為替差益を手にするのは難しい

グローバル化が進み、為替相場の動きはますます複雑に。

グローバル化が進み、為替相場の動きはますます複雑に。

外貨預金をするなら、円高のときに預けて、円安のときに引き出すのが理想です。例えば、1ドル=100円のときに預けた100万円は、1ドル=110円のときに引き出すと110万円に。その差の10万円は、為替レートの動きを利用して得た利益(為替差益)ということになります。

この為替差益を期待して外貨預金を始める人は少なくありませんが、実際に「円高」「円安」の波に上手に乗るのは簡単なことではありません。為替レートは、経済や政治、天災などさまざまな要因によって予測のできない動きをするからです。
 

為替レートを動かす要因はさまざま

為替レートは2つの通貨の間で決まるものですから、両方の国(や地域)の要因が影響し合います。金利の変動や経済指標の発表、中央銀行が為替レートを操作する目的で行う為替介入、要人の発言、天災や紛争など、その要因はさまざまで、定期的に発表されるものもあれば、突然起るものもあります。

中でも定期的にウォッチできて、為替レートの動きを読むために欠かせないものの1つが金利の変動です。金利が変動して2つの国の金利差が大きくなると、金利の低い国から高い国へとお金が流れ易くなるといわれます。お金が流れ込んでくる国の通貨は高く、反対にお金が出て行く国の通貨は安くなります。