文章 : 佐藤 明男(All About「男のヘアケア」前ガイド)
ここのところ真夏のようなピーカンが続いたこともありましたが、梅雨はこれからが本番です。このじめじめの季節は、実は髪の毛にとって大切な時。今回は、梅雨時のヘアケアの注意点をご紹介します。前半は「屋外でのダメージ」「屋内でのダメージ」、後半は「それらの対処法」です。

屋外でのダメージ
降っても晴れても髪には悪影響が!

いつ雨が降ってきてもいいように、天気予報は要チェック!
●雨についた汚れ
梅雨といえば、来る日も来る日も雨、雨、雨。ぱらぱらくらいのちょっとした雨なら、たいして濡れないだろうと傘をささずにすませてしまうなんてこともあります。
でも実は降り始めの雨には、空気中にあるホコリなど、いろいろな物質が取り込まれているんです。毎日の雨に慣れてしまい、「ちょっと濡れるだけだから」なんて軽い気持ちで雨に当たると、頭皮に汚れを受けてしまうことに……。それが、毛穴を痛める要因となってしまいます。

●紫外線
また侮れないのが、5月頃からが強くなり始めている紫外線です。「まだ夏前だし、陽射しもそう強くないから大丈夫」などと油断していませんか?
紫外線は雲を通過するので、実はくもりの日でも雨の日でも、あなたの頭は紫外線を浴びているのです。紫外線は、髪と頭皮を日焼けさせ、乾燥させます。キューティクルをはがし、頭皮を傷つけ、抜け毛、薄毛を招く大きな要因となるのです。

屋内でのダメージ
快適な環境に潜む落とし穴!

●毛穴をふさぐ皮脂
快適な室内でも、頭皮は戦っている!
じめじめとしたこの季節は、室内でも油断できません。梅雨時は普通、湿気を解消するために、エアコンを冷房か除湿運転させます。そこで、汗をかいた頭皮はエアコンの冷気によって乾燥し、また動くと汗をかき、また乾燥するということを繰り返します。汗をかいた頭皮が乾燥すると皮脂が固まり、毛穴を詰まらせます。そんな状態でまた汗をかき……。悪循環ですね。
毛穴が詰まると髪が十分に成長する環境が阻害され、薄毛を招く原因となります。


●雑菌の繁殖
皮脂が固まり毛穴をふさいでいる状態の頭皮には、それをエサとして雑菌が増殖します。特に湿気の多い梅雨の時期は、雑菌はより繁殖しやすい状態になっています。これらは毛根に悪影響を与え、髪の毛の成長を妨げ、髪のさまざまなトラブルの原因になるのです。

【梅雨時の髪と頭皮の問題点】
・雨といっしょに汚れが頭皮につく
・意外と多い紫外線を浴びてしまう
・皮脂が毛穴を防ぐ
・雑菌が多く繁殖する

続いては「汚れと紫外線から髪を守る方法」など、
問題の解決策を!