感情むきだしな男でもいいじゃないか!

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感情を自ら閉じこめてしまうアレクシシミアな男が増えているという。重度のアレクシシミアになると、時に爆発させる感情が性犯罪などの歪んだ愛情表現になる可能性を秘めている
30歳にもなって、些細なことですぐカッとなったり、最近でいえば、映画「ハチミツとクローバー」でホロリときたり、"無防備な少年の感性を持った中年男"大脇です。

どうしてこんな話をしたかと言うと、男には男の感情表現があるはずなのに、「男は感情を表に出してはいけない」という社会通念があるからだ。大人社会では、何があっても顔色一つ変えない男がカッコイイとされている。それほど社会では「感情は女のもの」とされている。
 
アレクシシミアという言葉がある。意味は感情を表現することが困難なこと。表情や行動でしか感情を表せない人に対して使われる言葉。世の中の大半の男は、程度の差はあれアレクシシミアだと言われている。もっと男も感情と向き合い、感情を表現すべきだ。

感情とは、人生の不特定の瞬間、不特定の事柄に対する、腹から沸き上がる反応だ。日々生まれる感情の対処がうまければ、あなたが夜遊び上手な男になれる確率は飛躍的に高まる、と僕は思う。

感情は内面で生まれる。感情は自己の一部であり、自分がつくるものだ。感情は一日中、自分に話しかける。好きだ、嫌いだ、待て、逃げるな、行け、行くな、といった具合。

そして感情は突然現れて、突然消えて無くなる。まるで夕立のように一過性だ。日にいくつもの感情がスクラップ&ビルドを繰り返すのだから、後でよくよく考えてみると、実に矛盾だらけなことに気づく。

でも、矛盾があったところで気にすることはない。夜遊び上手な男ほど矛盾を抱えているものだ。夜遊び上手な男になるには、自分の感情に気づき、うまく対処する術を身につけなければならない。

それでは、どうすればそういった術を身に付けられるか考えてみよう。次のページへ。

当たれ! そして砕けるな!!

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「人間には感情があるから面倒臭い。ならばいっそのことロボットにでもなってしまえ!」なんて本稿とは逆の発想から書かれた名著「さよなら、ニンゲンたち」も必読!
例えば彼氏と別れたばかりの女性が、あなたに恋の相談を持ちかけたとする。女性が感情を表すと、男は逃げたりごまかしたりしがちだ。女性の涙、怒りに、男はたじろいでしまう。あなたは、こんな言葉をなげかけたと予想する。

「まあ、まあ。その彼氏とは相性が合わなかったんだよ。また新しい恋を見つけようよ」

あなたにしてみれば、ものわかりよく、優しい言葉をかけたつもりだろう。しかし女性からすると、無神経で冷たい反応に思える。それは彼女のショックを受け止めるのを忘れているからだ。

かく言う僕が現在、実践しているのは「心で感じる女、腹で感じる男」に詳しい。著者であるデイヴィッド・クンツ先生によれば、まず、感情に気づき、大切にする。感情から逃げない、ごまかさないことだという。

次に感情に名前を付け、自分の感じているもやもやした気持ちが何かを見極める。怒り、悲しみ、憎しみなど、なんでもいいからその感情を名前で呼んでみる。そうすることで、どの種の感情かを認識し、自分の一部に取り込むことができるからだという。

最後に感情を表現する。目に見える形で表に引き出すことだという。感情表現のポイントは一つだけ「自分も、相手も気持ちいい方向で外に出せ」だ。

以上の3つを実践することで、あなたは夜遊び上手な男になれる。いつの時代も、優しい男は女性にモテる。多くの男は優しさを履き違えている。プレゼンを送ることや、優しい言葉をかけることではない。そう、相手の感情を受け入れること、認めること。「当たって砕けろ!」ではなく、「当たれ! そして砕けるな!!」だ。

さて、最後はボクの敬愛する精神医学者、デービッド・ビスコット博士のこんな言葉でしめるとしよう。

「自分の感情に気づかないこと、自分の感情が理解できず、表現できないことは、目が見えず、耳が聞こえないことよりも深刻な障害である。感じないということは、生きていないことだからだ」

※参考文献「心で感じる女、腹で感じる男」阪急コミュニケーションズ


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