ビジネススーツの基本はネイビー

エディフィス
ハイゴージのスーツにフォーマルな印象のシャツ&タイの合わせが今年流です。2ボタンスーツ7万8750円(エディフィス)、クレリックシャツ1万3650円(エディフィス)、シルバータイ1万3650円(フランコ バッシ)。エディフィス渋谷tel.03-3400-2931
最近のフレッシュマンやリクルーターはブラックスーツを好むようですが、10年ほど前なら、就職活動ではネイビーの無地が主流でした。

かつてはパワースーツと呼ばれ、NYのウォール街に勤める金融系ビジネスマンはネイビースーツがユニフォームと言われたほど。ロンドンの中心部にある金融街でもネイビーのスーツが基本です。ただしこちらはストライプが主流となります。

一方、日本のビジネスマンにとってもネイビーはやはり馴染みやすく、日本人の肌とネイビーは相性が良い色とも言われ、ネイビースーツは誠実で信頼性のおけるビジネスマンを印象付けます。

では、今年らしいネイビースーツとはどういうものでしょうか?

ネイビーにストライプがトレンド

ピンストライプ&ラペル
無地よりも、ストライプが旬。しかも、ピンストライプをチョイスし、ラペルも適度な幅を選びましょう
ネイビーの無地よりもストライプを。これが今のネイビースーツの主流です。ストライプはあまり幅が太いと、ちょっと印象が強すぎるため、細めのピンストライプぐらいがちょうど良いでしょう。シルエットはやはり細身のラインを選んで、シャープに着ることが重要です。

お洒落なネイビースーツのポイントは、ゴージラインの高さで決まります。ゴージとは、ラペルの上襟と下襟を繋ぐ部分のこと。ゴージの高いスーツは、モダンで若々しく新鮮な印象を与えます。

このラインが高いものを選ぶことが大前提となります。目安としてはシャツ衿の剣先より上になるような位置のデザインを選ぶとよいでしょう。

また、ラペルの幅は、細ければ細いほどモダンですが、あまり細すぎるものはデザイナーズブランドのスーツに見えてしまいがちですので、ファッション性が高く、職種によっては遊び着に思われるかもしれません。このあたりは好みにもよるのですが、適度な細さと適度な高さを自分なりに選択する必要があります。


次のページでは、シャツとネクタイのトレンドを紹介します。

シャツ&タイはフォーマルを意識して

Vゾーン
クレリックシャツ+シルバータイでドレス感を演出
コーディネートのテーマはずばり「フォーマル」。ビジネススーツにフォーマルの要素を加えることで、ネイビーストライプのスーツもぐっと新鮮に映ります。白無地のシャツに、小紋柄のプリントタイより、ドレス感のあるものを合わせるとお洒落感が高まるのです。

シャツは今流行のクレリックシャツを選びます。クレリックシャツとは衿と袖が白地に切り替えられたストライプシャツのことで、袖を切り替えていないものもあります。元々は汚れたり擦り切れてしまったときに、いつでもどこでも手に入りやすい白無地で衿と袖を作ったシャツなのですが、イギリスのチャールズ皇太子が2度目のご成婚のときに着たことでフォーマル服として認められたといわれています。余談ですが、フォーマルの基準は、ヨーロッパの王侯貴族が作っているといっても過言ではありません。

ネクタイはシルバーを。最近では結婚式などでも、白タイよりシルバータイを結ぶ人が増えてきました。ホワイトタイは最上級のフォーマルとされますが、モダンな色味という意味でもシルバーが有効です。ピカピカの金属光沢のあるものより、銀糸を織り込んだ織り柄入りをチョイスし、遠目には無地にみえるようなシルバータイがよいでしょう。

クレリックシャツとシルバータイでネイビースーツをコーディネートすれば、これまでとはひと味違ったビジネススタイルが完成します。ビジネスマンにとってスーツは日常着ですが、スーツの流行は実にゆっくりと進行しくので、昨年とは少しだけ変えるという意識を持って着ることを忘れずにいてください。


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