前回に続いて、 POP ACADEMY RECORDS からリリースされたネット販売限定盤『FUTURETRON SAMPLER』参加アーティストに『テクノポップに関わる7つの質問』をしてみました。

■坂川太郎さん(きれいなコウモリ)
きれいなコウモリはまるで謎の秘密結社のようである。だから、あまり分からない。社長、坂川、こば、プリン(下のアニメ)、太田さんの5人組。不思議なメビウスのような曲を聴いていると癖になります。

――影響を受けたミュージシャンは?
おニャン子クラブ(これを聴いて、音楽と心中できると思いました)

――貴方にとってのテクノポップの金字塔的アルバムは?
『浅田美代子ベスト』(クラフトワーク以前にここまでやっていたアーティストがいました)

――好きなファッションは?
雑誌『ピチレモン』みたいなファッション(ファッションとかわいい女の子も切り離せません)。

――自分達の音楽をテクノポップだと思いますか?
あまり思いません。それよりも適切な表現がありました。「ピアノソロ」です。

――『テクノ』という語感のイメージは?
将棋が強くなる。いびきをかかなくなる。地球という星を小さく感じる。

――あなたのライバルは誰ですか?
ニューヨークメッツの新庄選手です。

――最後に、今後の活動抱負等、バンドの宣伝を自由にして下さい。
きれいなコウモリという素敵なHPを開いております。曲もたくさん聴けます。ぜひみなさんいらしてください。リンクして下さい。
■二俣響さん(Mac Donald Duck Eclair)
女性二人(ユキさん+ミチさん)を含めたロリポップmeetsテクノポップ・トリオ。おしゃれっぽいけど、侮れないアンヴィヴァレント性。

――影響を受けたミュージシャンは?
C-C-B、フェアチャイルド、Momus、Poison Girl Friend、Stereo Total、Rentals

――貴方にとってのテクノポップの金字塔的アルバムは?
フェアチャイルド『Flower Burger』テクノポップって括りだとこれくらいしか思い付かないです。

――好きなファッションは?
Lovely。

――自分達の音楽をテクノポップだと思いますか?
テクノポップだとは思いません。「ロリピコッテマッキンロック」です。

――『テクノ』という語感のイメージは?
量産型。時代背景にもよりますが、昔のテクノロジーは夢があった気がします。最近はMSXにはまっています。良い意味ですごくテクノです。

――あなたのライバルは誰ですか?
フーミン(サエキけんぞう以外)、Aphex Twin。

――最後に、今後の活動抱負等、バンドの宣伝を自由にして下さい。
mac donald duck eclairオフィシャルページ見てください。去年はいろいろゴタゴタしましたが、ようやく落ち着いたので、活発に活動したいです。年内には音源出したいですね。
■Zunba小林さん(元宇宙ヤング、現在CYBORG '80s)
Zunbaさんは、トルバードール・レコードから1枚のCDをリリースした元宇宙ヤングのメンバー。ソロ・アルバム『TECHNO The FUTURE』リリース後、謎のユニットCYBORG '80sを計画中。

――影響を受けたミュージシャンは?
最近になって気がついたのですが、僕が幼少の頃おやじがよく聴いていたハワイアンやラテンミュージックが原点ではなかろうかと。得にラテン系はジャケがややエロ路線のものもあり、幼心にもそのジャケットになにか熱くこみ上げるものを感じていました。そのパッションこそ音楽ではなかろうかと。三つ子の魂百まで、ともいいますし。

――貴方にとってのテクノポップの金字塔的アルバムは?
YMO『TECHNODELIC』
理由はよくわかりません。というか言う必要はありません。ただ狂ったように聞き続けていた10代でした。そして本当におかしくなっていたことに気がついた三十路坂。

――好きなファッションは?
網タイツ……黒の……最近は赤系もいけるかと……え? ファッションと違いますか? これ?

――自分達の音楽をテクノポップだと思いますか?
テクノポップと言えばニッポンのテクノを指す。そんな風にならないかなぁ。ジャパニメーションみたな地位を世界的に確立できたらいいですねぇ。

――『テクノ』という語感のイメージは?
どこか滑稽

――あなたのライバルは誰ですか?(「ママはライバル」とか言わないで下さい)
「ママはライバル」ってなんですか? 「なんてたってアイドル」ならわかりますが

――最後に、今後の活動抱負等、バンドの宣伝を自由にして下さい。
この度新ユニット「CYBORG '80s」を興しました。テクノポップ旋風よもう一度、などと大それたことなど考えていません。ただ一部のマニアの方々には喜んでもらえるような、そんな地味なユニットを目指します。ニッチものです。志は小さいです。狭いです。でも深くありたい。そんな今日この頃です。Zunba's web見てください。

それと今回ボーカル参加してくれたmon murmuru(petites pois)ちゃんもよろしくおねがいします。とってもかわいいアルバム『Le bob bon』(MOTEL BLEU)を出しているのでぜひ聴いてみて下さい。ご静聴ありがとうございました。
■笹公人さん(宇宙ヤング)
笹さん(イラスト右、左はZunbaさん)も、元宇宙ヤング、そして新生・宇宙ヤングを始動させようとしている歌人。その詞のセンスにぶったまげる人もいるはず。

