東京国際映画祭[Tokyo International Film Festival]

◆2006年10月21日[土]開幕◆ メイン会場:六本木ヒルズ(港区)、Bunkamura(渋谷区)

オープニング『父親たちの星条旗』第19回東京国際映画祭 クロージング『犬神家の一族』
オープニング・イブ『武士の一分』 オープニング・ナイト『王の男』第19回東京国際映画祭

東京国際映画祭[Tokyo International Film Festival]

コンペティション部門の審査委員長はジャン=ピエール・ジュネ監督』第19回東京国際映画祭に決定[2006/10/6]

■デイリーレポ

■10月29日[](一部)up!
記者会見

公式サイト⇒http://www.tiff-jp.net

【東京国際映画祭初心者への攻略アドバイス】

 

■受賞結果[2006/10/29発表]
東京サクラグランプリ 『OSS 117 カイロ、スパイの巣窟』
審査員特別賞 『十三の桐』
最優秀監督賞 ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス
『リトル・ミス・サンシャイン』
最優秀主演女優賞 アビゲイル・ブレスリン
『リトル・ミス・サンシャイン』
最優秀主演男優賞 ロイ・デュピュイ
『ロケット』
最優秀芸術貢献賞 『父子』
パトリック・タム 
黒澤明賞 市川 崑、ミロス・フォアマン[Milos Forman]
日本映画ある視点・作品賞 『ミリキタニの猫』
日本映画ある視点・特別賞 高良 健吾
『M』
最優秀アジア映画賞 『父子』
観客賞 『リトル・ミス・サンシャイン』

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■10月21日

東京国際映画祭
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けやき坂で行われたレッドカーペットイベントには約300名の著名人が集まりました。和服姿の女性を登場させる和テイストな演出、また東京国際映画祭として初のファッションショーも催されました。レッドカーペットを歩いた著名人の方からのコメントを一部ご紹介しますと…、「歩く速度もぜんぜんわからなくて…実は初めてだったので本当に緊張しました」(『アジアンタムブルー』主演、阿部 寛)。「けやき通りは、よく通るのですが初めてきた土地のように感じてとても感動しました」(『こおろぎ』主演、鈴木京香)。「楽しかったです。ドレスを着飽きたので、こういうファッション(=毛皮+ジーンズ+ブーツ。共演者の玉山鉄二も似たファションでした)で参加しました」(『手紙』主演、沢尻エリカ)。「レッドカーペットを金田一耕助の衣装で参加したので、金田一耕助に恩返しできたような気がします」(『犬神家の一族』主演、石坂浩二)。韓国の花美男、イ・ジュンギには、沿道のファンから大歓声が沸き起こりました。

六本木ヒルズ・アリーナでは、クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作『父親たちの星条旗』(オープニング作品)PRで来日中のメンバーと『硫黄島からの手紙』の日本人キャストが集合。互いにエールを交わすイベントも行われました。その際、渡辺 謙とクリント・イーストウッドからそれぞれビデオレターが寄せられました。

渋谷Bunkamuraで行われた『王の男』(オープニング・ナイト作品)舞台あいさつは、イ・ジュンギとイ・ジュンイク監督が揃って登場。韓国語で呼びかけるファンも多く、イ・ジュンギはピースサインや、手を振り返すなど愛嬌タップリ。国際映画祭ということで、英語通訳が行われると、ふむふむとうなづいたり、「イエス」と返答するなど、おちゃめな一面を見せました。

