モンブラン マイスターシュテュック146とチェックシャツ
もう春ですね。暖かくなってきました。これからの季節、スーツの上着を脱いでYシャツ姿になることも多くなると思います。
ところで皆さん、Yシャツの胸ポケットには何を入れていますか?私のまわりの人たちを見回してみると、携帯電話、タバコ、定期入れなどを入れている人たちが多くいました。そんな中、意外に多かったのが何も入れない派の方々。
せっかくのポケットなので有効活用したいもの。今回はお気に入りのペンをさして楽しみませんか、というご提案です。ペンは書く道具であると同時に、ちょっとしたアクセサリー感覚としても使えます。胸元を格好よく見せるペンやペンとシャツの組み合わせの方法をご紹介していきます。

ポケットにさして引き立つペンとは?

今回、私が推奨したいのが、ポケットにペンを1本だけさすというスタイル。ポケットに、あんまりたくさんのペンをさすと、その重みでポケットがだらっとしてしまい、あんまり格好のよいものではありません。では、どのような点に注意してペンを選べばよいかといいますと、ペンのデザインを抑えておく必要があります。ペンの第一印象は、クリップとトップ部分によってある程度決まると言っていいと思います。特にポケットにさすと、その部分しか見えません。そこで、まずクリップとトップ部分のデザインに注意してペンを選んでみるということからはじめてみましょう。

まず、クリップが個性的なペンとして取り上げたいのが、ラミーサファリとロットリングコア。2本ともワイヤーを巧みにまげたちょっと変わった形のクリップをしています。ポケットにさしてみると、そのワイヤークリップが程よく露出され、ユニークな印象を与えてくれます。ワイヤークリップ越しにトップ部分がよく見えるというのもこのタイプの特徴です。

ラミーサファリ
■ラミーサファリ 万年筆 3,675円
 ブラックのワイヤークリップが個性的です。
ロットリングコア
■ロットリング コア 水性ボールペン 5,040円
こちらもしっかりとしたワイヤークリップが特徴的です。

次に取り上げたいのが、ラミーエナジーというペンです。このクリップが驚くほど小さい。ふつうのクリップの半分もないくらいです。クリップというよりもまるで何かのスイッチのように見えてしまうコミカルなスタイル。クリップが小さければ目立たないかと言うと、そうとも限りません。ユニークな形とカラフルカラーリングにより、存在感は十分。
ラミーエナジー
■ラミーエナジー 2,310円
 このスイッチのようなクリップがポケットから
 ちょこっと顔を出している姿はとても楽しい。
 小さいながらアクセント効果は抜群。

インパクトのある形やデザインのクリップだけが良いということでもありません。スリムなクリップでも胸元を演出することはできます。手帳用に開発されたラミースピリットやスリムなデザインが特徴的なトンボZoom707はその代表的なペンと言えるでしょう。遠慮がちに顔をだす細身のクリップはとても意外性があり、さりげない自己主張ができます。個人的にとても気に入っているやり方です。

ラミー スピリッツ
■ラミー スピリット 6,300円 
 手帳用に開発されたペンながら存在感はばっちり。

トンボデザインコレクションZoom707
■トンボ デザインコレクション Zoom707 1,575円
 ペンとは思えないとてもスリムなペン。
 クリップに付いた赤のボールがアクセント
 になっています。


クリップには各ブランドのアイデンティティとなる独自のデザインが施されていることが多くあります。その代表がペリカンとパーカー。ペリカンのクリップはまさにペリカンをモチーフに、パーカーは矢羽根のスタイルをしています。ポケットからこうした特長あるクリップが見えているというのもいいと思います。

ペリカン トラディショナル
■ペリカン トラディショナル万年筆150 8,400円
 実はクリップが鳥のペリカンになっているのです。

パーカー
■パーカー
 矢羽根のクリップはシャープな印象があります。


ポケットから出ているのはクリップだけではありません。ペンのトップ部分もちょこっと顔を出します。そのトップ部分という点で選びたいのが、前回の記事でも紹介したモンブランのスターウォーカーです。透明な中に浮かびあがるホワイトスターはアクセントとしては十分すぎるくらいのインパクトとなります。

