美術界の大きな懸案のひとつに、オンラインでの美術品販売があります。数々の業者がネット上で試行するなか、「あ~とじょい」は若手作家の活動を支援しながら作品を販売するかたちをとっています。そのシステムや将来の構想を山田ちさとさんに聞きました。果たしてネット上だけで美術品を取引する時代は来るのでしょうか。



■インターネットでの美術品販売は現状では一般的にみて確立しているとはいえませんが、「あ~とじょい」が美術品のネット販売をするにあたり、気を付けていることや特別に工夫していることはありますか。

作家や、作品の情報をなるべく早く豊富に提供するよう心がけています。やはり一般的にはまだまだあーとの情報は不足していると思います。どうしても大家や、歴史的に有名な人、外国作家のものが多くなりがちで、今現在リアルタイムで活動している作家さんの情報は少ないので、まずは情報を提供してみなさんに親しんでもらうことが大切だと思います。

気になる価格(本体、消費税、送料等)もわかりやすく明示しています。技術的なことでは画面上での色の再現に気を使っています。e-mailや「?」でのお問い合わせには親切に対応しています。


■アートグッズなどの売り上げ状況はどうですか。

アートグッズはアート事業のうりあげの10パーセント程度を占めており、お求めやすい価格なので特に若い人に人気があります。美術品の購入というと、構えてしまいがちですが、アートグッズならもっと気楽になれますよね。


■「あ~とじょい」の注目すべきところは、在庫の絵画を脈略なくネット上で販売するのではなく、サポート作家として契約した若手作家を支援し、その作家活動により制作された作品を紹介しているところにあると思います。今後の作家のサポートとして予定していることはありますか。

従来の美術館、画廊と言った展示空間からより開かれた空間へ展示場所を広げています。レストラン、書店、Bar、車のショウルーム等。美術は好きなので、普段美術館や、デパートの企画展には行っても、画廊には縁が無くて行ったことがない、という人たちにもっと若手の作家を知ってもらいたい。

サイトを英語化することにより国内の作家を海外に紹介したい。また、海外の作家をあ~とじょいのゲスト作家として国内に紹介することも考えています。

取り扱い作品のジャンルを増やしたいです。彫刻、工芸(陶芸、染色、織り)など。




実際に作品と接していただけるリアルなギャラリーは"あ~とじょいばるば"と名付けて、7カ所展開しています。大塚ギャラリー、池袋・OPUS ONE、ジュンク堂、ジャガー目黒、銀座・Dハートマン、Moon Shine,Mile Stoneです。是非みなさま遊びに来てください!詳しくはこちらから。メルマガをとっていただくと各種割引券がついて来ま~す。→こちらから