2006年はLIVEに明け暮れて、気づいてみたら作品のリリースはLIVEイベントのDVDのみだった騒音寺。2007年最初の東京公演となったこの日は、彼らのLIVEを可能な限り観てきて、数回記事化もしてきた筆者が常に感じていたもどかしさを吹き飛ばす、完璧なものでした。

2007 1/21 騒音寺 @ 下北沢 CLUB Que

クレイジーミッドナイト69
V.A. 『クレイジーミッドナイト69』
2006年5月4日川崎 CLUB CITTA'にて行われた同名イベントから騒音寺、ザ50回転ズ、ザ・サイクロンズの演奏を収録したDVD
人に会う機会があれば「騒音寺がスゴイ」、「1度観ておいた方がヨイ」等と言い続けてきた筆者は、彼らが東京でLIVEを演る時はスケジュールが合う限り参戦し(下記参照。リンクがついているものは記事になっていますので是非)観る時のポジションもあまり変えず定点観測的にその変化を見てきました。

1/22 下北沢CLUB Que4/22 新宿red cloth 、 6/18 下北沢CLUB Que 、 7/29 下北沢CLUB251 、 8/23 下北沢CLUB Que(ワンマン) 、 12/1 新宿red cloth

この日は下北沢CLUB Queでの2回目のワンマン。前回はちょっと空まわったり噛み合わなかったりした場面もあったので、2マン等でみせる40分程度のLIVEの完璧さに比べて、長丁場は苦手なのかという疑念すら持って望んだのですが、そんな不安を「ぶっとばす(MCより)」素晴らしいLIVEを見せてくれました。

オープニング・ゲストはミラーボールズ from 名古屋

スピカ
ミラーボールズ 『スピカ』
数枚の自主制作CDR作品を経て発売された1st.アルバム
森真二(G.)と北脇恵子(G.、vo.)からなる男女デュオ、ミラーボールズ。筆者は予備知識無しの初体験です。

「キノコ」という言葉をどうしても連想してしまうヘア・スタイルの森真二が弾くアコースティック・ギターは、素晴らしく良い音。

ベビー・フェイスがカワイイ北脇恵子のつたないMCに、不思議ちゃん系のニュー・ウェイビーなグループなのかと思いつつ聴いておりましたら1曲目の歌詞の出だしが「前を歩く若い女をまず吊す!」。

なかなか物騒で良いですな(笑)。一気に引き込まれてしまいました。騒音寺ネタのMCで笑いを取ったりしつつ約30分、掴んだオーディエンスを手放す事無く集中した演奏を聴かせてくれました。

後日入手した1st.アルバム『スピカ』は、ちょっとひねったアレンジも聴く事が出来て今回のLIVEとはまた違った魅力がありました。改めて歌詞を吟味しつつ聴いてみると「死」や「孤独」を題材にしたものが多く、万人向けとは言えないかも知れませんが好きになったら抜けられなくなりそうな個性があります。

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