ところが、グラドルを中心としたコスプレは一般のそれとは正反対に、存在自体が既に憧れられる対象であるため、纏うコスチュームは一般職に置かれることが圧倒的だ。例えばOL、バスガイド、看護婦、女子高生などなど。メディアを通して見る事しか出来ない彼女達を、少しでも身近な存在として捉えさせ、ある種「着せ替え人形的に商品化」する事で、ファンのニーズに応えている訳だ。実際のセールスも先に述べたように結果を収めているようであるし、これから知名度を上げて行かなければならないグラドルのPR方法としても、実に効果的な方法と言える。
さて、そこでRQである。RQは言うまでも無くコスチュームあっての職業だ。各チームのキャンペーンガール的な意味合いが存在の多くを占める彼女達にとって、チームロゴが入った独自デザインのコスチュームは正にトレードマーク。それを着て初めてRQという存在が確立し、メディアからも注目されるのである。しかし、ちょっと待って欲しい。メディアに載ることを前提とした職業で、RQほど明確なコスチュームがある職業って他に無いのではないか?!
スポーツ選手には各チームによってユニフォームがあるが、それは飽くまで機能を重視したものであり、コスチュームとは意味が違う。フットボールを始めとするチアリーディングなどRQと類似した分野と言えるが、メディアで取り上げられる頻度から言ったら雲泥の差である。そんな事を色々調べて行くと、改めてRQが特異な存在である事が浮かび上がってくる。
しかし、こういった特異性はコスチュームが記号化する事でメディア上で個人の存在価値を生まない。この事に関しては以前の記事で触れているので、そちらを参照して頂くとして、メジャー志向のRQにとって、制服性から来る注目度と記号化されてしまうジレンマは、永遠に解消されそうも無い・・・そう思われた。
だが、昨今の傾向を見ていると必ずしもそうとは言い切れない。RQという肩書きをどう活用するかで先の明暗が分かれているようだ。次回はこの点について述べてみたいと思う。







