『中学生日記』だれでも一度は見たことがあるのではないでしょうか。『中学生日記』としては1972年から、前身となる『中学生次郎』『中学生時代』から数えると41年続く長期シリーズです。

『中学生日記』の特徴は一般の中学生が演じるリアルな学園ドラマだということ。
それは、、毎年オーディションで300人の中学生を選び、また出演者も含めた中学生たちの生の声を通してドラマをつくることにより支えられています。

出身俳優として中野良子、森本レオ、竹下景子、小西博之、戸田恵子、近藤芳正、葉山レイコ、最近では加藤晴彦も。

長年、NHK総合日曜の放送が続いていましたが、この4月からNHK教育土曜19時25分からに変更、19時からのドラマ愛の詩と小中学生向けドラマラインを構成しています(再放送は土曜10時台)。

さてその『中学生日記』、昔見たイメージで、今見てみるとあまりの違いにビックリすると思います。ひと言でいうと「ポップ」、金曜ドラマ『STAND UP!!』などかわいいもので、いま日本のドラマである意味先端を走っています。

たとえば、この記事を書いている時点で最も新しく放送されたのは7月5日放送の『クーラー!クーラー!』、テーマは「中学校のクーラー普及率は5%、だからあつい」と、クーラーのある職員室や保健室に群がり女子はスカートをパタパタ、と全編ひたすらあちいあちいだけで進行しています。
どのように『中学生日記』が変貌していったをメインの先生役を中心に見てみましょう。初代・横光克彦(1972~1975)、湯浅実(1975~1982)、東野英心(1982~1989)、岡本富士太(1989~1996)の中堅俳優が演じていたころは先生役中心に展開し手堅い展開でした。

変わってきたのは先生が若くなってきた土門廣(1996~1998、仮面ライダーZOなどで知られる)あたりから、いとうまい子(1998~2001)で実験的な作品が入り始め、また『虹色定期便』の脚本など少年ものを得意とする下川博も加わります。

2001年3月、現役の中学校の教師が演じて『中学生日記』当初からの出演の曽根先生(藤田康雄・2003/5/30逝去)が定年退職するのを期にそれまでの名北中学を離れ、東桜中学に変更(ちなみにNHK名古屋の住所は東桜町)、それとともに担任は竹本孝之にとだんだんに変わっていきましたが、今年の4月の変更が最も大きいものでした。

また、今年の4月からの目立った変更にもう一つ、オープニングに有名人の「元中学生」の中学生の時に「○○したい」というトークが入ること。中学生の制約に満ちた生活をえがく今年度の第1話『Oh ! キュークツ・デイズ』はGacktの「やりたい!」、校則のスカート丈がテーマの第2話『03'春 ミニスカ戦記 乙女の20センチ』は松浦亜弥「(丈を)あげたい!」と毎回の内容とリンクしたはなしが入り、それもお楽しみ。

ということで、ガイドが今年おすすめする大穴が『中学生日記』です。一度見てください、損はさせません。

夏休み中に再放送が予定されています。

午前の部(土曜10:30~,8/9のみ10:25~)は
8/ 9 地底人伝説(第1回)
8/16 地底人伝説(第2回)
8/23 地底人伝説(第3回)
8/30 地底人伝説(第4回)
9/ 6 つながりたい~みんなで作ろう中学生日記

夜の部(土曜19:25~)は
8/ 2 Oh!キュークツ・デイズ
8/ 9 '03春 ミニスカ戦記 乙女の20センチ
8/16 クーラー!クーラー!
8/23 いとしのマイトイレ
8/30 魔性の森 イモリ焼いとく?
です。

ということで、繰り返しますがおすすめです!

見て、よかった/それほどではなかったぞ、というような意見をお寄せください。
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