テレビCMでは伝わらないnanoの魅力

Apple「iPod nao」
名刺と比べると小ささが良く分かる

iPod nanoのテレビCMを見ていて、あれ?と思ったことがあります。あのCMだと、その薄さは伝わるのですが、何だか実際のnanoに比べて、妙に大きく見えるのです。ガイド納富の周りでも、nanoを見せると、「こんなに小さいんだ」と薄さより小ささへの反応が大きいのは、イメージとして、iPod miniが薄くなったのがnanoだと考えていたからのようです。

実際の大きさは、写真を見てもらえば分かるように、名刺に比べてもかなり小さく、市販の名刺入れにすっぽりと納まってしまうほどです。また、軽いからヘッドフォンを差し込んだプラグを持ち上げても、nanoが落ちる心配はありません。このサイズの魅力が、まずはnanoの一番大きな魅力でしょう。

容量は、やはり4GBは欲しい所です。実際に使っていて感じたのですが、4GBというと、CDにして約100枚が収録出来ます。100枚というと多いようですが、例えば大好きなミュージシャンがいて、そのミュージシャンが活動10年以上だったりすると、CDも15枚くらい出ていたりします。好きなミュージシャンが10組もいれば、簡単にCDは100枚くらいになりますし、その全ての曲を覚えていることも簡単です。つまり4GBは決して多くはないのです。

マニアックな使い方になるのかも知れませんが、ガイド納富のお勧めのiPodの使い方としては、iPod 60GBに音楽コレクションをたっぷりと詰め込み、その中から厳選した4GBをnanoに収録。普段はnanoを持ち歩き、長く電車に乗る日や、ドライブの日、旅行の時などは60GBを使う、というのが最高だと思っています。

形状の変更にまつわる使いこなし色々

底面隅に配置されたヘッドフォンジャックがくせ者

では、nanoの具体的な使いこなしの上で気がついた点を紹介していきましょう。まず、最大の変化は、ヘッドフォンジャックが本体底面に付いた点。これは、新しいオプションである、ヘッドフォン付きネックストラップに対応させる意味もあったと思うのですが、賛否両論ありそうな変化です。

普段使う分にはジャックが下にあっても困ることはないのですが、例えば鞄や胸ポケットに入れていて、「HOLD」ボタンをオンオフするときに、ちょっとボタンが遠くなるとか、iPod用のスピーカーのほとんどが、ヘッドフォンジャックが上に付いていることを前提にデザインされているので、使い回しが出来ないとか、せっかくshuffleと同じような大きさなのに、ヘッドフォンの穴の位置が端に寄り過ぎていて、ケース類の流用が難しいなど、ちょっと使ってみただけでも、不便な点が多くみつかりました。

もっとも、今後周辺機器が増えれば解決するような問題ばかりですが、今までのグッズも出来るだけ流用したいと考えるガイド納富としては、今一つ不満ではあります。リモコン端子も無くなっているので、miniでは利用できる、FMトランスミッターや、音声録音用マイク、リモコンなどが利用できないのも寂しい所です。

歌詞表示機能に対応し、ストップウォッチも内蔵

iTunes5で登録した歌詞を表示できる

内部的には、iTunesのバージョンアップで新しく搭載された歌詞の表示機能に対応したのが嬉しい所です。iTunesの方で歌詞を登録しておけば、nanoの方でも表示することが出来ます。再生画面で中央のボタンを押すと、再生画面(音量表示)→再生位置表示→ジャケット写真拡大表示→歌詞表示→マイレート設定画面→再生画面、と表示が切り替わるわけです。

従来でも「メモ」機能を使って歌詞と音楽を対応させることが出来ましたが、nanoでは音楽ファイル内に歌詞を埋め込めるようになったということです。歌詞の取得には、MacでもWinでも使えるフリーウェア「Sing that iTunes!」がお勧めです。

詳細に時間を計測できるストップウォッチが付いた

他にも、ラップタイムも計れるストップウォッチが内蔵されたり、世界時計のデザインがカッコ良くなったりと、液晶画面がキレイになったことで使いやすくなった内臓機能のバージョンアップが魅力的です。カラー液晶ならではのジャケット写真表示も、どうでもいいようであれば嬉しい機能です。ジャケット写真データの収集はWinなら「iTunesのお供に~ちゅねとも」、Macなら「CLUTTER」がお勧めです。

次のページではnanoと、今手に入る周辺機器の組み合わせ例を紹介します




ドッグやACアダプターは再利用できる

古いiPod用のドックもちゃんとnanoで使える

大きさが変わっても、ドッグコネクターは従来機と共通です。なので、miniやiPod用のドックを持っていれば、それを流用することも出来ます。ドックからパソコンのUSBに接続すれば、曲の同期も充電もOK。Firewireのケーブルしかなくても充電は可能です。

