全アイテムが揃うフラッグシップショップ

GANZO
青山にオープンしたGANZO本店。通りに面する壁面にはガラスを採用し、本格的な革小物ブランドとは思えないモダンな雰囲気に。表参道の方から路地を入ると、右側にこの景色が見えてきます。Photo:石井幸久
身に着けるウエアが少なくなる季節は、アクセサリー使いがキーポイント。スタイリッシュな印象はもちろん、大人の男としてのクラス感も醸し出したいものです。そこで携えたいのが、本物のレザーアイテム。上質な素材の放つ風格は、それを持つ人の品格までアップしてくれるに違いありません。

今回は特にGANZO(ガンゾ)というブランドに注目したいと思います。というのも、青山に本店がオープンしたからです。表参道から少し入ったところにあるフラッグシップショップは圧巻の品揃え。GANZO(ガンゾ)の全ラインナップが揃っています。
GANZO
GANZOの全アイテムに加え、GANZO fico、GANZO epoiなども揃えた豊富な品揃えが特徴。素材の説明なども詳しく提示されているので、見まわすだけで革小物に詳しくなれそうです。Photo:石井幸久
さらには、不変的なスタイルを根底に持ちながら、時代に応じて変化する「色」「形」「機能」「楽しさ」の追求に答え進化していくGANZO fico(ガンゾ フィーコ)、カラフルでハイセンスなレディスラインGANZO epoi(ガンゾ エポイ)なども展開しています。

次のページからは、GANZO(ガンゾ)のこだわりを掘り下げていきます。


使いやすくて美しいレザーブランド、GANZO

コードバン、ブライドルレザー、クロコダイル、リザードといった素材を世界中から厳選し、その特性などに合わせてなめし方や製造方法を変えるなど、妥協なき追求を貫いて生み出した最高級のクオリティがGANZO(ガンゾ)の最大の魅力です。日本文化を知り尽くした職人の手によるきめ細やかさが、使いやすさ・美しさ・ぬくもりの共存を実現させています。
GANZO
GANZOの全アイテムに加え、GANZO fico、GANZO epoiなども揃えた豊富な品揃えが特徴。素材の説明なども詳しく提示されているので、見まわすだけで革小物に詳しくなれそうです。国産コードバンのウォレットは2万9400円。北米産コードバンは4万2200円。Photo:石井幸久
メインの素材のひとつはコードバン。と言っても、種類はいろいろあります。例えば、写真の下段にあるふたつ折りのウォレットは、北欧産の原皮を国内で仕上げたコードバンを使用しています。手間のかかる水染めを施し、オイルフィニッシュまで加えています。

上段のウォレットには、ホーウィン社製コードバンを使用。アメリカで唯一コードバンを作ることができるタンナーは、伝統的な技術を守り抜いています。特徴は、奥行きのある色合いと、オイルを多く含んでいるゆえのしなやかさや柔軟性。またウォレットの内革には、上質なイタリア産ショルダーヌメを採用しています。

ちなみに両ウォレットとも、コバ(革の裁断面)は「切り目本磨き」でシャープに仕上げています。量産品でよく行われる「へり返し」(革の端を折り返して縫う方法)とは異なり、コバを裁ち落としで仕上げ、何度も磨きをかけているのです。一流の職人だからこそできる技法は「へり返し」に比べ何倍も手間が掛かりますが、コバを薄く美しく、上品に仕上げることができます。
GANZO
ディスプレイのすぐ隣に作業ブースがあり、その向こうにレジがあります。アトリエとショップが一体化した空間が独特です。Photo:石井幸久
「お客様と近い距離感で、GANZOのモノづくりへの情熱と細やかな職人技をお伝えし、お客様のご希望をじっくりと伺いながら、最高品質のアイテムを創り上げていきたい」。そんなコンセプトは、ショップの一角に設けられたアトリエに表れています。そこで作られるのは…

次のページでは、青山店ならではのアイテムなどを紹介します。


GANZO 本店では、セミオーダーを注文することもできます

セミオーダーは原則的に、お店で用意しているアイテム、
素材やステッチカラー・金具を選んで自分だけの革小物ができるというもの。
また、購入したアイテムには基本的に名前を入れることができます。しかも無料。

さらに、その10分程度の工程を目の前で見ることもできます。
ショップ内のアトリエで名前を入れてくれるのです。
GANZO
グリーンやパープルのクロコなど、ほかにはないアイテムに出会えるかもしれません
またお店には、限定のアイテムも随時リリースされています。例えば、下の写真のカードケースはデザイン自体がスペシャル。左右各6枚+内側にもカードなどが入れられる優れものです。
GANZO
右のカードケースはカーフレザー素材で3万1500円。左はコードバン製で3万4650円。内側とのツートーンが特徴的です。Photo:石井幸久
GANZO(ガンゾ)のラインナップは小物がメインですが、トートバッグといった大きめのバッグも並んでいます。
いずれにせよ、デザインに加え、素材もさまざま。安い買い物ではない分、実際に手に取ってみて、質感や重さ、大きさやデザイン、収納力や使い勝手をチェックして、素晴らしいと思えるものを購入するのが賢い方法だと思います。

【ショップデータ】
GANZO本店
・住所:東京都渋谷区神宮前5-2-7
・電話:03-5774-6830
・営業時間:11:00~20:00
・休日:第3火曜

【関連サイト】
AJIOKA

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