21世紀を迎えた今年。どうやら世の中はベビーブームのようで、今年出産を控えているお家というのは、とても多いようです。かくいう私もその一人ですが、そんなプレママ達が用意するアイテムの一つに、ベビーシートがあります。初めて選ぶベビーシート。いったいどういうものを選べばいいのか、迷っているという話を耳にします。そんな中でもよく聞かれるのが「新生児用のチャイルドシート(ベビーシート)はベッド型がいいの?」ということ。実際、今の日本では様々な情報が飛び交っていて、雑誌などを見てもとても混乱してしまう。大切なベビーですもの、まずは安全に使えるモノがイイにきまっている。ところが・・・・。

ここで少し話しを海外に持っていきたい。ちなみに日本はチャイルドシートに関しては、とても遅れている。ユーザーだけでなく、メーカー、そしてお役所にいたるまで、法制化の動きが起こる2~3年前まで、ほとんどその知識はなかった。それに対して欧米ではすでに10年以上の歴史があり、様々な研究がされてきている。

色々な海外の学者、メーカー研究者などと話しをしていると、今、日本で問われている問題はほとんど以前に結果が出ており、その上で次の段階に進んでいる。それでもまだ「これが絶対」という安全性がないと、苦労しているのだ。そんな歴史を踏まえた上で、ここでは海外で出た結論を基に、話を進めてみたい。

健康な新生児の場合は、ベッド型である必要はないという。椅子型は障害が出る可能性が・・・・という話もあるが、欧米ではすでに10年以上椅子型が愛用されていて、椅子型による障害などの報告はない。ただし必ず後ろ向きで装着すること、そしてベビーシートの取り付け角度を45度以上にしないこと。この二つを必ず守った上での話だ。後ろ向きの理由は、頭が重くまだ首などがしっかりしない赤ちゃんは、万一の際、衝撃を背中(面)で受けて力を分散させる必要があるから。この力を分散させることを考えると、現在のところクルマにベビーシートを装着するには、世界的この後ろ向き以上に安全なベビーシートは無い、と言われている。そのため米では、未熟児や呼吸障害などがあり、椅子型に座らせられないと医師の診断書がある場合のみしか、ベッド型の使用が出来ない。