YAMAGUCHI KENJI
        
山口健児
1965年 千葉県館山市に生まれる
1991年 東京芸術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業
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最近思うこと/人にとって本当に大切なことってなんだろう、もっともっとシンプルにストレートに生きられたらいいな。

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All About で興味あるテーマ→【心の病気】
◇制作の視点

都市での生活は合理化という名のもとに言葉にならない何かを忘れさせていく。
物質や言葉、決まり事に溢れ追われる日々の生活。そんな中で埋没し消えてしまったもの、そんな言葉にならないもの、忘れてはならないものを、自分を取り巻く自然(環境)や人の心の奥底から呼び覚まし画面に定着出来たらどんな素晴しいことだろうか、インパクトやバランスや真新しさや個性を求めるでは無く人の心に静かに浸透して行くそんな表現が出来たらどんなにかよいだろうかと思う。
◇自分の作品について

水面を見つめている時、或いは画面に対峙した時、像を結ぶ日常の体感から生じた言葉にならない違和感が在るべき何かを引き戻してくれたように感じた。 ここ数年、水や画面を見つめている中で結ぶその像が何を表わしているのだろうかと考えはじめることから描くことがスタートする。房総半島南部の小さな山間の川の近くで育った私にとって、水は都市での生活と生まれ育った田舎での生活の違和感を結ぶキーワードとなっているのが最近実感された。
しかしそれは、私の場合に限らず、都市や田舎の生活に限らず、水を巡る長い時の流れの中で起こってきた様々なことが記憶の奥底に残っていて画面を見つめ水を使って描くことをきっかけに時々洪水のように溢れだし意識の表に引き出されて来るのかも知れない。

「ノアの日」130.3×97cm 2005年
◇いま関心のあること

言葉と人のかかわりについて



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