そう、充電ならFirewire経由でも行えるので、iPod用のACアダプターとドックコネクタ用のケーブルを持っているなら、パソコンに繋がなくても充電が出来るわけです。iPodとnanoの両方を持っていく旅行でも、ACアダプタは1個で大丈夫なのです。古いiPodを持っている人なら、ドックやACアダプターは必ず持っているはずですから、nanoへの買い替えは結構お得ですよ。

バード電子の製品はnanoで使えるものが沢山

まだ周辺機器や対応グッズが何も無い状況のnanoですが、サイズが小さいため、色々と流用できるグッズがあります。特にバード電子からiPod Shuffle用に作られた製品は、まるでnanoのために作ったのではないかというものが沢山あります。

nanoに最適なバード電子「Shuffle Tシャツ」3780円

例えば、このshuffle用ポケット付きの「Shuffle Tシャツ」。このポケットが誂えたようにnanoにぴったりなのです。ヘッドフォンのケーブルをボタンホールに通せば、走ってもnanoが抜け落ちることはありません。

是非nano用も欲しいバード電子「Swing Shuffle」3980円

また、やはりshuffle用に作られた、「Swing Shuffle」もnano用として使えます。ヘッドフォン用の穴の位置が違うので、プラグがL字型に曲がったタイプのヘッドフォンしか使えませんが、nano本体の他、ヘッドフォンケーブルや名刺などを収納して、ベルクロで鞄のストラップに装着したり、D管で腰にぶら下げたり出来る優れ物。バード電子さんには、是非、「Swing nano」を作って欲しいところですが、それまでの繋ぎには十分過ぎる使い心地の良さです。

他にも、バード電子の製品では、「コダックスピーカーEZ7WB」や、「サイコロスピーカーEZ13」「おやすみスピーカー」「ピロースピーカー」など、nanoで使ってこそ真価を発揮しそうなツールが沢山あります。


ガイド納富の「こだわりチェック」

nanoは、そのサイズ、デザインから、従来のiPodとは全く違った周辺機器や、新しいデザインのケースが沢山登場する製品だと思います。既に、名刺入れタイプのケースなどが発表になっているようですし、財布と一体化したもの、携帯ケースと一体化したものなどは、すぐにでも登場しそうです。

そこでガイド納富も、前にガイド記事で紹介した「特製ブックカバー」にもnanoポケットとヘッドフォンを引っ掛けるゴムを付けて、「ブックカバー・ナノ」を作ってみました。nano部分がグリップの代わりになって本のホールド感が良く、使ってみたら、中々良い感じでした。

ガイド納富特製ブックカバーをnano対応に

収納時は、ヘッドフォンの先をゴムに引っ掛けて、ケーブルごと本をくるみこむようにしてゴムバンドで留めれば、鞄の中に放り込んでもケーブルが絡むことも無く、本も傷みません。この「ブックカバー・ナノ」は、ガイド納富のハンドメイドですので、欲しい方はガイド納富までご連絡を。

ガイド納富でさえ、思わずグッズを製作してしまうほど、「モノ」としての魅力に溢れたnano。今後、どんな周辺グッズが発売されるのか、本当に楽しみです。モノ好きなら、そのためだけに買っても良いくらいです。


<関連リンク>
AppleのiPod nanoページ
ベーシックな機能がきちんと紹介されている「MacOSの使い方」ガイドの記事「iPod nanoは買いか?」
他機種との比較や写真が豊富な「オーディオ・ビジュアル」ガイドの「iPod nano購入レポート!」
初日購入の超速報レポート「ノートパソコン」ガイドの「iPod nano速報レビュー」
こんふぁぶログさん作、歌詞表示のフリーウェア「Sing that iTunes!」のWin版はこちらからダウンロード
こんふぁぶログさん作、歌詞表示のフリーウェア「Sing that iTunes!」のMac版はこちらからダウンロード
「Sing that iTunes!」をWindowsで使うために必要なツール「Konfabulator」は、ここで入手
Mac用ジャケット写真収集ツール「CLUTTER」は、ここから入手できます
Win用ジャケット写真収集機能も便利なHiro Iroさん作の「iTunesのお供に~ちゅねとも」は、こちらから
バード電子「Shuffle Tシャツ」のご購入はこちらから(こちらはMサイズ。他にLとSがあります)
バード電子「Swing Shuffle」のご購入はこちら
バード電子×suono「ピロースピーカー」紹介記事はこちら
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