柴山“菊”俊之は1947年生まれ。博多ロック・シーンの始祖「サンハウス」(関連記事はコチラ)のヴォーカリストだった人です。そして日本のロック・シーンとそのファンを育ててくれた方でもあります。

この世からいなくなって伝説になってしまったり、大御所になって隠居状態になってしまったりしているのが殆どのこの世代。コンスタントに作品を発表し、ツアーもこなすバリバリの現役という人は他に何人いるでしょう?

柴山俊之率いるZi:LiE-YA(ジライヤ)の新作『ろくでなし稼業』発売日で、その発売記念ワンマンLIVEが行われた6月9日は、柴山さんの誕生日。ロックの日。出来すぎです。しかも2007年のこの日、彼は還暦を迎えるということで、コレは見逃すわけにはいきません。

薔薇の花束と大人のオーディエンス

ポスターと花束
1FにあるLIVE BAR 440(four forty)で行われていた伊東ミキオLIVEに並ぶお客さんを横目に(コチラも見たかった!)、その地下にあるCLUB251へ降りていきます。

と、まず目に飛び込んできたのが真っ赤な薔薇の花束。誰からの贈り物なのだろうと見てみると「ファン有志一同」と書いてあって、これでこの日のLIVEは半分約束されたようなものです。

その盛り上がりを予測して、普段はあまり前の方に行かない私ですがステージから3列目位の場所で観ることにしました。開演時には超満状態になったので、これは良かった。年齢層若干高めのオーディエンスはマナーが悪い人が皆無で、そんな辺りにも日本のロックの成熟を感じました。

『ろくでなし稼業』ジャケット・トリビア

ろくでなし稼業
Zi:LiE-YA 『ろくでなし稼業』
1年1作ペースで発表されてきたアルバムも4作目。Zi:LiE-YAは、柴山俊之のバンドとしては最もオリジナル作が多いグループとなった
客席横の壁には『ろくでなし稼業』のジャケット・アートを、大漁旗を思わせる巨大な布にプリントしたものが飾られていました。

今回のジャケットはオールド・ファンなら感じるものがあるはず。こちらはそう、サンハウス1976年の2nd.アルバム 『仁輪加』 のアウトテイクを復活させたものなのです。

『仁輪加』の内容には少しサイケデリックすぎるこのジャケットは、約30年という時を越えZi:LiE-YAのアルバムに使われるべくして描かれたようにはまっています。

このページに載せてあるサイズだと若干「目の検査」(笑)的なものがありますが、リンク先にもう少し大きなものをご用意いたしましたので是非お楽しみ下さい。

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