騒音寺(SO-ON★G)は京都のロック・バンド。聴けば聴く程、その引き出しの多さに驚かされる事になるCDの魅力と、見終わる頃にはもう一度足を運びたくなってしまうLIVEの魔力で、ガイドが2006年のブレイクを確信しているグループです。

今回はバンドの紹介も兼ねつつ、下北沢CLUB Queにて1/22に行われたザ・ヤングとの2マンLIVEの模様を通じてその魅力に迫ります。

悪夢が現実になったようなグループ、
日本のロックの正統的伝承者、それが騒音寺

騒音寺のメンバーは、NABE(Vo.)、TAMU(G.)、岡(G.)、サウザー(Dr.)、CO☆HEY(B.)。

眼光鋭いサイド・ギター、金髪長髪のリード・ギター、パワフルなドラマー、1人甘いルックスのベーシストを従えて、ゆうに180cmはあろうかという長身で70年代のミック・ジャガーのような化粧をしたヴォーカリストがダニの歌を唄うという、まさに悪夢が現実になったかのようなグループです。

村八分
山口冨士夫(著)『村八分』
村八分のギタリスト山口冨士夫が語るインサイドストーリー。音源全部入りBOXも発売されています。
そのコワモテの佇まいや、京都出身ということで伝説のロックバンド村八分を引き合いに出して語られる事も多い彼ら。

安易に英語に流れない歌詞、その吟味された言葉のひとつひとつが、はっきりと唄われて聴き手に伝わる。「日本(語)のロック」の正統的伝承者と呼ばれるゆえんです。

ガイドが騒音寺の音楽に出会ったのは2005年9月、NHK-FM LIVE BEAT※のオンエアでした。たまたま聴いたのが運の尽き。すっかり魅了され、CDを買い揃え、LIVEを心待ちにする程になってしまったのです。

※NHK-FM LIVE BEAT
NHK-FMで毎週HOTなライヴが聴ける番組。騒音寺は2005年9月21日、2004年7月21日、2003年7月2日放送分に出演。サイトではメンバーの写真や、演奏曲目を見る事が出来ます。
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2006 1/22 下北沢CLUB Que 先手は ザ・ヤング

ザ・ヤングのファンキー100分
ザ・ヤング 『ファンキー100分』
2nd.アルバム。フォーク・シンガー生田敬太郎のカヴァー「世の流れに」を収録している辺りが彼ららしい。
『騒音寺 対 ザ・ヤング』というタイトルが付けられたこの日の先手は、ザ・ヤング。メンバーはジョーイ(Vo.)、ゆい(G.)、ター坊(G.)、ホセ(Dr.)、マオ(B.)。「博多のゴールデンカップス」、「裏福岡のグルーヴ・サウンズ」等の異名を持つグループです。

Huey "Piano" Smithのカヴァー「ハ・ハ・ハ(Don't You Just Know It)」、渚ようことのヴァージョンも知られる「木遣りくずし」等をプレイ。生は初めて観ましたが、噂に違わぬ演奏力の高さで予習なしでもノセられました。

ジョーイの伸びやかな歌声と、白人のロック・バンドがR&Bを演奏しているようなバッキングとの組み合わせはとてもグルーヴするのにくどくなく、スッキリ、さっぱりとした不思議な魅力があります。ルックスも甘めで、婦女子に人気が高いのもうなずけます。

→次のページ ではいよいよ騒音寺LIVEの模様をお伝えします。