水は流れが澱むと腐ります。体内の水も原理は一緒。人間の体は約70%が水分で出来ています。その水の流れをよくすることも健康に過す秘訣

今回のお弁当のポイント

もうすぐ梅雨の季節。日本はそもそも湿度が高い国なので、梅雨の季節はカビなどいつも以上に気を使うことが多くなります。押入れやクローゼットの湿気取りも、この季節はすぐに水でいっぱいに……。

が、これ、人間の体にも同じことが言えるってご存知ですか? 適度な湿気は肌にもよかったり体にもよかったりします。と言っても過ぎたるは及ばざるがごとし。体もあまり湿気(しけ)るとむくみを起こしたりなど、体調によくない影響が出てきます。体調管理がまだできない子どもであれば、なおさら。

そこで今回は、子どもの健康のために、体の湿気を取る食材でお弁当を作ってみました。

■そら豆おこわ
そら豆は「天豆」とも書きます。豆のさやが空にむかってなるからだそう。いまが旬の空豆を、体を温めるもち米と合わせおこわにしてみました。今回は全体的に利水・利尿作用が強い食材が多いので、体を温める食材と合わせることでバランスをとった献立にしています。おいしくするために、そら豆の湯で汁で炊くのがポイントです。

■とうもろこしのチーズ焼き
とうもろこしは利尿作用がかなり高い食材です。旬のいまは、生のとうもろこしを茹でたり、焼いたりして食べてください。むくみやすい人はコーン茶を飲むのもオススメ。今回はチーズでカルシウム分を補ってみました。

■鶏のささみのマヨネーズ和え
鶏のささみをからし醤油マヨネーズできゅうり、茗荷(みょうが)と一緒に和えました。きゅうりと茗荷には利尿作用があり、特に茗荷はあの芳香に食欲増進効果もあります。体を温める鶏と併せることで、体を冷やしすぎない組み合わせになっています。

■アメリカンチェリー
これまた利尿作用の高いアメリカンチェリーをデザートに添えてみました。さくらんぼは形もかわいく、子ども弁当の彩りとしては最適な果物。あの赤味には抗酸化作用もあるので、お母さんのお肌にもうれしいデザートです。

材料(1人分)

■そら豆おこわ
(1人分ではなく、作りやすい分量です)
 もち米 カップ1
 うるち米 カップ1
 空豆 5~10鞘(さや)くらい(お好みで)
 空豆の茹で汁 2カップ強(茹でるとき、塩は少なめにしてください)

■とうもろこしのチーズ焼き(作りやすい分量)
 とうもろこし 1本
 チーズ(お好みでなんでも) 適宜
 コショウ 適宜
 塩 適宜(チーズの塩味と相談してください)

■鶏のささみのマヨネーズ和え(作りやすい分量)
 きゅうり 1/2本
 茗荷 1個
 鶏のささみ 1本
 マヨネーズ 大さじ2
 醤油 小さじ1
 からし 小さじ1/2 

>>次のページは、「具体的な作り方」>>