年4月 起業】
独立の気運が盛り上がるエネルギーが大運(10年毎の運勢周期)で回っていました。
また、外からの資金的な協力も得やすい時期だったようです。
専門用語では「大半会」というこの時期。この時期大きなことを始めるとスケールが大きくなり、スピーディーに物事が発展するといわれています。
一方、度が過ぎると後々ブレーキをかけるのに苦労することが暗示されています。
【28才 2000(庚辰)、H12年4月 東証マザースに上場】
前進力に富んだ時期でした。
ところが、彼の宿命で会社をあらわす場所が年のエネルギーと納音(なっちん)という特殊な関係になっています。
これは、後々会社が当初の思惑と180度違う展開になってしまうという暗示です。上場の目的が資金増大だとすれば、その反対の結果に終わるという事です。
【30才 2002(壬午)、H14年11月 ライブドアの営業権を買収】
天中殺の年に買収を行ってしまいました。天中殺の年に大きな事を始めると必ず、後々社会や仲間との関係に悪影響が出てきます。
天中殺とは、運勢の真空期間の事。算命学では、天中殺に営利目的で物事を始めると、5年以上もたないと教えています。
【32才 2004(甲申)、H16年2月『エッジ』をライブドアに変更】
年の運気は旺盛な時期です。ただ、名前の変更はあまり大きな影響を及ぼすとは考えられません。
この年は、部下や目下の人たちにしっかりとサポートされる年回りでもありました。堀江さんの人気が急上昇した時期でもあります。
【33才 2005(乙酉)、逮捕】
大運の節目で運気が不安定な時期です。守護神が回る時期ですが、手の届かないところで部下や目下の人たちの間で争いが生じ、これが本人にも大きな影響を及ぼす暗示です。
しかもこれから10年間は誤解や失言からトラブルが発生しやすい時期です。精神的にもイライラして落ち着きません。
*算命学では、2006年2月3日までを2005年として読みます。
そして、今回の事件の何よりも大きな要因は、33才から始まる新たな10年間のエネルギーが「散法」という法則により、それまでの10年間のブレーキ役になってしまったことです。
33才までの10年間に急速に大きく発展しただけに、その流れに急にストップがかかることにより、その結果としての現象が非常に大きく現れてしまいました。
ホリエモンさんだけを責めるわけには行きません!
算命学的には、堀江さんの現状は、その宿命から外れた生き方と会社設立や買収のタイミングに原因がありそうです。しかし、一方でこういう大きな事件は「私達の社会が間違いを犯している!」という警告の意味もあります。
今回の事件の中心人物として巷の注目を浴びているホリエモンさんですが、決して彼一人を責めてすむ問題ではありません。
堀江さんを増長させてしまったメディア(思い出して下さい。彼は周りの影響を受けやすい宿命なんです)、彼のお金にひかれて集まった取り巻き連中、彼を商売のネタにしようとした企業の数々、彼の名声を選挙に利用しようとした政党、そして株で一儲けしようとした個人の投資家に至るまで、間接的に責任を追及されるべき人々はたくさんいるのです!
今回のスキャンダルで私達が考えなくてはならないことはたくさんあるのではないでしょうか?
未来のホリエモンさんに期待すること?!
スピリチャルリズムの世界では、どんなに大きな失敗をした人でもかならずやり直しが出来ると考えます。もちろん、ホリエモンさんも例外ではありません。そんなホリエモンさんに三つリクエストをしてみたいと思います。
堀江さんは、元来知性に満ち溢れその知性を社会に役立てる事をミッションとして生まれてきた人です。知性はいろいろな経験と過去を深く反省するこころから生み出されます。
同時に、宿命は彼に「周囲の人たちに対していつも思いやりを持ちなさい」と語っています。また、堀江さんにとって家族の存在は非常に大切です。
そこで、堀江さんには「お金目当てではない優しいお嫁さんを探して仲良くしてもらうこと」、「今回の一連の事件から学んだ経験を後輩達のために役立ててもらうこと」そして「こころの健康には特に留意すること」この三つをリクエストさせて頂きたいと思います。
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