モンブラン スターウォーカー
■モンブラン スターウォーカー 32,000円~
 トレードマークのホワイトスターが透明トップパーツの
 中で優雅に浮かんでいます。


このように、ペンのクリップとトップ部分ということだけとってみても、これだけのバリエーションがあります。手持ちのペンのクリップなどを改めて見て、いろいろと試してみてください。

次のページでは、シャツとペンの色のコーディネート方法をご紹介します。

シャツの色とのコーディネートを楽しもう

次に、シャツの色とペンの色の組み合わせも楽しんでみましょう。基本的に、このシャツの色にこのペンの色は合わない、なんてルールはありません。ですが、相性のよい組み合わせというものはあります。ここでは、代表的なシャツの色である白、ブルーそしてチェックシャツの3色に絞って私がいつも合わせているコーディネート例をご紹介します。

まず、定番カラーの白いシャツにどんな色のペンを合わせるかといいますと、意外かもしれませんが、同系の色を合わせてみます。白と白でなんともありきたりな組み合わせと思いがちですが、これがとてもマッチします。白がもう一方の白をより引き立ててくれるような感じもします。もうひとつのやり方は、シルバーのペンとの組み合わせです。上質なシルバーは、ほのかに白っぽい暖かみのある色をしています。白いシャツとあわせてみると、シルバー本来のやわらかな色合いがとても引き立ちます。

ラミーサファリ
■ラミーサファリ万年筆 3,675円
 白いシャツに白いペンという同じ色の組み合わせ。
 とても清潔感がありますね。

カランダッシュ エクリドール
■カランダッシュ エクリドール12,600円
 シルバー独特の暖かみのある色が白いシャツに
 とても引き立ちます。

ブルーのシャツには、シルバー系が似合います。私がよく使うのは、メタル感あふれるファーバーカステルのパーフェクトペンシルUFOやアルミの素材感たっぷりのラミーティポALといった落ち着いたペンです。ブルー地にこうした落ち着いたシルバーを組み合わせると、ぐっと引き締まった印象になります。

ファーバーカステル パーフェクトペンシル UFO
■ファーバーカステル パーフェクトペンシル UFO
 5,250円
 キャップにちょっとだけブラックがあることで
 とても引き締まって見えます。

ラミー ティポAL Tipo
■ラミー ティポ AL 3,670円
 つや消しのアルミとブルーもよく合います。

最近よく見かけるようになったチェックのシャツ。白のシャツに比べるとカジュアルな印象がありますので、ペンもカジュアルなものを選んでみます。例えば、ペリカンのペリカーノ。スケルトンになっているクリップが楽しい雰囲気を盛り上げてくれます。カジュアルなシャツにあえてフォーマルなペンを合わせるといったはずし技もあります。そんなときモンブランのちょっと太めな146マイスターシュテュック万年筆なんていうのも意外と合うものです。

ペリカン ペリカーノ 万年筆
■ペリカン ペーリカーノ 万年筆 1,575円
 オレンジのスケルトンクリップがカジュアルシャツに
 よく似合います。

モンブラン マイスターシュテュック万年筆 146
■モンブラン マイスターシュテュック万年筆 146
 威光を放つモンブランのホワイトスターが
 燦然と輝いています。

いかがでしたでしょうか?

ひとくちにペンとシャツの組み合わせといいましても、色々なバリエーションが考えられます。その日着ていくシャツの色からネクタイを選ぶように、ペンも選んでみるのもいいものだと思います。自分をよりよく見せていくということが今後さらに求められていく時代、そんな時に自分なりのペンとシャツのコーディネート法を持っているのはとても心強いものだと思います。

ぜひ、あなたらしい組み合わせを色々と試してみてください。

<関連リンク>
ここぞの時に使いたいボールペンのリンク集
分解心をくすぐる万年筆(ラミー サファリ 万年筆)
鉛筆をもっと愉しもう(ファーバーカステル パーフェクトペンシルUFO)
ここぞの時に使いたい勝負ペン(モンブラン スターウォカー)
六角軸フォルムのペン(カランダッシュ エクリドールコレクション)
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