――影響を受けたミュージシャンは?
YMO、近田春夫、チャクラ

――貴方にとってのテクノポップの金字塔的アルバムは?
YMO『イエロー・マジック・オーケストラ』。5千回は聴きました。

――好きなファッションは?
コスモ星丸系

――自分達の音楽をテクノポップだと思いますか?
テクノ歌謡。もしくは、コスモ星丸系。

――『テクノ』という語感のイメージは?
「スター・ウォーズ」のC3POとR2D2。または、コスモ星丸。

――あなたのライバルは誰ですか?
寺山修司

――最後に、今後の活動抱負等、バンドの宣伝を自由にして下さい。
今年、本業の短歌の方で、初の単行本、歌集『念力家族』が発売されます。そして、郷ひろみ唱法を身につけてパワーアップした笹キミヒト(作詞、作曲、Vo)と、新メンバー(作曲、編曲、Key、Prog)による新生・宇宙ヤングの活動もいよいよスタートします!よろしく哀愁☆
■吉野太郎さん+柚木カオル(MANIAX#2)
元はギターポップだったのにいつ間にかおしどりテクノGSユニットになったMANIAX#2のお二人です。吉野さんは、POP ACADEMY RECORDSの主宰者。

――影響を受けたミュージシャンは?
〔吉野〕初期のロキシーミュージック(コード進行が一つしかない『RE-MAKE/RE-MODEL』を聴いて。こんなに簡単に曲って作れるんだ!とおもった)
MY BLOODY VALENTINE(テクノポップがシンセを使って試みてた「刺激的な音」をギターで試みてた。しかも曲がPOP)
THE BEATLES(『TOMORROW NEVER KNOWS』だけでも違う。アレは'90年代の音楽と思う。)
PRIMITIVES(曲は3分で終わるモノだ!と教わった)
ザ・ファントムギフト(とにかくカッコいい)
DANIELLE DAX(思春期の頃、女性についての嗜好に多大なる影響を与えた)。

〔カオル〕les5-4-3-2-1、Saint Etienne、die moulinetts……ただ好きなだけ。

――貴方にとってのテクノポップの金字塔的アルバムは?

〔吉野〕ストロベリー・スウィッチブレイド『ふたりのイエスタデイ』(最初に作ったデモテープが、このアルバムの曲のコピーだった。ギターもシンセもこのアルバムの曲で覚えた)

高橋幸宏『音楽殺人』をA面、シーナ&ロケッツ『真空パック』をB面に録音した自作カセット(シャリシャリのチープな音がイ・カ・ス!)。

『WILD PLANET』B-52'SをA面、プラスチックス『WELCOME PLASTICS』をB面に録音した自作カセット。(これぞPOP ART。人工着色料一杯のJelly Beans。アンディ・ウォ-ホルもノリノリ〔嘘〕)

Berlin 『Pleasure Victim』(音色の使い方が凄くカラフル。後のベルリンはつまんない)

DURAN DURAN 『DURAN DURAN 』(ストリングスにはフェイザ-を掛けるもんだ!と教わった)

M『FAMOUS LAST WORDS』(単純に、今聴いてるので)

昔、コード進行の複雑なミュージシャンを聴いてると「なんでコイツ、オレに出来ない事やってるんだ~。」と思って、キィーってなってました。僕の作ってるポップスは、俳句みたいなもんで「5+7+5&季語」の定型を守れば、誰でも作れるし、僕は、そのなかで、良いものを作って、個性を出していきたいと思います。もちろん、小説や、散文詩や、エッセイのようなポップスもありますが、まだ、ちょっと作れないです。

〔カオル〕DEPECHE MODE『SPEAK&SPELL』、O.M.D.『ドリーミングベスト』、LIO『Peste of!』
あんまり枚数は聴いてないので 持っているものの中から選びました。

――好きなファッションは?
〔吉野〕毎日、職場で着用してる、クリーンウェア
〔カオル〕いつもジーンズで、カジュアルルックです。

――自分達の音楽をテクノポップだと思いますか?
〔吉野〕はい。理由は以下。
〔カオル〕思いません。

――『テクノ』という語感のイメージは?
〔吉野〕中学生の頃。深夜放送のAMラジオで、横浜銀蠅の嵐が「俺達、よく下手だ下手だって言われるんだけどさあ、これって「テク・NO」でテクノポップっつうの?やっぱ(笑)」とコメントしてた。
〔カオル〕ぴこぴこぴー

――あなたのライバルは誰ですか?
〔吉野〕掟ポルシェ。李 博士
〔カオル〕大西ゆかりと、ロマン優光

――最後に、今後の活動抱負等、バンドの宣伝を自由にして下さい。
〔吉野〕『東京ガードマン』を聴いた若いリスナーが、東京の治安維持を志してくだされば、この上もない光栄です。『涙のターゲット』は、G-SCHMITTがテクノ歌謡をやったら、こうなるだろな~。って思って作りました。G-SCHMITTの『OFFICIAL BOOTLEG』を持ってる人は、ぜひ参照してください。昭和テクノ歌謡と平行して、昔作ったギターポップの曲をリニューアルして出したいです。

〔カオル〕元はギターポップユニットだったはずのに……どこへ行ってしまうのでしょう? 未知数なバンドです。

■PRANOIA 106
謎の覆面ユニットです。諸事情により、謎のままにしておきたいと思います。知りたい人は、『FUTURETRON SAMPLER』を買ってください。その秘密が明かされます。
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