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そしてグランドハイアット東京で催されたセレモニー。トップバッターは、「『王の男』コンギル役のイ・ジュンギです。本当に緊張しています。第19回東京国際映画祭、開幕を宣言します」と日本語で開幕宣言。トリには、安倍首相がご登壇。「大の映画ファンです」と、3本の映画をたとえにあげて――『ALWAYS 三丁目の夕日』で経済成長について、『ターミナル』で個人と国との関係について、『ミリオンダラー・ベイビー』で家族など何かに帰属する意味――を述べ、「このように映画は素晴らしいメッセージを持っています。思い出を分け与えてくれます。どういう気持ちで観たのかを覚えています。誰と観に行ったかも大事だと思います」「初めてのデートで観た映画は、今でも覚えています。その映画がなんであったかは、家内の手前内緒にしておきます」に会場から笑いがおきました。「発信力を強く、世界から評価されるように。世界がアジアの映画を受け止めてくれるよう、この映画祭は相応しい場だと思います」と話されました。映画の発展を支援していきたい、という言葉に大きな拍手も沸き起こっていました。映画好きが集う場所にマッチした内容でセレモニーの言葉をしめくくられました。明日は日曜です。お休みで、ドコに行こうか迷われている方は、ぶらりと立ち寄られてみてはいかがでしょうか? 監督や俳優さんとバッタリなんてことも期待できるかも。

19th Tokyo International Film Festival - Opening Ceremony



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■10月22日[日]

審査員記者会見

東京国際映画祭
©JULIE MINAMI
-@六本木ヒルズ・タワーホール-午後3時、審査員記者会見が行われました。審査委員長のジャン=ピエール・ジュネ監督と審査員のガリン・ヌグロホ氏、柳町光男氏、工藤夕貴さん、マルコ・ミューレ氏が登壇。今朝からコンペティション部門の作品を観始めたそうで、本日は2本を鑑賞。審査にあたり、芸術性と娯楽性についての個々の考え、が多く聞かれました。「新しい価値観、新しい才能の芽をみつける場」(ガリン・ヌグロホ氏)。「若い監督らの羽ばたく場」(マルコ・ミューレ氏)。「東京オリジナルの魅力をだしてゆきたい」(工藤夕貴さん)。「芸術と娯楽に分けたがるが、いい映画の基準とは関係なくある」。といった言葉を聞き、「メンバーのコメントに同意しております」と受けたジャン=ピエール・ジュネ監督。それぞれ新たな才能の出現に期待を寄せていました。

※今年は、南もコンペティションの事前マスコミ試写に行けたので、15作品中9作を拝見しました。かなり面白い作品が揃っています。グランプリはどの作品に輝くのか、最終日が楽しみです。

『世界最速のインディアン』
ジョン・マンロー

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©JULIE MINAMI
-@TOHOシネマズ六本木ヒルズ-午後4時頃、特別招待作品『世界最速のインディアン』(ソニー・ピクチャーズ配給、2007年お正月第2弾ローショー)でアンソニー・ホプキンスが演じたバート・マンローのお孫さんであるジョン・マンロー氏のトークショーが行われました。バート氏には、実際は家族(妻:ご健在でニュージーランド在住、3人の娘と一人の息子)がいて、「孫が20人もいると世界中にいます。一人ぐらい日本に住んでいてもおかしくないでしょ」と日本在住なことを明かした。ジョン氏の父親が製作に関わっており、写真を元に正確につくられていったことへの驚きや、映画では描かれなかった部分などが聞けました。

会場には、バイク好きな方や、バート・マンローを知っているという人の姿も。バイク雑誌の記者が同型のヘルメットだと持参すると、フォトセッションでは小脇に抱えてくれました。ちなみにTシャツもインディアンです。※バート・マンロー氏はこの映画によって広く存在を知られ「モーターサイクル殿堂」入りをはたされました。

『ユメ十夜』(2007年お正月第2弾ロードショー)

第19回東京国際映画祭
©JULIE MINAMI
-@TOHOシネマズ六本木ヒルズ-午後5時半、特別招待作品『ユメ十夜』(日活配給、2007年お正月第2弾ロードショー)の舞台あいさつが行われました。夏目漱石の原作10話を10人の監督が手がけるオムニバス映画。同夜の上映は9話(3話担当の清水崇監督はこれから撮影するため)の映画祭用の特別ヴァージョン。角田プロデューサー(実相時昭雄監督)【第一夜】/うじきつよし氏(市川崑監督)【第二夜】/清水崇監督【第三夜】/清水厚監督【第四夜】/豊島圭介監督【第五夜】/TOZAWA氏(松尾スズキ監督)【第六夜】/河原真明監督【第七夜】/藤岡弘、氏(山下敦弘監督)【第八夜】/緒川たまきさん(西川美和監督)【第九夜】/山口雄大監督【第十夜】総勢10名が登壇。

