「ジーンズは洗わなくてよい」という迷信に惑わされていませんか? ちゃんと洗って清潔にはきましょう! ここではヴィンテージものでなく、普通のジーンズのお手入れについてご紹介します。


ジーンズも洗わなきゃダメです

ジーンズを長持ちさせるためにも洗濯は必要

ジーンズを長持ちさせるためにも洗濯は必要

「洗わなくてもよい」という説は、ヴィンテージもののジーンズが大人気になった90年代に「あまり洗うと風合いを損ねてしまう」という注意が(たぶん着る人たちが都合よく受け止めて!)

「洗いすぎない方がよい」

「洗わなくてよい」

「洗ってはいけない」

と伝言ゲームよろしく変化を遂げてしまったものと言われます。

賢明な人はお気づきのように、ジーンズは下着やTシャツと同じように綿素材ですから、汗や皮脂汚れが残っているとそこから劣化して破れやすくなるし、長く収納していれば虫食いや変色の元にもなります。ずっと洗わないということは、ジーンズの寿命を短くしてしまっているということです。


基本的には普通に洗ってOK

丈夫な素材ですが色落ちしやすいという欠点はありますので、大切なもの、高価なものはクリーニング店に任せるといった「お洒落着の扱い」が必要でしょう。

「色落ちも味のうち」と思えるもの、「普段着だから特別気にしない」というものは、家庭で普通の洗剤を使って洗って大丈夫です。ただし、前述のように色落ち、色移りをしやすいので、「ジーンズだけ他の衣類とは別に洗う」という気遣いは必要です。


色落ちを最小限にしたいときはどうする?

色落ちが気になるものは、以下のような注意をしておきましょう。
  • 裏返す。さらに気をつけるなら、ネットに入れる
  • 洗剤は蛍光増白剤や漂白剤が入っていないものを。さらに気をつけるなら、中性洗剤(エマールやアクロン等)を使う
  • お湯(残り湯など)でなく水を使う。ふつうの水道水で○。温度が高いと色落ち度もUP
  • 干すときは乾燥機は使わず陰干しで。乾きにくい衣類なので「風通しのよい」日陰がベスト

乾燥機はNG、筒干しで早く乾燥

左はジーンズ用ハンガー。風が強い日でも濡れて重いジーンズを外干しできるがっしり構造

左はジーンズ用ハンガー。風が強い日でも濡れて重いジーンズを外干しできるがっしり構造

基本的に綿素材ですが、ストレッチなど機能性をプラスしたジーンズにはウレタンなど化学繊維が含まれています。そのため、タンブラー乾燥をすると縮みやゆがみ、機能が失われる原因になるので、乾燥機は使わないほうがよいでしょう。綿100%の場合でも色落ちを招くこともあるので、普通に干すのがベスト。

脱水はシワや型崩れ対策のため、あまり長くない方がよく、シワや型崩れ防止のため、脱水が終わったらすぐに取り出して干しましょう。脱水後に一度バサバサとふりさばいて手でシワをのばしてたたんで10分くらい置き、それから干すときれいに仕上がります。

厚手なので特に縫い目やポケット部分が乾きにくい衣類です。ピンチハンガーや専用ハンガーを使って筒状になるように干し、乾きやすくします。

吊り下げ方は「ウエスト部分を上にする派」と「裾部分を上にする派」に分かれますが、要は好みの問題で筒干しになっていれば○。パンツの形や重さにもよりますが、脚の部分が縮むのを防ぎたい人やシワ対策をしたい人は裾を留めて逆さ干しに、全体の形を洗ったままキープしたい人や裾にピンチの後がつくのが嫌いな人はウエスト部分を留めたらよいでしょう。

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