大展望ラウンジから芦ノ湖を一望
箱根・成川美術館で山本丘人展


山本丘人
山本丘人「鳥と風月」
箱根の芦ノ湖畔にある成川美術館には、東山魁夷や平山郁夫など近代日本画を代表する日本画家の作品が数多く収蔵されています。なかでも山本丘人は各時代の代表作品を網羅し点数も充実していて、丘人の企画展が多く開催されています。

山本丘人(1900-1986)は明治33年東京生まれ。1924年東京美術学校日本画科選科を卒業後、松岡映丘の主宰する木之華社に入門、その後現在の日展である帝展や文展に出品していましたが、1948年上村松篁、福田豊四郎らと新しい日本画団体「創造美術」を創立、活動の場を移しました。その後「創造美術」は1951年に新制作派協会と合流して新制作協会日本画部となり、1974年に新制作協会から日本画部が独立して、現在の創画会になりました。

丘人の画風は初期の詩情豊かな風景から、戦後は一転して力強い山景や海景となり、後年は心象風景へと変遷していき、常に戦後の日本画界の革新をリードしてきました。1986年平塚市で逝去、1989年にはアトリエが静岡県駿東郡に移転され「美術館夢呂土・山本丘人記念館」として開館しました。

■展覧会情報
展覧会名:山本丘人展「日本画の革新者」
会期:2005年12月16日(木)~2006年3月15日(水)
会場:成川美術館
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根570番

■山本丘人略歴:物故日本画家-山本丘人
■参考ページ:美術館夢呂土・山本丘人記念館


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