「市川監督は(本映画祭の)クロージング上映作『犬神家の一族』の編集作業のため登壇できなくなり…」とユーモアたっぷりに話す、うじき氏。通訳の小林さんは、その笑いを巧みに英語へ訳してゆきました。登壇できなかった監督からは、それぞれメッセージが寄せられており、夏目漱石作を手がけることへの歓び、オファーへの驚きなどさまざま。「第3夜を撮ってみたいと願っていたら叶った。これから撮影するのでほかの作品を今日観るか否か直前まで迷っていたが観ない事にした(笑)」(清水崇)「TOZAWAさんのよさを知って欲しい」(松尾スズキ)、などなど書き尽くせません。最後は特製パネルとともに写真撮影。


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■10月23日[月]

『考試』
マ・ヨンチェン、プー・ジェン監督

東京国際映画祭
川上、マ、プー・ジェン監督、長沼
©JULIE MINAMI
-@Bunkamuraオーチャードホール-午後3時、コンペティション作『考試』の舞台あいさつが行われました。また上映終了後には、日本の撮影監督を招いたシンポジウムも実施されたのです。登壇した撮影監督三人(マ・ヨンチェン、川上晧一、長沼六男)の撮影に対するこだわり、テクニックなどの話が熱く語られました。プー・ジェン監督は、観客からの質問に大林監督からの言葉を引用して丁寧に回答するなど聞きごたえのあるお話でした。


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■10月24日[火]

『四大天王』
ダニエルー・ウー監督、アンドリュー・リン、パット・チャン、キム・チャン

東京国際映画祭
©JULIE MINAMI
-@Bunkamuraコクーン-午後3時ごろアジアの風部門の『四大天王』舞台あいさつが行われました。ダニエルー・ウー、アンドリュー・リン、パット・チャン、キム・チャンが登壇。撮影・編集担当の両チャンがビデオとデジカメでダニエルとアンドリューを撮影し続けるといった場面も。もしかして新たなドキュメンタリーを撮影するとか?と思いたくなるぐらい。最近になり「映画のために結成した」とALIVEの結成秘話を明かしたらしいが、残念ながらコンロイ・チャンとテレンス・インは来日予定だったものの叶わず。上映後には、ティーチインも行われました。


『7月24日通りのクリスマス』(11月3日~ロードショー)
大沢たかお、中谷美紀、K,村上正典監督

東京国際映画祭東京国際映画祭
©JULIE MINAMI
-@六本木ヒルズアリーナ-午後5時、特別招待作品『7月24日通りのクリスマス』(11月3日~ロードショー)のツリー点灯付き、トークイベントが行われました。大沢たかお氏、中谷美紀さん、村上正典監督が揃って登壇。高さ5メートルのクリスマスツリーの点灯式や、主題歌「ファースト・クリスマス」を歌う韓国出身のアーティストK(日本語ベラベラ、通訳なしでトークもOK)も応援に駆けつけ、同曲をライヴで披露してくれました。

「日本ではなかなかないロマンティック・コメディであり、クリスマス映画に出演したかったので、その二つが叶った作品。だから個人的な思いが強い」とは、王子様を演じた大沢たかお。「レッドカーペットを歩くのは、初めてのことで緊張しました」と映画祭参加についても話してくれました。「『電車男』の監督と脚本家の作品で素晴らしかったです。お受けしたものの、やはり自分が演じるのは無理だと思い撮影前は具合が悪くなってしまったほどです。現場で自分は何をしなくても、こちらにいらっしゃる王子様のお陰で自然に役にはいれました。共演者にも助けられました。監督は究極の気遣い屋さんで、声を荒げることなく…そういったことで何とか演じられました」とは中谷美紀。

