ラバーソールで靴を補強して長持ちさせよう

ラバーソールで靴を補強して長持ちさせよう

靴を長持ちさせる方法にはいろいろあります。以前の記事でもいくつかの方法を紹介しました。まず、靴を脱いだら形が崩れないようにシューキーパーを使用すること。雨や雪の日に靴(特に革底の靴は厳禁)をはかず、専用のブーツなどをはく。靴は最低でも3足用意し、同じ靴を毎日履かない。3足の靴をかわるがわる履き、靴を休ませる。革が傷まないように靴クリ―ムを定期的に塗りこむなどなど。今回の記事では、これに加えて、僕が行っている靴を長持ちさせる方法をご紹介したいと思います。
 

傷みやすいのは靴底

昔、僕がすごく気に入っていた靴がありました。タニノ・クリスティというブランドで、しっかりとした作りのよい靴でした。はき心地がよく、気に入っていたせいもあって、毎日その靴ばかり履いていたのです。その頃は、靴が傷むことなどあまり気にせず、好きなものを毎日履いていたらよいと思っていました。そして、その靴を履き始めてから一年もしないある日、靴の底を見てみると革が擦り減ってぽっかり穴が空いているではありませんか。結局、その靴はオールソールを取り替えたのですが、そのときに「靴をもっと長持ちさせる方法はないものか?」と考えました。
 

新品の靴にラバーソールを張って補強

そこで、始めたのが新品の靴の底にソールを張って、擦り減りを防止することです。新品の靴にソールを張るなんて二重の出費になると思うかもしれませんが、好きな靴が長持ちすれば、それはそれで割安なのです。それでは、どのようなソールを張ればよいのか?新品の靴はまだ全然擦り減っていない状態なので、分厚いソールよりも、できるだけ薄い補強用ソールを張ります。ソールの素材にはレザー(革)とラバー(ゴム)がありますが、補強のためにはラバーソールを使用します。サイズは靴の前方半分をカバーするハーフソール。新品の靴にラバーソールを張っておけば、ラバーソールが擦り減らないかぎり、靴底の革が擦り減ることはないのです。また、これには滑り止めの効果もあります。僕がこの方法を用いるようになってから、靴底がだめになって、靴が履けなくなってしまったことは一度もありません。靴を買い替えなければならない頻度が少なくなったわけです。結局、ラバーソール代はかかったけれど、靴を買い替える必要がなくなったわけですから、得なんですね。次回、新品の靴を買ったら、せひこの靴を長持ちさせる方法をお試しください。
 
上の靴がラバーソールを張らずに履き続けている靴。下が新品のときにラバーソールを張って履いている靴。下の靴はラバーソールをはがせば新品の状態の靴底が維持されており、靴を長持ちさせることができるのです photo:石井幸久

【関連記事】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。