「コーズ」「ヒロム・タカハラ」などの大御所ブランドも紹介してますが、まずはこれから注目しておきたい、新進ブランドから。


一押しのドメブラ。
「ラ・メトル・チュ・ル・モンド」はハリランでも大ヒットしてる、現在要注目の新進ブランドです。反り返ったトウに切りっ放しの帆布処理を施すなど、ミニマム全盛の今、デコラティブな仕上げは新鮮。ここんちがこよなく良いのは、空洞化が叫ばれて久しいこの業界で、国産にこだわり、日本の靴メーカー(といっても少人数の小さなトコばかりで、“コウバ”といった方がしっくり来る)とがっぷり四つで靴づくりに取り組んでいることでしょう。価格右/2万3000円、左/2万9000円(問/d.o.b tel.03.5808.2619)


靴屋でひそかに売れてるブランド。
今、感度の高い靴ってほとんどが洋服屋にもってかれちゃってるんだけど、なかで靴屋で頑張ってるブランドがこの、「リゾ」。スペインのブランドで、イギリスの有名なショップ「オフィス」などで展開してる。サイドの巻上げが特徴のこの靴、ポスト・ルーディックあるいはポスト・カンペールと見ています。エージェントは虎靴でおなじみの野口彦。価格1万7800円*ゼブラ柄は価格未定(問/野口彦tel.06.6647.1776)


懐かしブランドが新鮮。
同じく野口彦がエージェントを務める「トラッパーズ」も新作がいい。確か、90年初頭のインポート・ブームのころにずいぶんと市場に出回ったブランドで、久しぶりに見ましたが、ロウビキもキャンバスも、どちらも素材感がソートー良いです。筒部分に施されたアーガイル柄の刺繍はトラディショナルです。価格上/2万5800円、下/2万9800円(問/野口彦tel.06.6647.1776)


ベスト・オブ・ザ・こだわり。
メルマガでも予告した、「コーズ」の新作スニーカーがこれ。一見なんてことないスニーカーだけど、随所にこだわりが詰まっていて、例えばシューレースに沿ってトップラインにまで伸びる二つのライン、あるいは鯨の尾っぽをイメージしたというカウンターの処理。“ならでは”の上手さ。思わずオーダー、つけちゃいました。価格ローカット/1万5800円、ハイカット/1万6800円(問/ジャック・オブ・オール・トレーズtel.03.3401.5001)




洗練されたオヤジ靴。
トリは今や海外のショップにも並び始めた「ヒロム・タカハラ」。形容矛盾したタイトルですが、写真を見ればそれも納得。ディテールは靴屋の店頭ワゴンで見かけるものですが、長めのノーズが全体をスタイリッシュに仕上げてくれました。デザイナーの高原さんによれば、ヒールインさせたその靴はスニーカーのような履き心地だそーです。価格3万8000円(問/ロエンtel.03.5725.6797)