スズキ車過去最高のハンドリング


新しいスイフトはスズキが小型車のジャンルに改めて挑戦しようとするクルマです。しかも日本はもちろんのこと、中国、インド、ハンガリーと、世界4極で生産する世界戦略車として位置づけられているだけに、ヨーロッパで熟成を進めるなどこれまでのスズキのクルマ作りとは違った開発手法が取られたといいます。

スタイリングはオーソドックスなものの、欧州車のテイストが漂っています
軽自動車では一番のスズキも、小型車販売のネットは十分ではありませんから、日本市場で大ヒットというのは難しいと思いますが、世界的にどこまで売れるか大いに注目されるところです。

これまでのスズキ車は、カルタスを皮切りに何車種もの小型車を持っていましたが、エスクードを除くと基本的には軽自動車用のプラットホームを使って作られたクルマがほとんどで、小型車としての魅力に乏しいクルマが多かったのが実情でした。

今回のスイフトは、スズキが改めて世界的に小型車市場に本格参入するために、プラットホームから新しく開発し、ヨーロッパで熟成を進めるというこれまでにない作り方をしたクルマです。それだけのことはあって、今までに乗ったスズキ車の中で、最も良くできたクルマでした。特に好感がもてたのはしっかりした感じの足回りで、ちょっと硬めの印象が強いのですが、安定感の高さに好感がもてました。

インテリアの質感も大幅に向上。安っぽさは全くなくなった
エンジンの動力性能は中低速域のトルクはまあ平均レベルですが、やや高めの回転数まで回すと元気の良さがはっきりと体感できます。コンパクトカーの中ではけっこうスポーティなクルマといえるでしょう。

インテリア回りもオーディオのパネルなどに工夫が凝らされていて、けっこう見栄えの良いクルマになっています。それでいて価格は相当に割安感のある設定になっていますから、かなり魅力的なコンパクトカーといえるでしょう。

ただ、スズキの小型車の販売網は決して充実しているとはいえず、国内で販売台数を稼ぐには相当に頑張らないといけません。当面は、日本、ハンガリー、インド、中国のうち、日本での販売台数が最も少なくなりそうな感じです。

関連サイト
スズキ公式HP
期待のNEWスイフトがデビュー
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