暖かいシーズンに相応しい爽やかなスタイルと言えばマリン。その着こなしを締めくくる足元の定番がデッキシューズです。今シーズンのトレンドとなっているアイビープレッピーといったアメリカントラッドとも相性抜群なので、是非とも履きこなしてください。

ちなみにデッキシューズは文字通り、甲板(deck)で履くために生まれました。水に強いアッパーや滑らないように工夫したソールなどがその証しです。そんな機能性も併せ持つデッキシューズの中でも、今季お勧めの5足を、カウントダウン形式で紹介します。

第5位:カラフルなチャーチ

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4万4100円/チャーチ(チャーチ ジャパン TEL:03-5466-3454) Photo:石井幸久
チャーチは、1873年にトーマス・チャーチが創業し、エリザベス女王から表彰を受けたこともある有数な英国ブランド。設立当初から一般向けの靴を製造していましたが、第二次世界大戦中は軍用靴も製造していました。そして、いま現在はラグジュアリーブランドとしての地位を確立しています。

写真の一足は、イエロー、ネイビー、ホワイトという3色のカラーリングがポップ。周囲とは異なった個性ある靴を選びたいという人にお勧めの一足です。足元にアクセントをつけたい時はもちろんですが、長めのノーズが都会的な雰囲気を醸してくれるので、意外と履きこなしやすくなっています。

第4位:履きまわしやすいアルフレッド・バニスター

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2万9400円/アルフレッド・バニスター イン(アルフレッド・バニスター代官山店 TEL:03-5458-5010) Photo:石井幸久
知らない人も多いかもしれませんが、実はアルフレッド・バニスターはドメスティックブランドです。日本人向けに日本人のデザイナーが創作しているので、デザイン性と履きやすさを兼備。幅広いラインナップも特徴で、性別を問わず人気があります。

今回紹介するのはアルフレッド・バニスターらしいシューズ。ノーズが細めに作られており、モードなファッションに組み合わせたい人にピッタリです。グレーレザーがシックなので、合わせるパンツを選びませんし、モカシンに近いデザインなので履きこなすのも容易いはずです。かかと部分にはクッション素材が使用され、長時間履いても疲れにくくなっています。


次のページでは、3位と2位のシューズを発表します。

第3位:オーセンティックなアントニオ マウリッツィ

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3万9900円/アントニオ マウリッツィ(渡辺産業プレスルーム TEL:03-5466-3446) Photo:石井幸久
アントニオ・マウリッツィ氏により1972年に、創業されたのがアントニオ マウリッツィ。靴や革製品の生産地として知られるイタリア中部マルケ州のコリドニア市でスタートしました。大きな特色はバランスの良さ。ファッション性や耐久性、履き心地に優れている上、プライスも良心的。また、職人的物作りの感覚を残しつつ、生産効率を高めることにも成功しています。

写真のデッキシューズは、ネイビーとホワイトというマリンスタイルの定番カラーを採用。その落ち着いた印象は、どんな着こなしにも合わせやすいハズです。デザイン自体もオーソドックスですが、全体的には細めのフォルムで作られているため、モダンな雰囲気も放ってくれます。

第2位:清潔感あふれるパラブーツ

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2万5200円/パラブーツ(ドゥ・コート デザインワークス銀座店 TEL:03-3562-8277) Photo:石井幸久
「全ての製品に本物の信頼性と高い品質、そして魅力を」というコンセプトのもと、1919年に設立されたフランスのブランドがパラブーツ。柔軟性、防水性、快適や清潔を保証するために、革の厳格な選択、裏地のキルティング、コルクを敷きつめたインソールなど、あらゆる面の細部に注意をはらっています。

そんなパラブーツの定番デッキシューズが「バース」です。フランス海軍の公式靴なので、品質も申し分ありません。例えば、型崩れの少ない水に強くてレザーをアッパーに使用しています。ほかのカラーも展開されていますが、今季ならホワイトがイチオシ。どんなカジュアルスタイルもクリーンに仕上がりますし、モードやドレスなテイストが強い着こなしにも似合います。


次のページはいよいよ、1位のデッキシューズを紹介します。

第1位:ドレッシーなシップス ジェット ブルー

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2万9400円/シップス ジェット ブルー(シップス ジェット ブルー渋谷店 TEL:03-5728-3006) Photo:石井幸久
実はこのシューズ、制作を手掛けているのはストックトンという靴ブランド。約30年前にイタリア・トスカーナ地方で設立されて以来、品質、エレガンス、ラグジュアリー、モダンを信条に掲げ、信頼を高めてきました。素材の選定や生産工程のすべてをイタリア職人の手によって国内で完結しているのが大きな特徴です。足に馴染む上質なレザーを使って履きやすさにこだわり、長く愛用できるシンプルで上品なデザインに仕上げているのです。

1位に選んだ写真のデッキシューズは、ブラックにホワイト効かせたドレッシーな雰囲気が独創的。エナメルの光沢が最上級のエレガンスを振りまいてくれます。羽根にはスウェードを使用しているので履き心地はソフト。王道的デザインを素材でアレンジしているので、飽きずに使えそうな逸品。



今回は、これからの季節にお勧めのデッキシューズを紹介しました。基本的には、白いパンツに合わせればマリンテイストが漂い、チノパンを選べばアメトラ調になります。また、ジーンズやミリタリーパンツを使ったワイルドな着こなしの「ハズシ」としても使えます。いつものスニーカーや革靴から履き変えるだけで今季らしさが溢れ出しますので、挑戦してみて損はないと思います。

【関連サイト】
アバハウスインターナショナル
渡辺産業
シップス

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