「『電車男』はネットの中の住人ということで、実際には顔をあわせたことのない人のつながり。本作は憧れの王子様に近づくのを身近な人たちが応援してくれる、ということでこれもまた絆の映画です」と監督談。お話を聞いているうちに観たい!って気持ちが強くなりました。


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■10月25日[水]

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■10月26日[木]

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■10月27日[金]

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■10月28日[土]

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■10月29日[日]

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第19回東京国際映画祭記者会見

第19回東京国際映画祭記者会見
『武士の一分』 [Love and Honor]の山田洋次監督と檀れいさんが登場し、角川歴彦氏と。

オープニング作品は、第二次大戦中の硫黄島での戦いを題材にした『父親たちの星条旗』に、クロージング作品は、横溝正史原作の傑作推理小説を卓越した映像美で描く『犬神家の一族』に決定。

本年のサクラグランプリのトロフィーは、クリスタルになりました(和光製)。手彫りのサクラは反射して七色の輝きを放ちます。このまばゆさに取材陣は目がくらくら。まさにグランプリにふさわしい極上品が用意されました。

「チケットがとれない!との声に応え、今年は昨年の倍、約6万枚のチケットを用意。また作品によっては、当日券発売も行います」と主催から。どんな作品が上映になるかタイトルを挙げておきます。

【コンペティション部門】
『アート・オブ・クライング』『魂萌え!』『チェンジ・オブ・アドレス』『ドッグ・バイト・ドッグ』『考試』『フォーギヴネス』『グラフィティー』『クロイツェル・ソナタ』『リトル・ミス・サンシャイン』『松ケ根乱射事件』『OSS 117カイロ、スパイの巣窟』『ロケット』『十三の桐』『2:37[原題]』『浜辺の女』

【特別招待作品】
父親たちの星条旗』『犬神家の一族』『武士の一分』『王の男』『マウス・タウン ロディとリタの大冒険』『ファウンテン』『世界最速のインディアン』『ユメ十夜』『虹の女神 Rainbow Song』『ナチョ・リブレ覆面の神様』『鉄コン筋クリート』『7月24日通りのクリスマス』『不都合な真実』『22歳の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』『プラダを着た悪魔』『あなたを忘れない』『TANNKA短歌』『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』『パフューム―ある人殺しの物語―』『手紙』『敬愛なるベートーヴェン』

【アジアの風部門】
<マレーシア映画新潮>
『ラブン』『細い目』『ガブラ』『マクシン』『Rain Dogs[原題]』『鳥屋』『愛は一切に勝つ』『グッバイ・ボーイズ』『私たちがまた恋に落ちる前に』 <新作パノラマ>
『I'll Call You[原題]』『Rain Dogs[原題]』『Love Story[原題]』『Crazy Stone[原題]』『My Mother is a Belly Dancer[原題]』『おばさんのポストモダン生活』『青春期』『イザベラ』『四大天王』『八月的故事』『父子』『アリスの鏡』『セランビ』『一年の初め』『永遠の夏』『シルク』『不完全恋人』『家族の誕生』『青燕』『夏が過ぎゆく前に』『エクソダス』『魔法の王国』『クブラドール』『ガレージ』『サイゴン・ラブ・ストーリー』『分かち合う愛』『バイト・オブ・ラブ[原題]』『ヌーヒン』『さよならは言わないで』『多細胞少女』

【日本映画・ある視点部門】
『悲しき天使』『アジアンタムブルー』『美式天然』『M』『壁男』『こおろぎ』『世界はときどき美しい』『徴収ファイブ』『長い散歩』『日本の自転車泥棒』『早咲きの花』『待合室-Notebook of Life-』『ミリキタニの猫』

【映画祭初心者へのアドバイス】優先順位をつけることがポイントです。観たい作品、会いたいゲストなどを最初にチェックしましょう。スケジュールは、公式ガイドブック(1500円ぐらい)のタイムテーブルが見やすいです。無料冊子(映画のチラシと同じサイズ)でもスケジュール・チェックには十分。開場では、前日の内容を伝えるDAILY NEWSも無料配布している。

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